異常に非ず

異常に非ず

2,750円 (税込)

13pt

昭和54年大阪、猟銃を持って銀行に侵入し、四人を殺害して立て籠もった花川清史は香川からヘリで駆け付けた母の説得を拒絶し、射殺された。事件解決後、新聞記者は犯人の生涯を掘り起こし、母は問い直し、愛人は振り返る。『ホテルローヤル』『家族じまい』などで親子、愛憎を描いてきた著者がその究極に迫る長篇小説。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • タイトル
    異常に非ず
  • タイトルID
    2201605
  • 電子版発売日
    2026年04月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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異常に非ず のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     銀行人質立て籠り事件の詳細が描かれているものと思っていたが、事件そのものについては全くと言っていいほど触れられておらず、犯人、その母、その愛人、事件の背景を追う記者達とその家族が複合的かつ丹念に描かれた力作。
     章立てがなされていないのは、若干読みにくい。

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    読み終わったあとでこれが実際に起こった事件をモチーフにしていると知った。
    事件自体よりも、清史の生きにくさがすごく痛々しかった。遅くに生み目の中に入れても痛くないほど可愛がった母親の苦悩や、8年一緒に過ごした亜紀の追い詰められた感じが、読後もどんよりと頭の中に残る。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    実際に起きた三菱銀行人質事件の犯人梅川昭美を題材にしているので、小説というよりも脚色あるノンフィクションの趣のある小説だった。

    「他人の痛みに無頓着で、いま自分がどう見えるかばかり気にしている」という花川清史を表す言葉が犯人像として印象に強く残る。
    直接的に犯人を描かず、母親と愛人から犯人清史の渇

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    文中の近藤こと近藤勝重さん。懐かしい名前が巻末の著書の献辞にあった。いまは無い名物番組TBSラジオ「荒川強啓デイ・キァッチ!」のコメンテーターや川柳選者として大好きな人物であった。あの近藤さんの大阪時代がいきいきと活写されていて、主題と合わせて感慨深く読んだ。

    0
    2026年05月16日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけ見たらどんな本なのか全く分からず。この事件を知らなかったが、実際に起きた事件がもとになっているようだ。花川という男とその母の生涯。主人公はむしろ母親かな。こういう史実に基づいた話は好きなので面白かったです。分厚いです、一週間毎晩少しずつ読んで読み終えました。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    昭和54年、銀行で起こった立てこもり事件で4人を殺したのち射殺された男は、自分は異常ではないという言葉を残した。犯人死亡によりその動機も何もわからない事件を掘り下げる取材を行う新聞記者の海原は、犯人の花川と同い年。その世代独特の生きづらさに共感しつつも、なぜ花川が凶行に至ったのかを追求するため、花川

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    1979年、大阪で起きた「三菱銀行人質事件」。犯人は行員・警察官の4人を射殺し、裸にした女子行員を人間バリケードにして42時間立てこもった末、突入した機動隊によって射殺されます。本作は、事件後、犯人像を明らかにすべく新聞社の記者たちが、犯人の生い立ちから犯行に至るまでを調査する姿を描いたフィクション

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    大変な労作で面白かった。

    あの異常犯罪の犯人の「真実」の物語ではない。もちろんノンフィクションを下敷きにしたフィクションなので「真実」には辿り着けない(辿り着かない)のは当然ではあるが、主人公は犯人の母と、情人と、取材する記者たち。
    社会に媚びる生き方しかできなかった人間が社会に復讐をする、という

    0
    2026年05月10日

    Posted by ブクログ

    昭和54年、大阪の銀行内で4人を殺して立てこもった事件を題材に彼を駆り立てたのは何だったのか?を当時の記者目線で、フィクションとして描いたもの。

    どこまでが、実際に遭ったことなのかがあやふやになってしまったのだが、確かにその時代に事件はあり、薄っすらと覚えている。
    だが、当時はまだ学生であり、四国

    0
    2026年05月12日

    Posted by ブクログ

    なんというか フィクションとノンフィクションがごっちゃで 何を読んでいるんだろう?というモヤモヤを抱えながら読み終えた。どの人物も救われないなぁ〜は 桜木紫乃さんなら ありだけど なんか ほんとにもやっとしたまま 終わった感じ。タバコの煙 男たちの汗 夜の女の矜持.......昭和感あふれてた。

    0
    2026年05月09日

異常に非ず の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • タイトル
    異常に非ず
  • タイトルID
    2201605
  • 電子版発売日
    2026年04月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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