異常に非ず

異常に非ず

小説・文芸
2,750円 (税込)

13pt

昭和54年大阪、猟銃を持って銀行に侵入し、四人を殺害して立て籠もった花川清史は香川からヘリで駆け付けた母の説得を拒絶し、射殺された。事件解決後、新聞記者は犯人の生涯を掘り起こし、母は問い直し、愛人は振り返る。『ホテルローヤル』『家族じまい』などで親子、愛憎を描いてきた著者がその究極に迫る長篇小説。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • タイトル
    異常に非ず
  • タイトルID
    2201605
  • 電子版発売日
    2026年04月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    直木賞受賞作「ホテルローヤル」を読んで、文章は上手いが文体と湿った行間は肌にあわない感じがして敬遠していたが、梅川昭美の三菱銀行人質事件が題材なら話は別。絶対に面白そうだと思ったので拝読し、やはり期待を裏切らない傑作だった。梅川本人を描くために、悲惨な家庭環境と、母と元カノの関係性と梅川との関わり方

    0
    2026年07月25日

    Posted by ブクログ

    桜木市の小説はいつもなぜかせつない風が吹いている今回の作品は何か希望の持てる作品であったような気がする。今まで私が読んだ彼女の作品の中では、星5つ

    0
    2026年07月21日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの桜木作品。
    発売日のサイン会で桜木紫乃先生にお会いできた。
    少しだけお話できる時間をとってくださった。
    わたしは緊張しすぎて上手く話せず、大好きな作品「ブルース」の影山博人に惚れました。といきなり言った。それでも先生は優しく、「いつもだらしない男ばかり書いてたから、たまにはいい男を書いてみ

    0
    2026年07月12日

    Posted by ブクログ

    1979年1月、大阪の三菱銀行の支店に男が侵入し、強盗を試みた末に警官2人と行員2人を猟銃で射殺して立てこもる事件が起きた。犯人の梅川昭美(30)は42時間の籠城の後、警察に射殺された。日本犯罪史上に残る極めて重大な事件だった。
    この事件を題材にした作家の桜木紫乃さんの最新作「異常に非(あら)ず」が

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    「オレは精神異常やない。道徳と善悪をわきまえんだけや。」
    実際に起きた昭和54年の三菱銀行人質事件をモチーフとした小説。

    射殺された犯人の生い立ちを取材する新聞記者たち。四国の実母、前の愛人。
    同世代の記者が自分と同じような生い立ち、時代背景からオーバーラップしていく犯人の人生。事件そのものより、

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    さすが直木賞作家 うまい!の一言 随所に散りばめられる心に沁みる感情表現 そう来たか! 読みながら 筋書きを追いながら ついメモをしたくなる箇所あり
    社会の底辺に生きる人々たち どうやっても這い上がれないと悟った時 人はどう生きるのだろうか 深く考えさせられた本だ

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

     銀行人質立て籠り事件の詳細が描かれているものと思っていたが、事件そのものについては全くと言っていいほど触れられておらず、犯人、その母、その愛人、事件の背景を追う記者達とその家族が複合的かつ丹念に描かれた力作。
     章立てがなされていないのは、若干読みにくい。

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    読み終わったあとでこれが実際に起こった事件をモチーフにしていると知った。
    事件自体よりも、清史の生きにくさがすごく痛々しかった。遅くに生み目の中に入れても痛くないほど可愛がった母親の苦悩や、8年一緒に過ごした亜紀の追い詰められた感じが、読後もどんよりと頭の中に残る。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    実際に起きた三菱銀行人質事件の犯人梅川昭美を題材にしているので、小説というよりも脚色あるノンフィクションの趣のある小説だった。

    「他人の痛みに無頓着で、いま自分がどう見えるかばかり気にしている」という花川清史を表す言葉が犯人像として印象に強く残る。
    直接的に犯人を描かず、母親と愛人から犯人清史の渇

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    文中の近藤こと近藤勝重さん。懐かしい名前が巻末の著書の献辞にあった。いまは無い名物番組TBSラジオ「荒川強啓デイ・キァッチ!」のコメンテーターや川柳選者として大好きな人物であった。あの近藤さんの大阪時代がいきいきと活写されていて、主題と合わせて感慨深く読んだ。

    0
    2026年05月16日

異常に非ず の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • タイトル
    異常に非ず
  • タイトルID
    2201605
  • 電子版発売日
    2026年04月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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