それを愛とは呼ばず

それを愛とは呼ばず

700円 (税込)

3pt

妻を失った上に会社を追われ、故郷を離れた五十四歳の亮介。十年所属した芸能事務所をクビになった二十九歳の紗希。行き場を失った二人が東京の老舗キャバレーで出会ったのは運命だったのか――。再会した北海道で孤独に引き寄せられるように事件が起こる。そこにあったものは「愛」だったのか? 驚愕の結末が話題を呼んだ傑作サスペンス長編。

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それを愛とは呼ばず のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    "幸福に浸って死にたい"
    ある意味究極の願望
    それを叶えてあげることを愛と呼べるのか?
    思いもよらない結末に圧倒される
    この願望を理解できる人は沢山いると思うし、私もその一人かもしれない…

    0
    2023年05月09日

    Posted by ブクログ

    自分より不幸な境遇の人を見てちょっとほっとしたりする気持ちもわかるが、それは確かに愛ではないよなぁ。。。と思いながら読んでいましたが、最後の衝撃!!!それは絶対に愛ではない!

    さきさん。女優目指すくらい美人だったのに、真面目すぎだょ〜。その演技力使うところそこじゃないでしょ!ちょっとずつおかしかっ

    1
    2021年05月08日

    Posted by ブクログ

     面白かったです。最後の展開は読めず、驚きました。
     亮介と紗希、それぞれが相手をどう感じているのか、各章交互に明らかになっていく。
     ずっと擦れ違い続け最後は…。

     廃墟同然のマンションのシーンは情景が目に浮かび、なかなか怖かったです。
     このお話はどのジャンルになるんだろう…。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    面白かった。不思議な感じのお話でした。全体的にぼんやりしていてなんとも言えない雰囲気が漂う。小木田が現れるくらいから少し陰りが出てくる。そしてどんどんおかしな展開に。好きな展開でした。それを愛とは呼ばず、なんと呼ぶの?という感じか。何となくわかるような分からないような。人によって愛は違うとは言うけれ

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    白いシャツとジーンズの似合う紗希さん、どんな方なのか想像しながら読みました。面白かったです。展開がドラマチックで、最終章はえ、えーっ?と前のめりになって読みました笑。

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    読みやすく最初から引き込まれました。終盤に思いもよらない方向に進みびっくりしましたが、題名とリンクしていて納得、余韻に浸っています‥。

    0
    2024年04月28日

    Posted by ブクログ

    ずっと亮介に肩入れして読んでいたので、紗希が現れたことによって亮介の人生の歯車が狂っていくのではと心配だった。
    そして、終盤も終盤、思いがけない結末にびっくり!
    しばしボーっとしたり、タイトル見返したり、余韻にひたったり。

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    大好きな作家さんです。
    桜木紫乃さんのミステリーは、一般的なミステリーと呼ぶ作品とは違う世界観でした。
    人間の心のミステリーを描いているような感じでした。

    0
    2023年01月31日

    Posted by ブクログ

    恋愛小説かと思ったら
    やはり、そこは桜木紫乃っぽい

    簡単な恋愛じゃなく、サスペンスも孕む展開に
    引き込まれて読み進めたラストがまた驚きː̗̀(☉_☉)ː̖́

    やっぱり好きな作家さんです

    0
    2022年03月29日

    Posted by ブクログ

    なにか小説を読まねば……という焦りに駆られて本屋に赴き、タイトルを見た時「それ」ってなんだ?と思って手に取った一冊。結果、興味を持った点が物語を通じて明確に、かつ鮮やかに表現されていて楽しめた。
    10~20代がメインの青春モノが好きな自分にとって、序盤の方は登場人物の年齢層からして大人向けというか好

    0
    2020年09月06日

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