無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
時間遡行を使ったSF小説。・・・と言っても難解な科学理論で頭が痛くなるようなものじゃない。読み進む中で時々思考が追いつかないような場面があったとしたら、それは物語の伏線を張るための巧妙なスモークのようなもの。本当にこの物語は多くの伏線が巧妙に張られ、知らず知らずにその1本1本が脳に付着して静かに息を潜めている。そしてクライマックスの合図の瞬間、1本の強く長いロープとなり私の脳を一気に縛り上げてしまう。快感、まさに快感。『近代日本史』『軍』は今の私のちょっとしたブームであり、その点も相俟ってとても快感な作品でした。何度も言うが伏線の張り方が本当に凄い。
Posted by ブクログ
歴史のターニングポイントといわれる二・二六事件をテーマにしていることで手に取った作品。宮部みゆきの『蒲生邸事件』も同じ二・二六事件を扱った物語、恩田陸がどんな二・二六事件を描くかとても楽しみ。
もし自分が二・二六事件の首謀者の一人で、二度目の人生を与えられ事件がやり直されるとしたらどんな行動をとるだろうか。
読み手は二・二六事件の悲しい結末を知っているだけに皇道派の安藤や栗原に感情移入してしまう。
石原莞爾や謎のハッカーの存在も常に不穏な空気を物語のなかに漂わせており雪が降り積もる東京は独特の臨場感とぴりぴりとした緊張感が伝わってくる。
歴史の忠実な再現を行おうとする未来人、それぞれのの思惑が交錯して誰が味方?で誰が敵?か次はどうなるのか先の読めない展開に好奇心が刺激され次から次へとページを捲ってしまう。
史実通り再現されるのか?歴史を変えようとするのか?歴史のifにぐいぐいと引き込まれ様々な余韻と謎を残し下巻への期待が大きくなる。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。