薔薇のなかの蛇

薔薇のなかの蛇

858円 (税込)

4pt

可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。
変貌する少女。呪われた館の謎。
「理瀬」シリーズ最新長編!

英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。
そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。
美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。
折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。
このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。
屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。

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薔薇のなかの蛇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    帯にある「ゴシック・ミステリ」
    なんだそれは!?
    勉強不足でなんだか分からないけども面白そう!と思い手に取りました。
    イギリスが舞台?濃い霧?
    館?ブラックローズ?
    暗〜い、湿度の高い舞台!
    なるほどゴシック・ミステリ!面白い!!
    シリーズものとは知らずに、それでも登場人物がみな魅力的で引き込まれま

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    水野理瀬シリーズの一冊。これも含め、シリーズは何度も読んでいる。恩田陸の本は、途中がめちゃくちゃ面白いのにラストがぼんやりしてるので、何度も読んでしまう、というか、読める…私が一番好きな恩田作品は『チョコレートコスモス』だけど、理瀬シリーズも大好き。理瀬がただの可愛い良い人ではないところがいい。

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    やっと3冊目読み終わりました♡
    今回はイギリス留学で友人のアリスに招かれ、
    レミントン家の館、ブラックローズハウスのパーティーに参加することに。
    その頃、祭壇事件という不可解な殺人事件も起き世間を震え上がらせていたが、なんと参加したパーティーでも似たような殺人事件が起きる。
    果たして関係は?そして犯

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    少し生々しいグロテスクな描写があってお昼休憩中に読むには失敗と思ったところもあったけど、やはり理瀬シリーズは間違いなかった

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    してやられた。そうつぶやいてしまった。これまでにみたことないほど、秀逸なミステリィだった。まるで、上質なワインを一口飲んだ時に鼻に突き抜ける香りのよう。知性とユーモアに心地よく酩酊してしまう。最後まで惹きつけられて読みすすめる手が止まらなかった。物語の構成も、トリックも、伏線が収斂されていく過程もエ

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    やっぱり内面を表現する小説の方が好きということが分かる。理瀬が脇役な感じで消化不良。これから続きがある感じで終わっているので期待して待っていよう。

    0
    2024年12月08日

    Posted by ブクログ

    理瀬シリーズ。舞台は留学中のイギリス。海外なのですが、想像しやすく、登場人物を覚えやすかった。ミステリとしてもシリーズ中1番楽しめた。理瀬の成長、ヨハンとの関係、今後も興味深く、今後も楽しみ。

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    古本屋で購入⑼

    理瀬シリーズイギリス篇。
    今回は理瀬視点ではなかったところが新鮮だった。

    久しぶりにヨハンも登場して、懐かしい気持ちになった。相変わらず理瀬は憧れのヒロインだなと改めて感じた。理瀬シリーズは毎回舞台が違うけれど、どこか不穏な雰囲気が漂うところは変わらない。
    今回は外国だったので、

    0
    2024年08月09日

    Posted by ブクログ

    桔梗の花言葉は「変わらぬ愛」「清楚」「誠実」「気品」とのこと。
    となると、裏桔梗とはこれの逆に位置するのか?
    美しい薔薇にも棘はある。何ものにも「裏」はある。人の示す数々の想いもそれは同じことか。表から透かして裏をみることは難しい。
    やはり自分も裏側に回ってみねばならないかな。

    0
    2024年03月08日

    Posted by ブクログ

    序盤は前作と比べるとダラダラとしている印象を受け、「微妙だなぁ」と思っていたら。終盤で二転三転して面白かった。
    いつも「館」をテーマにしている理瀬シリーズ。
    作品ごとに規模が大きくなっていて面白い。
    次作が楽しみ。

    0
    2024年02月12日

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