黒と茶の幻想(上)

黒と茶の幻想(上)

小説・文芸
858円 (税込)

4pt

太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。

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黒と茶の幻想 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 黒と茶の幻想(上)
    858円 (税込)
    太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。
  • 黒と茶の幻想(下)
    836円 (税込)
    雨の音を聞きながら、静かな森の中を進んでいく大学時代の同窓生たち。元恋人も含む四人の関係は、何気ない会話にも微妙な陰翳をにじませる。一人芝居を披露したあと永遠に姿を消した憂理は既に死んでいた。全員を巻き込んだ一夜の真相とは? 太古の杉に伝説の桜の木。巨樹の森で展開する渾身の最高長編。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

黒と茶の幻想(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    理瀬シリーズ制覇を目指すも、なかなか書店では出会えなかった。上下巻って場所取るし難しいよね

    上巻は間延びとはまったく思わなかった。
    幼なじみ4人での旅行、かつての恋愛、梶原憂理の存在、自分を構成する要素は何か。

    屋久島を歩くなかで見えてくる、自分たちの関係性。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    学生時代の友人である利枝子、彰彦、蒔生、節子の4人でY島を旅する話。
    上巻は利枝子と彰彦視点。下巻は蒔生と節子視点。
    こういう描き方好きです。
    彰彦の紫陽花がトラウマな理由が明らかになっていくところは衝撃的でした。
    面白かった。

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    (他の方々の感想読んではじめて知ったんだけど、シリーズものだったの…!!!)
    何も知らない私でも楽しめました。笑
    ずっと不穏な感じ。会話のテンポが良いし、赤裸々な心情も読んでいて面白い!
    蒔生がクズすぎて嫌い。笑

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    途中で本を閉じてもしばらく頭の中で尾を引いているような、没入感のある小説を久しぶりに読んだ気がする。

    登場人物の男女4人がそれぞれの視点で語る4章構成(文庫では上下巻で)となっているのだが、それぞれに感情移入できた。また、メインテーマに据えられている過去の事件(?)の謎解きだけでなく、それとは無関係な会話も、軽快かつ知的で面白い。

    人は思い出したくないことは思い出せないようになっている。自分にもそういうことがあるだろうか、と考えてみたけども、彼らの「Y島旅行」のように、過去を共有する人たちと、がっつり向き合う機会でも作らなければ気がつかないものだろう。

    #ところで、この書名はどこから来たんだろう。内容からすれば紫か赤か、あるいは緑だと思うが、なぜ黒と茶? 別作品「三月は深き紅の淵を」に出てくる作中小説のタイトルでもあるらしいけども...

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    世界観が素晴らしい
    4人の同級生と旅をするだけの話だが、それぞれの視点に立って各章が語られている

    恩田陸の本の中ではベスト

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    利枝子と彰彦の心や親友との関係が自然な色の文章で入ってきて自分の何かにも照らし合わせながら心地よい時間を過ごせました。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    大学生時代の友人がY島に行き過去の清算なのか、4人が思惑を胸に旅行をする。
    上巻は利枝子と彰彦が主役で過去を振り返って胸のうちを解放させる。
    2人の気持ちや考えにのめり込んであっという間に読み終わってしまう。
    前に読んだのにほとんど記憶に残ってないのは何故なのだろう?
    でも毎回のめり込んで読んでしまうのでつまらない訳ではない。

    0
    2021年09月04日

    Posted by ブクログ

    三月は深き紅の淵を に出てくる幻の本の、1話目に当たる話なのでしょうか?
    ほんとに面白いですよね。
    毎日の暮らしの中で遭遇する小さな謎(待ち合わせして、同じ時間に同じ場所にいたはずなのに会えないとか)から、一時期ニュースにもなった話題性のある謎まで、たくさんの美しい謎だらけ。解決するものもあれば有耶無耶になるものもあって、こんなにたくさん楽しんじゃっていいのー?!という感じ。
    4人の登場人物がいて、それぞれが一章ずつ語っていくのだけど、この4人なら蒔生が最後なのかと思いきや、節子がトリというのもなんだか不穏だし。
    恩田陸さんの作品の中では、これが1番好きです。

    0
    2021年05月09日

    Posted by ブクログ

    【Ⅰ】大学時代仲間だった利枝子、彰彦、節子、蒔生の4人は「安楽椅子探偵紀行」とやらの「非日常」への旅に出た。後の『珈琲怪談』とも似ているので著者好みのシチュエーションなのかも。仮説を愉しむ旅ですな。この巻では利枝子と彰彦が語り手。
    【Ⅱ】利枝子の世界と憂理の世界(それは理瀬の世界でもある)がリンクする。
    【Ⅲ】この著者の文章にはチカラを感じる。ストーリーテラーというのとは違う。物語が特になくても読める。所謂描写ではなく、感覚を描いてるのかな。そして雰囲気とキャラクタの謎が次第に浮かび上がってくる。

    ■理瀬についての簡単な単語集

    【青の丘】中高一貫制の学校。イメージ的には釧路湿原の中に屹立するモンサンミッシェル。内部には通路が多く道がつかめない。わざとそうしているのかもしれない。理瀬は地図を作ってみたいと思った。「ゆりかご」と「養成所」と「墓場」と「療養所」の役割があると言う。《こんなところで暮らしていたら、自分の作り出したイメージに溺れてしまうのではないだろうか。》麦の海p.35。《これは、あたしが小さな頃から探していたもう一つの国、もう一つの世界だ。》麦の海p.37。憂理《ここは変だわ。どこかが歪んでる。何かが間違った世界なのよ。》麦の海p.68。校長《ここは三月の国。三月の王国なのよ。》p.149。《何もなかったふりをするのは、ここの生徒たちの最も得意とする演技である。》p.324。
    【彰彦】三崎彰彦。王子様タイプで見目麗しく所持品も高級。極端に育ちがいいお坊ちゃまで、子供の頃はそれに引け目を感じていたようなところがあった。室田利枝子と旅(安楽椅子探偵紀行)をしていた? 紫陽花が怖い。好きな映画は「小さな恋のメロディ」。僕も好きです。DVD持ってます。トレイシー・ハイド可愛い。ジャック・ワイルドの演じたトム・オーンショーかっこいい。オリジナル・サウンドトラックのレコードは僕にとっての洋楽の原点になったのです。彰彦は最近結婚したらしいが妻は物理学者らしい。〈青の丘〉出身やったりせえんやろなあ。
    【彰彦の姉】彰彦を苦しめるために生きているような女。あらゆる男を手玉に取る。
    【圷比呂央:あくつひろお】金子さんちを建てた建築家。故人。極度の活字中毒。特に推理小説が好きだったらしい。全ての金を本に費やしたということだが、その割に超巨大な屋敷(今は金子さんち)を持っていた。ダイイング・メッセージとして「ザクロの実」という語を残した。それが広い館のなかにあるとある本へのヒントになるらしい。
    【アングラ】水越《今はアングラというものがなくなってしまった。》三月はp.34
    【安楽椅子探偵紀行】彰彦によると「美しい謎」を解くための旅。というか、旅のつまみとして謎解きごっこをしようというヒマツブシ。特に絶対正解というのでなくてもいいらしく、皆を納得させたら勝ちという感じ。参加者は彰彦、利枝子、蒔生、節子。『珈琲怪談』に似た感じなので著者好みのシチュエーションなのかもしれない。
    【功】行方不明になった生徒らしい。
    【一色】金子さんちのお客さん。ひょろ長い男。大学教授。英国文学。教え子だったNという学生から本を借りた。
    【稲垣史朗】篠田美佐緒と林祥子の実父。
    【江藤朱音:えとうあかね】編集者。堂垣隆子とは同僚ではない。キャラクタで作家を摑む。酒は別腹という飲んべえ。自己表現の手段として物語を書いてますという作家は嫌い。
    【海老沢】鮫島巧一が勤める会社の秘書課の人。
    【おたく】金子さんちに呼ばれた誰かによるとおたくというのはマスターベーションでありそれを互いに見せ合おうとしてるところが気持ち悪いらしい。
    【女】水越《女はフィリップ・マーロウになった気持ちでハードボイルドを書こうなんて絶対に思わないわよ。ジゴロやチンピラの気持ちで女を見てみたいと思うことはあってもね》三月はp.64
    【女の子】《女の子は作られるのだ。》麦の海p.226
    【学校】→青の丘
    【要と鼎】双子。変則的だが2人だけのファミリーとなった。たぶん、要が男、鼎が女。後にタマラもファミリーに入った。
    【金子慎平】鮫島巧一が勤める会社の会長さん。読書好きの社員を呼んでだますのが趣味らしい? 超巨大な屋敷の持ち主。
    【カメラ】利枝子、彰彦、節子、蒔生はY島に旅したとき誰もカメラを持っていかなかった。僕も旅にカメラは持っていかない(今ならスマホについてるけど)。元々写真を趣味にしていたので持っていくのが当たり前だったけど、あるときふと、自分の目で景色見てへん、常にファインダー越しや(あるいはファインダーを覗いてる感覚で見てる)と気づいて、それ以来連れて行かなくなった。どうしても撮りたい場所があったら場所と月日時間だけメモして再来を期している。
    【鴨志田】金子さんちのお客さん。巨大な男。銀座の天ぷら屋の三男坊で料理人。
    【神崎】篠田美佐緒と付き合うことになった男子高校生。そのために廣田啓輔はフラれた。金持ちのお坊ちゃんできれいな顔をしており男子生徒からはバカにされ気味だが、性格はよく努力家。
    【潔】利枝子の仲間だった一人。大手都銀勤務だったが、倒産直前の? 実家の病院を建て直すために一族の力を集めることになり退職した。
    【校長】とても大柄。そのときどきの気分によって男だったり女だったりする。両性具有ではと考える生徒もいる。《あたしは頭の悪い子が嫌いなのよ。》麦の海p.43。《あたしは自分勝手な子と向上心のない子が嫌いなの。》麦の海p.44。うーん、向上心のある人は自分勝手なものだという気もするけど? 頭が悪い云々は要領よいという意味か、思考能力があるという意味かによって違ってくるけど。
    【小泉】謎の男。『三月は深き紅の淵を』の関わるところに出没する? いつもなんとなく焦っている。
    【ゴジラ】彰彦が子供の頃鎌倉の叔父叔母の屋敷に行ったときいつもゴジラから逃げる夢を見たらしい。そういえば僕も子供の頃年に1度くらいそんな夢を見ていた。当時はまだ怖い初期ゴジラやったからだろう。いつの間にか見なくなったのはヒーローっぽいゴジラになったからかな。
    【言葉】《言葉とはサービスであり、対価を求める手段である。》黒と茶(上)p.108
    【斉藤玄一郎】文芸評論家。堂垣が考える『三月は深き紅の淵を』の著者候補の一人。
    【佐伯嗣瑛:さえき・しえい】純文学の大家。堂垣が考える『三月は深き紅の淵を』の著者候補の一人。雰囲気的にはモデルというかイメージは福永武彦さんあたりで。ミステリ好きやし柳川やし。
    【烏山響一】画家。江藤朱音が嫌いな「畏れ」という絵を描いた。
    【ザクロ】『三月は深き紅の淵を』でキーワードになっているらしい語。
    【鮫島巧一】会長の家に呼ばれて困惑しているサラリーマン。
    【3月】学校は基本的に3月に入学し3月に出ていく。それ以外にも入ってきた子供が学園を崩壊させるという言い伝えというか噂がある。理瀬は2月末日に入学した。
    【三月は深き紅の淵を】謎の本の書名。昔、圷比呂央が友人の金子さんに貸したことのある本。著名な作家が匿名で書いたという噂の、異なる作品をモザイクのように散りばめた、ミステリと言えなくもないような作品らしい。他者への譲渡は不可、たった一人に一晩だけ貸すのは可。鮫島が金子に呼ばれたのはその本を探すゲームに参加させるため。一部屋ずつ虫干しするとかいう無粋な方法は不可なんだとか。全ての金を本に費やしたという圷比呂央が超巨大な屋敷を持っていたというのはちょっと怪しい気もするのでどこまで本当か不明。第一部の題名は「黒と茶の幻想」てサブタイトルは「風の話」。第二部は「冬の湖」サブタイトルは「夜の話」。第三部は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、サブタイトルは「血の話」。第四部は「鳩笛」、サブタイトルは「時の話」。
    【ジェイ】たぶん理瀬が出ていった後に入ってきた少年。
    【時間】《肉体が精神の容れ物だとすると、精神は時間の容れ物なのではないだろうか。》黒と茶(上)p.267
    【篠田美佐緒】高台の公園の展望台から林祥子とともに落ちて死亡した公立高校二年生。母子家庭で母親は大学教授で地質学者。林祥子とは異母姉妹。一冊の小説を書くのが夢。四部作構成で読んだ人が情けなくなって死んでしまうような本。
    【修司】体格のいい少年。黎二と仲が悪そう。
    【俊一と薫】いとこ同士。プロテニスプレイヤーを目指していて試合のため不在が多い。
    【性別】水越《作品を読むという次元で見れば、作者の性別なんて関係ないはずなのに、やっぱり本を読む時、どこかで作者の性を気にしている。意識されていないようでいて、実は作者の性別というのは重大な問題なのよね》三月はp.67
    【節子】利枝子の仲間の一人だった。おしゃべりだがなんとなくとぼけた感じがあって邪魔にならない。大手電機メーカーで「安楽椅子探偵紀行」の前年課長に昇進していた。グループ旅行に一人は連れていきたい必需品(クッション材)。
    【高橋】主に聖のための数学教師。背が高い。優秀だが聖は自分を殺しに来た暗殺者かもしれないと考えている。理瀬が入る少し前にやって来た。
    【滝】人が滝を好むのは、人は滝の水のように落ちたいからではないかと利枝子は言う。なるほどと思える部分はある。
    【谷川俊太郎の33の質問】彰彦が読んだが内容を思い出せなかった。僕も読んだのだけど内容はまったく思い出せない。たぶんそういう本なのだ。
    【タマラ】青の丘に転校してきた。要と鼎のファミリーに入った。
    【辻蒔生】→蒔生
    【堂垣隆子】編集者。江藤朱音とは同僚ではない。ビジネスライクなタイプ。
    【長沢友紀】彰彦の高校時代の親友。
    【名前】青の丘では生徒は名前しか持たず、教師は苗字しか持たない。
    【野上奈央子】篠田美佐緒の親戚? 大学を卒業し、出版社の編集者になる予定。
    【ノスタルジア】《彼女にとって、重要な、極めて個人的なテーマはずぼり、『ノスタルジア』である。あらゆる意味での懐かしさ。それは心地好く切ないものであると同時に、同じくらいの忌まわしさにも満ちている。》p.343。
    【墓場】青の丘の役割の一つ。世間から隠しておきたい者を収容しておくあるいは始末する場所。
    【早坂詠子:はやさか・えいこ】篠田美佐緒の美術部での後輩。野上奈央子と知り合う。
    【林祥子】高台の公園の展望台から篠田美佐緒とともに落ちて死亡した私立のお嬢様高校、志村女子高の二年生。篠田美佐緒とは異母姉妹。一年生のとき廣田啓輔とつきあったことがある。
    【白夜】堂垣隆子の父が学生時代に参加していた同人誌。その中に『三月は深き紅の淵を』の著者がいるのではないかと堂垣は考えた。候補は作風から、自分の父と、佐伯嗣瑛(さえき・しえい)、両角満生(もろずみ・みつお)、斉藤玄一郎の四人に絞った。父以外はプロの作家になっているようだ。
    【聖】理瀬と同じファミリーのメンバー。数学において天才的。M工科大学に留学することが決まっている。
    【評論】江藤朱音《評論というのは実は完璧な創造なんだけどね。》三月はp.158。それは僕もずっとそう考えてました。評論家って、結局自分のこと書いてるんやから私小説みたいなもんやなあと。
    【寛】理瀬と同じファミリー。5年生。指揮者志望。
    【廣田啓輔】篠田美佐緒と付き合っていたらしい男子高校生。美佐緒が神崎啓輔に鞍替えしフラれたらしい。林祥子とも付き合っていたらしい。吉田秋生さんの『カリフォルニア物語』のヒースをイメージした。
    【ファミリー】理瀬の属するファミリーは理瀬を入れて7人。本当は12人必要だが余った者を集めただけなので半端になっている。理瀬と同じファミリーのメンバーは5年生の光湖。6年生で数字に強いの聖。3年生の俊市と2年生の薫は茶目っ気たっぷりのいとこ同士。大柄でがっしりしていて豪放磊落な5年生の寛。攻撃的に見える4年生の黎二。
    【穗積槙子】林祥子は篠田美佐緒に殺されたと考えている女子高生。
    【蒔生:まきお】辻蒔生。利枝子のかつての仲間。というより、高校の頃から付き合っていてひどい別れ方をしたらしい。思考タイプは利枝子と似ていると利枝子は思った。《蒔生はいつも寛いでいる。いつも涼しい顔をしている。》黒と茶(上)p.45。《何が起きても、私のことを理解しようとしないでくれますか》黒と茶(上)p.386。
    【麻理衣】転校早々の理瀬に麗子を見なかったかと聞いてきた。繊細な1年生。
    【三崎彰彦】→彰彦
    【水越】金子さんちの女性のお客さん。ボクっ娘小説は嫌い。実家はホテル経営。
    【水野理瀬】→理瀬
    【光湖:みつこ】理瀬と同じファミリーのメンバー。1年上。
    【稔】理瀬と呼ばれる少女と同居していたことがある。兄であるらしい。「汚い女の子」が嫌い。
    【室田利枝子】→利枝子
    【森】《森の中には、生者と死者が混在している。》三月はp.430。
    【両角満生:もろずみみつお】作家。アクの強い、耽美的な作風。堂垣が考える『三月は深き紅の淵を』の著者候補の一人。
    【役立たず】鴨志田の相棒。大きな白い犬。
    【屋敷】金子さんの超巨大な家。4つの巨大な屋敷林を囲んでいる。鮫島くんが行ったのは冬の家。
    【憂理:ゆうり】梶原憂理。理瀬のルームメイト。青の丘で登場したとき4年生。利枝子と大学の映画研究会で出会い友人だったようだ。映画に出演することには興味がなかったので観る専。《残るのなんて嫌だもの》黒と茶(上)p.87
    【ゆりかご】青の丘の役割の一つと言われている。厳しい世間の風から護る。
    【養成所】青の丘の役割の一つ。才能があるものを育てる。
    【ヨハン】理瀬の1日後に入学した。クラシック系の作曲家志望。理瀬を気に入ったようだ。
    【利枝子】室田利枝子。旧姓高田。旅(安楽椅子探偵紀行)をしていた? 主婦。娘は利佳子。かつて蒔生と付き合っていた。憂理と大学の映画研究会で出会い友人だったようだ。《利枝子にはどこかに一ヵ所だけひどく脆いところがある。彼女の不思議なところは、その脆い箇所が時によって違うところだ。》黒と茶(上)p.248
    【理瀬】水野理瀬。とある学院に来てただの理瀬になった。入学時2年生。《大丈夫、気は弱いけど芯は強いつもりだから》麦の海p.65。記憶がないというのは本当のようだが、ということは、記憶を取り戻したときかなり恐ろしい存在になるということなのでは?
    【梨南子:りなこ】理瀬の祖母の再婚相手の連れ子。理瀬の敵のようだ。
    【療養所】青の丘の役割の一つ。精神などに欠陥を抱えていてその治療を必要としている者たちのための場所。
    【麗子】理瀬と同じ学院の生徒。行方不明にならなければ同じファミリーになった。
    【黎二:れいじ】理瀬と同じファミリーのメンバー。4年生。周囲を拒絶しているような攻撃的な雰囲気。
    【ワープロ】《ワープロは嘘をつくのである。ワープロは、そういう意味では虚構にふさわしい。》三月はp.337
    【Y島】モデルとしては屋久島だろう。「安楽椅子探偵紀行」の目的地として設定されている。島という限られたスペースだが山岳でもあり大きな表面積がみっしりと原生林に埋まっていて濃厚なようだ。登山が趣味だったので行きたかったが行ったことはない。尾瀬や富士山と一緒で人はなるべくなら入らないほうがいい場所だと思っているので。
    【亘:わたる】理瀬と呼ばれる少女と同居していたことがある。兄であるらしい。快活でさばけた性格。

    0
    2026年11月02日

    Posted by ブクログ

    学生時代の友人たちと大人になって旅行に行くというのが羨ましいと思った

    屋久島に行ってみたくなった。
    旅行するときに、そこが舞台の小説読むの面白そう

    そういえば夜のピクニックもこんな感じの本だった気がする

    0
    2026年06月10日

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