黒と茶の幻想(上)

黒と茶の幻想(上)

748円 (税込)

3pt

太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

黒と茶の幻想 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 黒と茶の幻想(上)
    748円 (税込)
    太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。
  • 黒と茶の幻想(下)
    680円 (税込)
    雨の音を聞きながら、静かな森の中を進んでいく大学時代の同窓生たち。元恋人も含む四人の関係は、何気ない会話にも微妙な陰翳をにじませる。一人芝居を披露したあと永遠に姿を消した憂理は既に死んでいた。全員を巻き込んだ一夜の真相とは? 太古の杉に伝説の桜の木。巨樹の森で展開する渾身の最高長編。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

黒と茶の幻想(上) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    恩田陸の作品で最も好きな本。関連のあの学園も合わせて読むと、登場人物のその後を見た気がしてなお楽しめる。前半からの特に何も大きなことは起こらない中で繰り広げられる会話劇が既に恩田陸ワールド全開で魅力的。どことなく不穏な空気もちらつかせつつ、物語は大きく急展開することもないまま登場人物それぞれが語り手

    1
    2020年12月05日

    Posted by ブクログ

    利枝子と彰彦の心や親友との関係が自然な色の文章で入ってきて自分の何かにも照らし合わせながら心地よい時間を過ごせました。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    大学生時代の友人がY島に行き過去の清算なのか、4人が思惑を胸に旅行をする。
    上巻は利枝子と彰彦が主役で過去を振り返って胸のうちを解放させる。
    2人の気持ちや考えにのめり込んであっという間に読み終わってしまう。
    前に読んだのにほとんど記憶に残ってないのは何故なのだろう?
    でも毎回のめり込んで読んでしま

    0
    2021年09月04日

    Posted by ブクログ

    三月は深き紅の淵を に出てくる幻の本の、1話目に当たる話なのでしょうか?
    ほんとに面白いですよね。
    毎日の暮らしの中で遭遇する小さな謎(待ち合わせして、同じ時間に同じ場所にいたはずなのに会えないとか)から、一時期ニュースにもなった話題性のある謎まで、たくさんの美しい謎だらけ。解決するものもあれば有耶

    0
    2021年05月09日

    Posted by ブクログ


    タイトルに入る色は黒と茶という2色ですが、作品で細部に散りばめられたのは紫という色。そして、差し色のように使われる赤。

    恩田陸さんの表現するミステリーのようなリアルな世界が読んでいてとても心地よかったです。

    0
    2020年05月27日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの再読。
    語り手が替わる事で視点が変わって面白い。
    細部を色々と忘れていて読み返してはっとする事が多かった。
    相談できる人とできない人のくだりが個人的に好き。自分はできない人だといつ読んでも思う。

    0
    2020年05月14日

    Posted by ブクログ

    三月、麦海から続けて読んでいるからかこちらのシリーズは比較的すんなり読める。気がする。とはいえ三月で散々(?)前置きというか予習させられてもなおこの掴みどころのなさというか独特の不透明感、幻惑感。流石としか言いようがない。

    下巻も楽しみなのだが、ふと下巻の目次を読んだら蒔生が三章、でラストの四章が

    0
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    謎について話しながら(過去の回想を織り交ぜて)山を登るというシンプルなあらすじなのに、すごく面白かった。

    憂理が重大な要素として出てきて嬉しい。

    0
    2019年05月14日

    Posted by ブクログ

    理瀬シリーズ。
    ですが、理瀬は出てきません。
    理瀬のルームメート憂理を知る4人の男女がY島に旅に出ながら、謎解きをする。
    私にはなぜだか読むのに時間がかかりました。下巻を読みたいと思います。

    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    理瀬は出てこないけど面白かった。理瀬の友達の憂理にスポットが当たってる。不思議な気持ちになった。下巻も楽しみ

    0
    2024年08月28日

黒と茶の幻想(上) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

恩田陸 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す