和田竜の作品一覧
「和田竜」の「最後の一色」「村上海賊の娘(一~四) 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「和田竜」の「最後の一色」「村上海賊の娘(一~四) 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学政治経済学部卒。『のぼうの城』、『忍びの国』、『小太郎の左腕』などの作品を手がける。代表作『村上海賊の娘』では第35回吉川英治文学新人賞と2014年本屋大賞を受賞している。
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忠興の成長!頭がいいゆえに気づいてしまう五郎の思考、相対していても、家老が何を言おうと、真相がわかってしまう。自分との能力の差がわかっているからこそ、意地でも隙に付け入るようなことをしない。
部下になることを申し出たこと、そして五郎がそれを受け入れたことで、誰もがハッピーになれたと思ったのに、戦国時代はそれを許してくれない。お家の存続が第一で、殿の一時的な思いや行動などは評価されない。そして、悲しいかな。忠興は器量の面で吾郎に劣るかもしれないが、馬鹿ではない。賢いがゆえに父たちの意見が正しいことも理解してしまう。
登場人物がまっすぐで純で、読み進めていて気持ちいいが、やはり最後は寂しさが勝
事実は小説より奇なり
作者が綿密な調査を尽くして書かれた小説のようで概ね史実だろう。しかし、長岡忠興は知っていたが一色五郎を私は知らなかった。この二人を操っていくのがなんと織田信長。最後まで私は物語の展開に振り回された。それは、本質的に純粋で一途な漢(おとこ)のぶつかりあいで心理描写も鋭く描き出し深い感動を与えてくれた。その感動から何を学ぶかは千差万別。是非身を投じてみることをお勧めしたい。
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丹後守護の一色五郎。
長岡家当主となった長岡忠興。
彼らには、それぞれの家の存亡がかかっている。
だが二人の姿は、まるでケンカ仲間の如し。
上巻での出会いと対峙、交流と共闘から
好敵手として認め合う。あやつを倒すのはこの俺だ!
他の者にやられるのは以てのほか。俺が助けてやる!
その3年の戦いの中で交えた大将同士の心根。
成長し変化した忠興は考えた。一色五郎という武将が欲しい!
それでも時代の変遷の動きは速い。
本能寺の変、明智光秀の死、そして羽柴秀吉の台頭。
時流の中で二人の、一色家と長岡家の明暗は、如何に?
下巻巻末の参考文献の量に、驚き。
「一色軍記」にしか登場しない五郎を如何に創造するか