和田竜の作品一覧
「和田竜」の「最後の一色」「村上海賊の娘(一~四) 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「和田竜」の「最後の一色」「村上海賊の娘(一~四) 合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学政治経済学部卒。『のぼうの城』、『忍びの国』、『小太郎の左腕』などの作品を手がける。代表作『村上海賊の娘』では第35回吉川英治文学新人賞と2014年本屋大賞を受賞している。
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織田家の丹後侵攻で一色家の先代が死んで五郎が跡を継ぐところから。長岡家と激闘を繰り広げ和睦に持ち込み、あとはジリジリ、一見家を滅ぼすかのような動きをしてるように見えるんだけど、一色家の業というのが何か。一色五郎は検知にも応じ、忠興の妹を娶り、武田征伐にも従軍する。本能寺の変が起きて下巻へ。
綿考輯録のような周辺の史料は残ってるけど細かいところがよくわからない一色五郎みたいな武将って確かに小説には書きやすいと思う。でもよく拾い上げたなという感心も。稲富の描き方も面白い。細かいシーンを史料で裏付けてくるところが史実という舞台がどこまででどこから創造なのかという切り分けがわかるのでそれも面白く感じた
Posted by ブクログ
伊也が助右衛門と橋を渡っているところから結末までの二章は、まさしく大河の最終回のようだった。
夕日を浴びた川面のきらきら。眩しくて、ちょっと息が詰まった。
最後の最後の一文。
ああ、一色五郎は、若くして亡くなったんだな。
主人公だけれど、生き残った人にとっては、遠い昔の話なんだな。と、にわかに切なくなる。
忘れていい。波乱を越えて、人は穏やかに生きていい。
上巻から期待値が高止まりしていた稲富伊賀については、それまでの目眩く展開に息を呑みすぎてすっかり失念していて、いざ出てきたときにはまんまと驚いてしまった。
痛快かつ重要な役割を持った見せ場で、これを待っていたんだと万感の思いだった。
Posted by ブクログ
この間、偶然Netflixで見つけて、松潤主演のドラマ「99.9」を見た。一番印象に残ったのは、岸部一徳演じる弁護士事務所の所長だった。
あの胆力のすごさを理解できるようになったのは、自分自身が年を重ねて、ある程度の胆力を求められるようになったからかなと思う。
胆力とは、なにか問題が起きたときに、自分の技能でどうにかするという覚悟と、それでもどうにもならなかったら、自ら責任を取ると腹をくくっていることから出るオーラだと思う。
問題を解決できるだけの技能(自身のスキルはもちろん、金銭的な解決力、人脈含む)も求められるし、問題に対して責任を取るために差しだせるなにかがなくては、胆力にならない。