和田竜の作品一覧
「和田竜」の「最後の一色」「村上海賊の娘」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「和田竜」の「最後の一色」「村上海賊の娘」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学政治経済学部卒。『のぼうの城』、『忍びの国』、『小太郎の左腕』などの作品を手がける。代表作『村上海賊の娘』では第35回吉川英治文学新人賞と2014年本屋大賞を受賞している。
Posted by ブクログ
戦国時代に詳しくなくても、まぁタイトルから終わりは察せられましたが…。
一色五郎は正しく”怪物”であるんだけど、下巻に入ると彼の人間らしさが見えてくる。
でもそれは彼の弱さでは決してない。一色五郎の”怪物”らしさは、言ってしまえば能力の高さに起因するんだろう。一足飛びになるから(家臣のような)只人には理解できないけど、それは人間らしさが根底にあることと矛盾しない。
一方で忠興も、(その時代の)”当たり前”から乖離していく。
”怪物”にはなれなかったけど、己が為したいことを為していく将の器。中盤から一色五郎と通じ合えたのは、互いの在り方を互いが理解したからじゃないかな。
ただ結末として、”
Posted by ブクログ
和田先生の新作だァー!!!
本屋で思わず二度見してしまった。そういえば事前情報とか回ってこなかったな(笑)
時は戦国。丹後の国には、一色五郎という怪物が居た──。
戦国時代は戦国時代の倫理があり論理があるから、今を生きる私たちが一概に彼らを推し量ることはできないんだけど、それでも一色五郎は正しく怪物だねー。
齢17にして、人の上に立つ者の器というか。機転の利き方や判断力、カリスマ性。そのどれを取っても一流。
だからこそ家臣の一部は彼を誤解してしまうんだけどね。只人では”怪物”を理解することなどできないのだなぁ。
長岡忠興は逆に、”怪物”に焦がれる人としての立ち位置だよね。
忠興も忠興で優秀