【感想・ネタバレ】忍びの国のレビュー

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Posted by ブクログ

面白かった!!インスタグラムのフォロワーさんからおすすめして頂いた本。今まで忍者ものの作品はほぼ見たことなかったので、伊賀忍者の生活風景や価値観を知ることが出来た。あと歴史の勉強も出来た!後半の戦闘シーンは戦国無双のようで臨場感あり。主人公の忍びが地獄楽の画眉丸にめっちゃ似てて、これ絶対モデルやん!と思った(^^)

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2023年07月13日

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僕は忍者がかっこいいなと思いました。百地三太夫や無門、文吾などの色々な忍者がでてきてとても面白かったです。特に好きなのは、無門です。好きなところは、天正伊賀の乱(1次)で大膳や信雄や他の兵達と戦うシーンが面白かったです。【小4】

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2023年01月24日

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ネタバレ

傑作の小説だった。話そのものも素晴らしい上に、主人公という主人公がいないのが斬新だった。誰を視点にしても物語を進める事ができ、良いも悪いもない世界で生き延びる人達の姿がよく描写されていた。前作の「のぼうの城」もとても面白かったが、それをも上回る面白さ。テンポの良く、笑える部分もある。リアリティもかなり追求されている。傑作と呼べる一冊に相応しい。時代小説である為、ある程度予備知識などはあった方が読みやすいが、それを抜いても面白かった。

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2022年08月03日

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和田竜さんによる時代小説。「のぼうの城」も同様ですが、時代劇をあまり感じさせない言い回しがすんなり読みやすくて物語に引き込まれていきます。素直に面白かった!オススメ!

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2021年12月05日

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アイス屋のショーケースにへばり付いて店員さんがディッシャーで掻き取る様子を眺めながら、そのハコごと食べたいと抱いた子どもの頃からの願いを、握る匙に籠めて貪り食べた業務用バニラの様に、瞬きを忘れさせる一冊。
令和の御代まで名を残す服部半蔵に恐らくは引けをとらない忍者。されど、無門。
楽しませて頂きました。

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2020年10月31日

購入済み

超絶おすすめ

独りヒトリの心情(信条)が強く、怒涛の展開の連続で最後まで一気読みしました。
無門と日置良いですね。よくある忍び物語ではなく、生々しい人間ドラマなお話で何回でも読みなおしたくなります。
これがどんな映画になっているのか楽しみであります。

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2017年06月01日

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素直におもしろかった~。
いつも飄々、伊賀一の腕が立つ忍びなのに惚れた女の前では「ですます口調」で神妙になる無門が可笑しい。
人の心を持たず金で動く非情の忍びの国にあって、たった一人の女のために動く姿は誰より人間らしかった。彼の喜びも怒りも悲しみも、人たる全てがお国に繋がっていたと痛切に感じる最後は唯々せつない。

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2022年07月24日

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3回は読んだ。
無門の殺生に対する考えが物語を通じて変わっていくのが感じられる。
映画化もされているみたいだから一度は見てみたい。

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2023年12月14日

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少し苦手なのか歴史小説を読まない私ですが、近くの中古販売でまとめ買いをしたので読んでみました。メインは戦国時代の伊勢の武将と伊賀の忍びの国をかけた戦い、戦闘シーンは上手く表現されていて引き込まれました。ただ、絶対無理な技が多く、少し格闘ゲームみたいと思ってしまって、それがマイナスかな。

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2023年11月17日

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全375頁

①8.5
②6.5
③7.5
④7.5
⑤8.0
⑥8.5
∑46.5


映画から入りました。
作中に出てくる人物の中でも
銭のためなら人を欺き殺すことが“普通”だと思う伊賀者
伊賀者でありながらそれは狂ってると言う“変人”たちが
とてもいい味を出してます

卑怯な忍びの術に対し苦戦する信雄率いる伊勢の軍勢が
知恵を使い戦うシーンはめくる手が止まらないです!
マイベストシーン!やっぱ原作の方がいいね( ¨̮ )

そして、特に大膳が好き!
主人公の伊賀唯一の凄腕の無門も素敵なのですが
大膳が繰り広げる頭脳戦と武士たる心構えは最高です
武器が強弓というのもめちゃくちゃかっこいいです


映画ももう一度見ようと思います^^*
全人類におすすめしたい✩


筆者が伝えたかったことは
人を想うということを忘れないでほしいということかな。

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2022年11月27日

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ネタバレ

父を見返すため、金のため、復讐のためそれぞれの思惑が交錯しながら進んでいくストーリーに引き込まれました。

無門が主人公的立ち位置にあたると思いますが、信雄も裏の主人公に当たるのではないかなという気持ちが読んでいてわいてきました。父、信長の威を借る高圧的な主から自分の弱さを受け止めることで家来からも信頼される主になっていく、そんな成長が見ていて心動かされるものがあります。

主人公にあたりそうな無門はというと他の忍同様、残忍で狡猾で掴みどころがない人物として書かれていますが、時折他の忍とは違った一面を見せます。
その正体が何なのか無門も読者も分からないまま物語は進んでいきますが、最期想い人のお国の死によってそれが無門の中にあった常識的な人の思いを慮ることのできる一面だと気づく事ができます。
無門の中に残っていた優しい一面が最愛の人の死によって明かされる、というのが少し悲しく寂しくもありました。

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2022年10月31日

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本書は、「天正伊賀の乱」を題材に、忍びの世界を描いた小説。伊賀者と信長・信雄の対立を描く。ある種の英雄譚といえようか。怠け者の忍びが、伊賀の国の「経営陣」にあたる十二家評定衆の術にかかり、信雄との争いにかりたてられる結果、最愛の妻を失い、真の敵が誰か判明する。最後は、信長を利用して、伊賀に復讐し、消えていく。

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2022年07月16日

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和田竜さんが「村上海賊の娘」で本屋大賞を受賞された時、すぐ書店へ買いに行きましたが(当然?)売切れ…
仕方なく和田さんの他のを読もうと手にしたのがこの作品でした。忍者とは?まず人としてどうなのか?長老たちの思惑に抗う主人公に好感がもてます。

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2021年05月09日

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忍者たちの、義理も人情も血も涙もないところが衝撃的だった(笑)
でも強くてかっこいい。
とにかくハラハラドキドキであっという間に読めてしまった。

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2021年02月02日

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伊賀上野には以前行ったことがあります。行ってみて、あー、なるほどねー、となんとなく思ったことを覚えてます。地理的にここなら忍びの国ができそうな…感じ?。残念ながら観光してる暇はありませんでしたが。

現実的で合理的で功利的であることを突き詰めたような特殊技能集団が暮らす里。で、どこにも属さず人材派遣でお金を稼ぐ、といえば「血の輸出」の歴史を持つヨーロッパのある国を思い起こしますが、それにしても異質。

その最たる存在であるはずの無門が、一目惚れしてさらってきたお国に頭があがらない。その様子が凄惨な日常のなかでなんとも微笑ましく、最後に人としての在りようを手に入れる。時すでに遅いというのが悲しいけれど。

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2021年05月27日

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少年マンガを読んでるみたいでドキドキした。
特に、主人公が忍者における
「必殺」の仕草を見せた時はたまらなかった!笑

鵜呑みにしてはいけないかもしれないけど、
忍者の非情さやお金への執着、
常人の斜め上をいく知略戦も面白かった。

最後には忍者が忍者たる所以の
切なさも描かれていたり。

映画の予告を見たことはあったけど、
その時に想像していた話とはまったく違った。
織田信長との史実に基づいているのも面白い。

無敵な主人公が怠惰になっている理由が
妻のため、というのもかわいかった。

ドキドキしたり、ワクワクしたり、
かわいかったり、切なかったり。

テンポいい物語の中で、
色んな感情の所に連れていってもらえました。

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2020年10月21日

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テンポもよく一気読みでした。大好きな風太郎と比べると、ハチャメチャさが無い分マイナスだが、よく言えば現実的で、ある程度史実にも即した形で話が進むので、歴史好きにも楽しめるかな。

でもこれ、伊賀出身の人が読むとどう思うのかな。本当にこういった人生観の人が今でも多いのなら、少々付き合いにくいかも知れない。いや、正直でストレートな分かえっていいか。

人物造形も良いが、個人的にはお国が好き。もちろん無門も憎めない。敵役の人間も生き生きとしていて楽しめました。

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2022年08月05日

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両国の、策略と戦の応酬に読み応えがある。含みを残す意と思うが、後味のすっきりしない終焉が引っ掛かる。

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2024年04月28日

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ネタバレ

凄腕の忍びの無門、飄々と人を殺めるのだが女房のお国には頭が上がらない。あんだけ冷酷に見えるがお国には甘く弱いギャップが面白い。
他の下人達も感情よりも銭金、損得勘定で簡単に手のひらを返す伊賀者の当たり前が殺伐としているが、あまりにもハッキリしているので気持ち良くも感じる。

最期は無門もお国も互いの大切さに気づくも、時遅かった。その後の無門の復讐の大きさが歴史を動かすほどだったのだ。怒りと愛を感じた。
終わり方も無門と文吾の意地をみせる感じであり、その先も想像を掻き立てられ良かった。
石川五右衛門もこの先も活躍するから、、、どうなんだ?

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2023年10月02日

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おもしろかったけど、先に読んでいた村上海賊が最高すぎたので、★3で。
タイトルからもわかるように、リアル忍者の国の者たちが、信長の次男にケンカをふっかけて戦をするという話。
信長サイドはいかにもケンカっ早くて武士らしいけど、伊賀の忍びの者たちはすばしっこくて、やんちゃな小学生みたい…。
でも、伊賀の者が繰り出す技、動きは人間離れしていて、映像で見たらおもしろいだろうな!今度映画みます!
忍者の小国VS勢いある織田家の闘いの結末やいかに。

無門とお国のやりとりは滑稽な場面が多く、現代の夫婦関係に通じるものがある気がする。

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2023年05月01日

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息子たちが小さい頃は「〇〇レンジャー」に夢中だったように、その親は時代劇がゴールデンタイムを占めていた影響でチャンバラが遊びの中心で、中でもスーパーマンのような忍者は子供たちのヒーローで憧れの的だった。 そんな思いって、いつまで経ったも変わらないんだな〜。今回は、無門になりきって伊賀の国を飛び回らせていただいた。(o^^o)v

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2023年04月29日

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映画を先にみました。
映画が面白かったので読んだのですが
映画にあった躍動感
文章で表現するのって難しいですね。

忍者と言えば忍法
土遁の術って文章になるとめっちゃ滑稽…

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2023年04月16日

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前半は登場人物を覚えるのでやっとだが、後半はやはりおもしろい。伊賀者(忍者)によるアクションシーンが多いが、これは純愛小説ともいえる。これからは人の気持ちがわからない人をみたときは伊賀者の血が入っていると考えることにしよう。

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2023年03月19日

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初めの登場人物の多さはいまいち。その後シンプルになり、伊賀者の特質、そのなかでのお国への無門の思い、なかなかであった。忍びの世界面白い!

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2022年12月03日

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伊賀國で起こった織田氏と伊賀惣領一揆との、天正伊賀乱を題材とした歴史小説です。
乱世の戦国。織田信長の次男、信雄が北畠家に婿入りした後、その当主具教を暗殺し、伊賀國の掌握を目指私、忍びの者達との戦乱となります。
伊賀の忍びの日常からその勇姿までを、伊賀國一の忍びと自他共に認める、無門を中心に臨場感を持って描かれます。
その底知れない恐ろしさに信長さえ手を出さなかったこの地を、息子信雄は、抑圧されてきた父への反発かあるいは敬愛か、踏み込んでいきます。
無門の采配と活躍で勝利を収めた伊賀であったけれど、最愛の妻(仮)の死をもって、そのありように疑問を持った無門が最後の反乱を起こす。
歴史小説+αの魅力ある作品でした。

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2022年10月04日

Posted by ブクログ

それぞれの人物描写が独特の雰囲気があり好きです。戦闘シーンもテンポが良く、映画を見ている様に画面が流れて行って面白かったです。戦国時代の人は死について恐怖と言う物は無かったのでしょうか⁉️常に死が近くに有った人間の生き方が衝撃的でした。

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2022年07月30日

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テンポ良し。一気読みしたほうが良い。ただ人物名や人物像が曖昧で読み進めると後悔する。私は後悔した。史実の紹介が合間にあり、戦国時代の伊賀の乱を知るには丁度良い。

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2022年07月17日

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戦国時代に戦国大名を持たず、小領主たちが乱立していた伊賀国。戦力を延ばす織田信長ですら手出しを禁じていたその国の攻略が始まった。
忍びの技と知恵、武力との熾烈な争いに伊賀一の忍び・無門は巻き込まれていく。

無門の人間離れした技の数々、そのくせ惚れた女にめっぽう弱く人間くさい人柄にすっかり取り込まれてしまった。
歴史小説としての史実を元にしたスリリングな内容と、登場人物たちの人間ドラマのバランスが絶妙なのはさすがとしか言いようがない。

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2021年04月28日

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歴史物は最初は難しかったが読んでるうちにすごく面白くなっていた。歴史勉強したい。正直であること、誰かを思うこと。映画もみたい。

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2021年03月05日

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初めてこの作者の本読んだが、苦もなく読むことができた。
ただ、なんとなく終わりがしっくりこないというか後味がスッキリしない感じが残る。

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2020年12月13日

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ネタバレ

伊賀の忍び「無門」は、腕はいいが無類の怠け者。女房(←無門いわく)のお国にも、いつもやり込められている。伊賀攻略を狙う織田信雄軍と、百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との壮絶な戦いが始まった・・・

「のぼうの城」がおもしろくて読んでみた作品だが、最初はあまりページが進まず、途中で一度離脱し、冷却期間をおいた。信雄との戦がクライマックスに入る前あたりからは、テンポよく読み進められた。

伊賀者の金に対する執着と、人の命を何とも思わないあっけらかんとしたカンジは辟易すべきものだが、むしろここまでくると潔い。だからこそ、その中で見せる無門の人間らしい部分にぐっとくる。最後の戦の前の、凛(北畠具教の六女)のくだりと、最後のお国のくだり、鉄を連れて行くくだりは特にそう思った。

それにしても、文吾が後の石川五右衛門とは。若い頃は血気にはやり失敗するタイプだったのに、大泥棒になるのね~。

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2021年02月07日

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