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だいたいこんな毎日ですが、こんな私でよかったら──。どこを切ってもミウラシヲンが迸る!本屋大賞に輝く人気作家の極上エッセイ集
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Posted by ブクログ
三浦しをんさんのエッセイ集 想像どおり、いやそれ以上の面白さで笑い転げた。 笑いのツボにハマり過ぎて読み終わるのが勿体無いほど。そして時々しみじみと考えさせられる真面目な作品もチラホラ。 あっ、チラホラとか言ってすみません。 でも殆どがおもろ〜だったのだ。 やはり言葉選びのセンスと、話の落とし所の...続きを読む匙加減が絶妙だ。 作者とは年齢が近いこともあって、ついつい友達になったかの様な感覚に陥ってしまった。 「わくわく動物ランド」とか毎週みてたし。 私の故郷へも旅行されてたし。(また勝手な親近感) 頻繁に登場するご両親との仲の良さも、気取りがなくて素敵だ。お父様は有名な方だが、私はイメルダ夫人の方が気になって仕方ない。笑 おわりに・・・で読者への問いかけがあったが、 私はもちろんお友達以上になりたい!! というか、雲の上のような人気作家さんなので友達なんて滅相もないのだが。 三浦しをんさんの益々ファンになり、これから先も読み続けていきたいと思った。 落ち込んだ時や、元気になりたい時にオススメ!
三浦しをん氏の小説がとても好きなんだけども、エッセイを読むといつもこんな根明のひとなのか?!と思ってしまう…。 趣味に没頭してしまうと、好きすぎて、趣味じゃなくなってしまう、という話が一番共感でした。
しをんさんのエッセイは初読みでした。 マナーや旅をテーマにしたものもありますが、しをんさんが、ゆるーい日常をつづったエッセイというように共感できる話や、思わず笑ってしまう話など楽しく読めました。 しをんさん、こちらこそお友達からお願いしたいです。
笑いました。 三浦しをんさんのエッセイにハマり気味。 作家はこんな風に考えているのかとか、言葉をこんな風に捉えるのかと思える部分と、口が悪いけど語りが上手い(笑)という部分の合わせ技で攻められます。 「今年の干支」の出てくる節があり、今、この本と出会えて読めたことがラッキーだと感じました。
面白かった! かなわんブギと果敢な国際交流が特に好き。しをんさんとご両親とのやり取りも、端から見たら面白すぎる。三浦しおんさんのエッセイ、もっと読みたい。
ご本人曰く「ゆるーい日常をつづったエッセイ」。 2012年の作品なので、話題に少し古さを感じるものの、今読んでも面白い。三浦しをんさんと、是非お友だちになって、一緒にお蕎麦屋さんでテレビをみたいです。
「お友達からお願いします」は言ったことも言われたこともない。確かに。 通り過ぎそうな日常のちょっとした気づきが文章になっている。読んでいてクスッとする本。友達と話しているようで、少し元気になれる本。 冒頭で書かれているだけあって、他のエッセイはもっとくだけたのがあるので、この本は万人向け。 表紙絵も...続きを読む本に合っていると思っていたら、作者の希望でもあったんですね。
題名がいい。 食べ物の描写が普通なのに(いい意味で)よだれが出た。久々に文章を読んで生唾を飲んだ。 三浦しをんのエッセイは初めてだったけど、こんなに砕けた人なのかともっと好きになった。 頭に残らない(いい意味で)けどくすくす笑ってしまう、そんな楽しいエッセイだった。 小説も大好きだけどこれか...続きを読むらはエッセイも読んでいきたい。 お父さん可愛い。 好きな話は入浴のマナー実家の意義と雀の親子の話(どの題名か忘れた)
『「お友だちからお願いします」と、言ったことも言われたこともない。友だちってのは、気づいたらなっているものだ』、から始まるこの作品。まあ、そうかもしれません。似たような言葉に『お友だちでお願いします』というものがありますが、『から』と『で』では、そこから始まる未来が物凄く違います。日本語とはなんとも...続きを読む面白いものです。 ということで取り敢えず素直に『こちらこそ、よろしくお願いします』と答えて読みはじめることにしましょう。これは、三浦さんのエッセイ集です!三浦さんのエッセイというと、ぐるぐるだったり、悶絶したりとテンション上がりまくりの読書たーいむが浮かびますが、この作品はちょっと違うようです。『多くのかたの目に触れるであろう雑誌や新聞に掲載されるエッセイなので、よそゆき仕様である!』といきなりの断り書きをされてしまいました。でも他のエッセイだって出版されているわけですから、『多くのかたの目ってなんだよー』、『同じだと思うけどなー』、とツッコミも入れたくなるが、ここは三浦さんに従って感想も大人しく書こうと さてさて は思うのであった。 『よそゆき仕様』と言いつつ、『体重増加に至った己れの問題点を改めて洗いだしてみることにした』と、いきなり体重増加原因を探ることから始める三浦さん。『動いた以上によく食べる』のが原因だと分析し『あればあるだけたいらげるのをやめようと決意した』とのこと。まあ、そりゃそうだと思います。ところで『あればあるだけ』ということで一つ書きたいことがあります。今日、新型コロナウイルスのこともあって最低限の食料買い出しに近くのスーパーに行ったのですが、店に入ってビックリ!マスクがどこにもないのは既に日常風景ですが、お菓子売り場にビックリ!あれもない、これもない、何にもない!というくらいに空っぽの棚がそこにはありました。いわゆるテレワークが増えたことで皆さん、もう食べるしかない!という感じなのか?やけ食いなのか?まさか、こんな影響が出ているとは…、と言いつつ、残っているお菓子類を見繕う私がいました…。日本人の平均体重がここしばらくで絶対増えるだろうなと思った次第です。そう、三浦さんだけじゃないよぉ。みんなだよー。 脱線しましたが、あと気に入った話題は、〈会話について〉。三浦さんが人との会話のコツをアドバイスしてくれます。『話題がないときは「黙ってにこにこする」、相手がしゃべりだしたら「的確な相槌を打つ」。この二つを心がければ、会話は心地よく進行する気がする。「あなたの話を聞きたいです」「あなたの話は大変興味深いです」と、態度で示すのが肝心なのだ』と三浦さんはおっしゃいます。まあ確かにそうかもしれない。でも、それ以前に、今の世の中、メール、LINEばっかりで人と人との絶対的な会話量ってずいぶんと減ってきているような気がします。『イマドキの新入社員が「電話に出るのが怖い」と訴えるワケ』なんて記事を最近目にしましたが、さもありなん、と思いました。この先テレワークが明けた日本は大丈夫なのかなぁと心配になります。話し方を覚えているだろうか。不安だぁ。だから、三浦さんの次の言葉の方がしっくりくると思いました。『一対一で会話が弾まなくても、責任を感じてしょんぼりすることはない。会話はやはり、究極的には相性だ』。こう言っていただいた方が気は楽ですね。 他にも『日本にキリストの墓があると知ったのは、もう十年以上前のことだ』という、えっ?私それ知らなかった!という話題(みなさんは知ってました?青森県にあるんだって)や『林業の取材で、三重県の松坂市と尾鷲市に行った』という「神去なあなあ日常」を読んだ人には、とても嬉しい裏話があったり、『私はこれまで百万回ぐらい「死ね、頼むから死んでくれ」と心から母に懇願してきた』というお母さんに対する危険な発言の登場には、いやいやお母さん絶対に娘が書いたこの本読んでるって、と心配になったりとまあ色んな事ごとが次から次へと登場して、全く飽きることなく最後まで一気に読み終えました。 ということで、三浦さんの書くエッセイにしてはたしかに『よそゆき仕様』のちょっとおすましをした作品だったとは思います。ただ、文章表現は真面目ですが、目のつけどころの面白さはいつも通りの『三浦仕様』。テンションも高すぎず低すぎずのいい塩梅。一冊まるごと楽しませていただきました。 〈おわりに〉で三浦さんはこう書かれています。『大切なものを見誤らないように、今後も考え、感じ、想像して、日常のなかのちょっとした楽しさをエッセイにしていければいいなと思っている』。なるほどな、と腑に落ちるまとめかたは流石の安心感を与えてくださいます。こういうところが、安心の『三浦仕様』です。 『よそゆき仕様』も面白かったけど、次はいつもの如く自宅でくつろぐ『ぐだぐだ仕様』の三浦さんにも会ってみたい。でも、『会ってみたい』なんて言ったら、『いきなり会いたいなんて言ってくんなや、失礼だろ、ごるぁ。』と叱られてしまいそうで、ちょっと怖いかも。実際のご本人って、どんな方なんだろう?興味津々これ如何に。 ということで、三浦さんのエッセイ、やはり好きでした!とまとめて私の感想文を終わりにしたいと思います。 うん、私も『よそゆき仕様だ』。
惚れた腫れたも見たかねぇなぁ、、、謎解きで頭使いたくもねぇなぁ、、、、現実もしんどいなぁ、、 というもうだめだめで腐りそうなときに読んだのです。 色々もやもやすることも、この本を読んでいる間は考えずにニヤニヤしたりぷすぷす笑ったり出来た。 思ったことは三浦しをんさんのエッセイではいつもこんな感じにな...続きを読むってる気がする。 今回のエッセイはひとつひとつが短めなので空いた時間にすすっと読める。旅先についてや電車内での話、食に関する話やら多岐に渡るものの余所行きのしをんさんらしく、いつものエッセイよりは堅め?真面目?な感じ。 それでもぷすぷす笑ってしまうので、やっぱり大好きなだなぁと思う。 ひとつ笑えねぇかもなと思ったのは母親の話。 なんで娘に対してそんな憎らしい事ばかり言うんだ!!とちょっと辛くなっちまったが他所様の家族事情は色々よな。
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