EPITAPH東京

EPITAPH東京

669円 (税込)

3pt

刻々と変貎する《東京》を舞台にした戯曲「エピタフ東京」を書きあぐねている“筆者K”は、吸血鬼だと名乗る吉屋と出会う。彼は「東京の秘密を探るためのポイントは、死者です」と囁きかけるのだが……。スピンオフ小説「悪い春」を特別収録。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

EPITAPH東京 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    恩田陸らしい作品だったなぁと。タイトルにある「東京エピタフ」の戯曲が彼女の「木曜組曲」の設定とほぼ同じで、その部分は嗤ってしまったけれども。

    このふあふあとしたとらえどころのなさが彼女のSFやホラーの楽しさなんだよなぁと改めて思う。

    0
    2018年06月17日

    Posted by ブクログ

    もし可能なら単行本で読むのがおすすめかも。
    装丁が素晴らしくて、よりこの作品の世界観を感覚で掴みやすいです。

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    なんとも不思議な構成の本。人を食ったような、ともいえる。作者が戯曲を書くために、東京のあちこちを訪れたり、思いをはせたりする。その戯曲もある程度は紹介されていて(戯曲のためのメモが面白かった。実際にこんな風に作られていくのかな?と思って)、でも未完。そして自称吸血鬼の不思議な男も現れる。なんだかよく

    0
    2020年11月18日

    Posted by ブクログ

    エピタフ=墓碑銘 詩の形式で墓石に刻まれる

    都市もそこに住む人も流れ去っていく幻のようなものかもしれない。毎日の街の姿が堆積していって、目の前に拡がるのは、今 一番上にあるもの。明日には隠れてしまう、いや一瞬後には隠れてしまうのか。
    街の古い記憶は図書や映像の中にしかなくて、誰かが思い出せば表に

    0
    2018年05月03日

    Posted by ブクログ

    再読3回目。
    虚構と現実が入り交じって、さらに作中作まで絡んでくるお話。断片的で重層的で、あと何回か読みたいと思った。作中作の「エピタフ東京」も完成形が気になる。

    0
    2018年04月18日

    Posted by ブクログ

    エッセイとフィクションが浸食し合ったような不思議みのあるお話。
    終盤の襲来後どうなったん!?あれは夢オチ??

    0
    2022年06月28日

    Posted by ブクログ

    東京を舞台にした戯曲を書いている主人公(まあ恩田さんでしょう)が、その舞台となる東京を色々な角度から切り取って東京という街の実像に迫っていく過程を書き記したエッセイ、という感じでしょうか。東京のあんな点こんな点とかなり興味深い内容です、少し物知りになったような気がします。ただし、視点が途中で謎の男性

    0
    2019年12月28日

    Posted by ブクログ

    戯曲を書く作者がストーリーを模索しながら東京をさ迷う連作短編集。
    同時に買った奥田英郎の著作だと勘違いして読んでしまい「頑張って恩田陸みたいな実験的な小説書いてるけど失敗だったなー」と思いながら読んでしまい、奥付きひっくり返して脱力した次第…

    0
    2019年12月05日

    Posted by ブクログ

    〈筆者K〉は戯曲『エピタフ東京』の執筆に行き詰まりながらも、失われつつある東京の魅力への探求を続けていた。
    ある日、自分を吸血鬼と名乗る吉屋という男に出会うが―。

    〈筆者K〉が執筆に悩みながら東京の日常を過ごすエッセイ風の章、吸血鬼を自称する男の視点の章、そして戯曲『エピタフ東京』の脚本部分と、3

    0
    2019年09月03日

    Posted by ブクログ

    これは東京にまつわるエッセイだ。
    物語を期待したが、相変わらずチャレンジングな構成を
    試したがる筆者の趣味嗜好の本だった。
    ただ、エッセイとしては大変面白かったのだが…
    そういえば、戯曲EPITAPHは桐野夏生のoutを連想させた。

    0
    2019年06月26日

EPITAPH東京 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

朝日文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

恩田陸 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す