【感想・ネタバレ】EPITAPH東京 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2018年06月17日

恩田陸らしい作品だったなぁと。タイトルにある「東京エピタフ」の戯曲が彼女の「木曜組曲」の設定とほぼ同じで、その部分は嗤ってしまったけれども。

このふあふあとしたとらえどころのなさが彼女のSFやホラーの楽しさなんだよなぁと改めて思う。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年07月02日

再読。単行本で読んだのだが、びっくりするくらい内容を忘れていた。もともとあんまり覚えていないタチなのだが、まるで初めて読んだような気がして、さすがに自分に不安を覚えた。でも、感想は初回と同じような感じ。でも最初とは違って、この構成を恩田さんの遊び心と感じた。読者を置き去りにしてでも好きなことを書いて...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年05月03日

エピタフ=墓碑銘 詩の形式で墓石に刻まれる

都市もそこに住む人も流れ去っていく幻のようなものかもしれない。毎日の街の姿が堆積していって、目の前に拡がるのは、今 一番上にあるもの。明日には隠れてしまう、いや一瞬後には隠れてしまうのか。
街の古い記憶は図書や映像の中にしかなくて、誰かが思い出せば表に...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年04月18日

虚構と現実が入り交じって、さらに作中作まで絡んでくるお話。断片的で重層的で、あと何回か読みたいと思った。作中作の「エピタフ東京」も完成形が気になる。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年12月28日

東京を舞台にした戯曲を書いている主人公(まあ恩田さんでしょう)が、その舞台となる東京を色々な角度から切り取って東京という街の実像に迫っていく過程を書き記したエッセイ、という感じでしょうか。東京のあんな点こんな点とかなり興味深い内容です、少し物知りになったような気がします。ただし、視点が途中で謎の男性...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年12月05日

戯曲を書く作者がストーリーを模索しながら東京をさ迷う連作短編集。
同時に買った奥田英郎の著作だと勘違いして読んでしまい「頑張って恩田陸みたいな実験的な小説書いてるけど失敗だったなー」と思いながら読んでしまい、奥付きひっくり返して脱力した次第…

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月03日

〈筆者K〉は戯曲『エピタフ東京』の執筆に行き詰まりながらも、失われつつある東京の魅力への探求を続けていた。
ある日、自分を吸血鬼と名乗る吉屋という男に出会うが―。

〈筆者K〉が執筆に悩みながら東京の日常を過ごすエッセイ風の章、吸血鬼を自称する男の視点の章、そして戯曲『エピタフ東京』の脚本部分と、3...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年06月26日

これは東京にまつわるエッセイだ。
物語を期待したが、相変わらずチャレンジングな構成を
試したがる筆者の趣味嗜好の本だった。
ただ、エッセイとしては大変面白かったのだが…
そういえば、戯曲EPITAPHは桐野夏生のoutを連想させた。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年12月31日

 東京を舞台にした戯曲<エピタフ東京>を書きあぐねている筆者は、吸血鬼だとなのる男と出会う。

 東京のあちこちを舞台に、というか題材にしているのだけど、どうも田舎者にはぴんとこない。
 多分、空気感がわからないからなんだろう。
 例えば、熱帯を舞台に、ってなれば、あのむっとするような暑い空気をいや...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年07月19日

読みやすく面白かったのだけど,最後まで全体像がつかめなかった。もう一度読んだら違う側面が見えてくるのかもしれない。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年05月20日

何小説なんだろう、これは。この何者でもなさ、匂いのない乾いた質感が、都市東京ということなのか。

過去の歴史と今の時点の東京を閉じ込めるように描写している。

国民という単位で共有する記憶を、自分の言葉で記録する行為は業であると思う。いつもそのようなことを考える。

「悪い春」が面白かったな。「春な...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年04月10日

この話の真の主役は東京。
明るいだけでなく、ちょっと影のある東京を探索していく著者、読んでるほうもぶらっと出掛けたくなる。
作中劇の『エピタフ東京』も桐野夏生の小説みたいで面白かった。これだけ別に完成させてほしい。

このレビューは参考になりましたか?