鹿島茂の作品一覧
「鹿島茂」の「デパートの誕生」「「失われた時を求めて」の完読を求めて 「スワン家の方へ」精読」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
今年の秋は、岩波文庫版「レ・ミゼラブル」(豊島与志雄訳)と悪戦苦闘している。年末の今ようやく第三巻の途中まできている。
本筋はかろうじて掴めているのだが、この大作の特徴なのだろうが、ちょい役の人の生い立ちまで丁寧に語り、当時のフランスの政治状況、社会状況を丁寧に描いている。それ故にこの大作が文学作品として特別に優れたものとなり、19世紀の叙事詩と言われているのだろうが、日本人には理解し難い面もある。
元々は読破してから鹿島さんの本作品を読んで理解を深めようと思っていたが、読み進めるのが苦痛になりつつある今、読破するにはこの本の助けが必要と思い積読本の中からなんとか探し出し読め始めた。
結
Posted by ブクログ
小林一三翁がかかわった阪急や宝塚の本は読んでいたが、しっかりした評伝は初めて。鹿島茂氏の作品とあり期待値は高かったが、それを上回る内容。過去に読んだ経営者の評伝の中では一番よかった。
阪急、宝塚、東宝、東京電燈などのストーリー一つ一つがおもしろい。登場人物が多くて疲れるが、そこは根気よく調べて読み進めれば理解が深まる。最も面白かったのは商工大臣に就任、およびこの前後。他の評伝では統制経済に加担した変節などと批判されることもあるが、この本では丁寧に調べ自由主義者である小林一三の本懐がうかがえる。
以下、印象に残った点。
・人口学を理解した稀代のイノベーターこそが彼である。薄利多売ではない。「
Posted by ブクログ
鹿島先生のわかりやすい文体による解説本で非常に好奇心が湧く内容となっており原書を読みたくなった。
特に子供に受験勉強を強いた方が良いかという設問に対して、人間は暇になると人生の虚しさを感じるので、忙しい方が幸せでいられる→よって受験勉強を強いらないより強いた方が良いという説は自分の中で想定してなかったので腹落ちできた(もちろん反対意見もあるとは思うが)。
政治家に鬱がいないのは忙しくて自分のことを考えられないからという話も興味深い。自分もプライベートで色々あり人生辛い辛いという状況であるが、人生1度きりしか無いのであえて自分から忙しい状況を作り出すことで、前に進んでいきたいと思う。そのように思