邱永漢の作品一覧
「邱永漢」の「お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ」「香港・濁水渓 増補版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「邱永漢」の「お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ」「香港・濁水渓 増補版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
濁水渓
いや〜傑作…。東山彰良氏の解説にて「作家として生き、言葉に焦がれ、作家として死んでいこうとしない者が書いた小説など、その良し悪し以前にまったく読む気になれなかった。」とあり、その気持ちに私も深く同意するものの氏同様、偏見を持つばかりに傑作を見逃す危険性を私も改めて認識した。
政治信条を失い金儲けに走るようになる…と聞くと随分落ちぶれたように感じるものの、そこは中国の統治する地と思えば法などないも同然、思想など何の役にも立たないと察せられるので林の生き方にどうして難癖つけることが出来ようか。(この本を読む前に茂木先生の著作などで繰り返し中国において如何に血縁や地縁が大事で賄賂がまかり通っ
Posted by ブクログ
お金は汚い?
確かに小さい頃から親からお金は汚いと言われてきました。
それが「誰が触ったかわからない」という程度で。
確かに口に入れるのは良くないですがあそこまで汚物扱いされるのも変やなと思ってました。
まあ金のために生きてないという矜持の裏返しやと言われたらそんな気もします。
お金は大切か大切やないかと言われたら大切なんです。
でも1番かと言われたらそうじゃないように思います。
なんとか生活に困らないくらいにはなりました。
要は足るを知るなんですよね。
でもお金が必要な時も来るんですよね。
「十分なお金を渡したい」
そう思える人に出会った時お金が必要になります。
それは仕事のパートナーな
Posted by ブクログ
台湾でうまれ 香港、広州、日本で 生活した
邱永漢の 身体には さまざまな 食が 通り過ぎていった。
また お嫁さんは、広州生まれの料理にくわしい人だった。
それを 噛み分けて、美味しい 文化比較論が さりげなく
表現される。
『人間は生きるために食うのであって、
食うために生きているのは豚だ』
食う楽しみを 単に食うだけでなく
料理の作り方まで 懇切丁寧に 説明する。
よく考えれば、なぜ中国人は これほどまでに
豚が 好きなんだろう。豚を丸ごと食べてしまう。
世界の半分の豚を中国人が食べているという現実は、
なんともいえないほどの ブタフリークだ。
邱永漢の 言葉の選び方が 実に素晴ら