食は広州に在り 改版

食は広州に在り 改版

712円 (税込)

3pt

3.8

美食の精華は中国料理、そのメッカは広州である。広州美人を娶り、白亜の洋館に在って、時に自ら包丁を手にとる著者が蘊蓄を傾けて語る、中国的美味求真の世界。一読、その美酒佳肴に酔う――。

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食は広州に在り 改版 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年07月15日

    台湾でうまれ 香港、広州、日本で 生活した
    邱永漢の 身体には さまざまな 食が 通り過ぎていった。
    また お嫁さんは、広州生まれの料理にくわしい人だった。
    それを 噛み分けて、美味しい 文化比較論が さりげなく
    表現される。

    『人間は生きるために食うのであって、
    食うために生きているのは豚だ』
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    Posted by ブクログ 2017年10月20日

     ウィリアム・グラッドストン(元イギリスの首相)曰く、「人間は、生きるために食うのであって、食うために生きているのは豚だ」って著者はP16ページに紹介し、その手のひらを返すように彼は、食の喜びについて賛同している。如何せん、古い本なので、文字が小さく集中を欠き流し読み。

    0

    Posted by ブクログ 2015年10月31日

    著者は台南育ちで、香港人の妻をもつ。書かれたのは昭和30年というからいまから半世紀もの昔の作品である。
    かなりの良書である。文体も心地よい。

    中国人の本質は、軍事パレードではなく、こういった食の部分にあるだろうなと思う。
    中国人にとって何よりも大事なのは豚である。
    鶏肉はバラバラのもので買ったりせ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月03日

    『壇流クッキング』を読むついでに、並行して『食は広州に在り』も読み返してみた。初めて読んだときほどの面白さはなかったとは言え、開陳される数々のエピソードや故事は秀逸で、暇な時間にチラチラと読んでいただけだったのに、あっという間に一冊読んでしまった。

    邱永漢の本は他も面白そうなので、もう何冊か読んで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月11日

    糸井重里さんが邱永漢さんの文体を称賛していましたので一読。確かに読みやすいし、おもしろいし、勉強になる。また、丸谷才一の書評に驚いた。食がテーマの本著から獲られる教訓は、人間は国が亡んでも生きてゆける。国は何度も亡び、王朝は何度も改まる。そして、それにもかかわらず個人は悠々として生きてゆく である。...続きを読む

    0

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