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Posted by ブクログ 2016年07月15日
台湾でうまれ 香港、広州、日本で 生活した
邱永漢の 身体には さまざまな 食が 通り過ぎていった。
また お嫁さんは、広州生まれの料理にくわしい人だった。
それを 噛み分けて、美味しい 文化比較論が さりげなく
表現される。
『人間は生きるために食うのであって、
食うために生きているのは豚だ』
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Posted by ブクログ 2015年10月31日
著者は台南育ちで、香港人の妻をもつ。書かれたのは昭和30年というからいまから半世紀もの昔の作品である。
かなりの良書である。文体も心地よい。
中国人の本質は、軍事パレードではなく、こういった食の部分にあるだろうなと思う。
中国人にとって何よりも大事なのは豚である。
鶏肉はバラバラのもので買ったりせ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月03日
『壇流クッキング』を読むついでに、並行して『食は広州に在り』も読み返してみた。初めて読んだときほどの面白さはなかったとは言え、開陳される数々のエピソードや故事は秀逸で、暇な時間にチラチラと読んでいただけだったのに、あっという間に一冊読んでしまった。
邱永漢の本は他も面白そうなので、もう何冊か読んで...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月11日
糸井重里さんが邱永漢さんの文体を称賛していましたので一読。確かに読みやすいし、おもしろいし、勉強になる。また、丸谷才一の書評に驚いた。食がテーマの本著から獲られる教訓は、人間は国が亡んでも生きてゆける。国は何度も亡び、王朝は何度も改まる。そして、それにもかかわらず個人は悠々として生きてゆく である。...続きを読む
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