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大穴
〔競馬シリーズ〕探偵社の調査員ハレーは脇腹に喰いこんだ弾丸のおかげで生き返った! かつて障害騎手だった彼は、事故で騎手生活を絶たれた瞬間から、死人も同然だったのだ。だが今や胸の中に怒りが燃えあがってきた! 傷の癒えたハレーは、競馬界にうごめく黒い陰謀に敢然と挑戦していった! -
シーラという子
清潔とはいえぬ姿に敵意むきだしの目。シーラは6歳で傷害事件を起こし、トリイの特殊教室に送られてきた。決してしゃべろうとせず泣きもしない。ときに感情を爆発させ大暴れする。だが実は高知能の持ち主で、心身に深い傷を負っていた……虐待に蝕まれた少女が堅く閉ざした心を次第に開いていく姿を描く感動作 -
よその子 見放された子どもたちの物語
トリイの補習教室は、あらゆるクラスからはみ出した子どもたちで大混乱。自閉症、識字障害の子、暴力的な子、鬱状態の子に全精力を傾けるトリイに彼らはいう。「わたしたち、どうせよその子じゃない。なんでそんなに気にかけるの?」やがて四人は互いの能力を引きだしあい、トリイとの間に特別な絆が結ばれていく/掲出の書影は底本のものです -
ダーティペアの大復活
〈ダーティペア・シリーズ5〉銀河系最強の美女ふたり、眠りから醒めて大あばれ! 冷凍睡眠に入っていたユリとケイが目覚めてみれば、世界は、トンデモないことになっていた! 宇宙の危機を救え、ダーティペア!! 銀河系最強の美女コンビが還ってきた! 冷凍睡眠に入っていたユリとケイを目覚めさせたのは、女性型バイオボーグのフローラ。二人が眠っているあいだに、世界はたいへんヤバいことになっているというのだ。起きたばかりの二人は、彼女の依頼を受けて、危機におちいったこの世界を救うために行動を開始したのだが、またもや信じられないトラブルに巻きこまれてしまう。これが、大宇宙を揺るがすダーティペアの復活劇だ! /掲出の書影は底本のものです -
犬は勘定に入れません
〈ヒューゴー賞・ローカス賞受賞〉タイムトラベルで21世紀と19世紀を往復する史学生の男女の冒険を軽妙洒脱に描く話題作 人類はついに過去への時間旅行を実現した。その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。史学部の大学院生ネッドは、大聖堂にあったはずの ""主教の鳥株"" を探せと計画の責任者レイディ・シュラプネルに命じられた。だが、21世紀と20世紀を何度も往復して疲労困憊、とうとう過労で倒れてしまった!? SFと本格ミステリを絶妙に融合させた話題作 -
廃園の天使
「いちど観てみたいわ、春を。ここには夏しかないものね」 ぼくは柔らかい春の雨を想像した。美しく残酷な夏の終わりに―― 日本SF大賞受賞作家の初長篇、待望の電子書籍化。仮想リゾート〈数値海岸〉の一区画〈夏の区界〉。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。謎の存在〈蜘蛛〉の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける――仮想と現実の闘争を描く〈廃園の天使〉シリーズ第1作。 -
エジプト十字架の秘密
田舎町に発生した凶悪な殺人事件はT字で彩られていた。T字路に立つT字型の道標に磔にされたT字型の首なし死体、そしてドアに描かれたTの血文字。古代宗教や中部ヨーロッパの迷信等を背景に起る第二第三の殺人にエラリイの推理も翻弄される。有名な読者への挑戦状を付した国名シリーズ中傑作の誉れ高い作品。 -
もっとも暗い場所へ
ある日キャサリンが出会った、青い目を持つハンサムな男性リー。ふたりはたちまち熱烈な恋に落ち付き合いはじめた。その四年後、彼女は常に不安にさいなまれ、他人を警戒し、自室の錠が下りているか執拗に確認する日々を送っている。彼女とリーのあいだにいったい何が? そして、キャサリンがついに立ち直ろうと決めたとき一本の電話が彼女のすべてを脅かす……イギリスで一大ベストセラーとなった息もつかせぬ傑作サスペンス登場。 -
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史
「理想主義を掲げたウィルソン大統領は、革命嫌いの人種差別主義者だった」「第1次大戦後にドイツに課された莫大な賠償金は、モルガン家の利益を増やすため」「アメリカの大企業はこぞってナチスに資金援助していた」「日本への原爆投下はソ連を牽制するためで、軍事的な意義や正当性などない」……歴史上、ファシストや全体主義者を打倒したアメリカには、「自由世界の擁護者」というイメージがある。しかし、それは真の姿だろうか?2度のアカデミー賞に輝く、過激な政治的発言でも知られるオリバー・ストーンによれば、それは嘘だ。じつはアメリカはかつてのローマ帝国や大英帝国と同じ、人民を抑圧・搾取した実績にことかかない、ドス黒い側面をもつ「帝国」なのだ。その真実の歴史は、この帝国に翳りの見えてきた今こそ暴かれねばならない。最新資料の裏付けをもって明かすさまざまな事実によって、全米を論争の渦に巻き込んだ歴史大作(全3巻)。 -
単独飛行
石油会社入社後、赴任先のアフリカで体験した楽しくもスリリングな数々のエピソード。その後、第二次世界大戦が始まり、英国空軍飛行士として中東やギリシャを転戦しながらの冒険の日々。そして戦地から手紙に託した母への想い……短篇の名手が波瀾万丈の青春時代を綴る『少年』の続篇の自伝 -
少年
短篇の名手の楽しいエピソードが詰まった贈り物をお届けします。自転車を乗りこなそうと夢見た頃、菓子屋での“ネズミ事件”、ノルウェイでの夏休み、姉の恋人にした大胆ないたずら、そして、手ごわい上級生や教師たちとの寄宿学校での日々・・・・・・子供時代が懐かしくなるすてきな自伝。 -
モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
「モサド」――畏怖と敬意を込めてその名が語られるイスラエルの対外情報機関。世界最強と謳われるそのエージェントたちは、いかにして危険に満ちた任務を遂行してきたのか? スパイ小説の名手として知られるイスラエル人作家が、60年を超える歴史をひもとき、謎に包まれた真実に迫る。 世界を瞠目させたナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの誘拐、「黒い九月」やヒズボラなどアラブ・テロリストとの果てなき相克、北朝鮮も暗躍したシリアによる核開発計画の阻止……。それら過去の作戦のみならず、近年の核兵器をめぐるイランとの秘密戦争の実態を描き、最終段階に入った両国の熾烈な戦いを丹念に追う。 イスラエルの歴代国家指導者、モサドの元長官やエージェントなど、多数の当事者への取材と最新の情報をもとに、国家存亡の危機を幾度も救ってきた秘密機関の全貌が浮かび上がる。本国イスラエルで一大ベストセラーとなった白熱のインテリジェンス秘録。 -
シャーロックホームズの冒険
ホームズに始まりホームズに帰るといわれ、名探偵の代名詞ともなったシャーロック・ホームズ。本書は、世紀末のロンドンに繰り広げられるそのホームズの痛快無類の冒険の魅力を伝えた第一短篇集である。名作の誉れ高い「ボヘミア国王の醜聞」「赤毛連盟」「まだらの紐」等12篇を収める新訳決定版! -
王狼たちの戦旗〔改訂新版〕
七王国の空に燦然と輝く、真紅の彗星。それは大戦乱時代の到来を告げていた。前王の死後、王妃の策略どおり〈鉄の玉座〉は少年王ジョフリーが継いだ。だが南部諸侯を率いるレンリーに、異国の神の祭司の力をかりるスタニス--少年王の2人の叔父が自分こそ王であると挙兵したのだ! さらに父を処刑されたスターク家の長男ロブも〈北の王〉として蜂起する……ローカス賞を連続受賞した大河ファンタジイ〈氷と炎の歌2〉、待望の第2部! -
もしロシアがウクライナに勝ったら
ドイツのNo.1ベストセラーを緊急刊行! 解説:奥山真司(地政学・戦略学者) 軍事・安全保障のエキスパートが圧倒的なリアリティで描く、 ウクライナ戦争後の「起こりうる未来」 ***** 南クリル諸島(北方四島)をめぐる問題を考えれば、これは日本の利害にも関係する。ロシアがこれらの島を問答無用で自国の領土と宣言するのを、さらには中国が尖閣諸島を制圧し、軍事力に訴えて自国の要求をのませようとするのを、何をもって押し止めることができようか。つまり、ウクライナ戦争でロシアが勝利すれば、欧州だけでなく、アジアでもパンドラの箱が開くことになる。本書のシナリオは日本の読者にとっても対岸の火事ではないのだ。(日本版序文より) ***** 2028年3月27日未明、ロシア軍がエストニアの都市ナルヴァとバルト海のヒーウマー島を占領。バルト三国への攻撃が始まった。 2025年にウクライナ戦争が終結して以来、軍備増強という問題から目を背けてきたNATOは、ここへきて防衛能力不足があらわになる。一方ロシアはプーチン前大統領の悲願であった「歴史的使命」を完遂すべく、西側諸国への軍事的エスカレーションを着実に進めていく……。 はたしてNATOは結束して行動を起こせるのか? 不穏な動きを見せる中国の狙いは? そして、世界は核戦争へと突入してしまうのか? 【目次】 第1章 バルト三国、数年後の未来 第2章 ジュネーブ・国際連合欧州本部「パレ・デ・ナシオン」――三年前 第3章 風向きの変化 第4章 モスクワの雪解け? 第5章 ジュネーブ後のウクライナ――混迷 第6章 限定的な防衛能力 第7章 計画 第8章 マリ共和国キダル、2028年2月2日――ゲーム開始 第9章 ブリュッセル、2028年2月5日――撒かれたエサ 第10章 南シナ海、2028年2月28日――盟友の間接支援 第11章 シアトル、2028年3月26日――急報 第12章 ベルリン――2028年3月27日、4時20分(CET) 第13章 盗聴防止策が施されたビデオ会議――2028年3月27日、8時30分(CET) 第14章 モスクワ――2028年3月27日、九時(CET) 第15章 ブリュッセル・NATO本部――2028年3月27日、一4時(CET) 第16章 ワシントン・ホワイトハウス――2028年3月27日、一4時15分(CET) 第17章 80°49′35″N 66°27′30″W / 80.82639°N 66.45833°W――2028年3月28日、12時27分(CET) 第18章 ブリュッセル・NATO本部――2028年3月28日、16時(CET) 第19章 トヴェリ州ルジェフ(ロシア連邦)――2028年3月29日、9時(CET) 第20章 モスクワ/北京、2028年3月30日――新たな中心 解説/奥山真司(地政学・戦略学者) -
欲望の大地、果てなき罪
1946年、ベイルート。長男ジャンが犯した殺人を追う次男フランソワ。不審死を遂げた三男エティエンヌ。長女のエレーヌにも秘密が…… -
ソラリス
ソラリス──この静謐なる惑星は意思を持った海に表面を覆われていた。心理学者ケルヴィンは、惑星の謎を解明するべく派遣されたのだが……。人間を超える知性とのコンタクトは可能なのか? 連載中から絶賛の声続々! 人気作家が傑作古典を余すことなくコミック化 -
小さき王たち
現代日本の政治と報道を問う三部作。3カ月連続刊行一九七一年、新潟。野心に燃える政治家と、正義を求める記者。その五十年にわたる闘いが始まる――高度経済成長下の1971年12月。衆議院選挙目前、東日新聞新潟支局の若き記者・高樹治郎は幼馴染みの田岡総司と再会する。田岡は新潟選出の与党政調会長である父の秘書として選挙応援に来ていた。彼らはそれぞれの仕事で上を目指そうと誓い合う。だが、選挙に勝つために清濁併せ呑む覚悟の田岡と不正を許さずスクープを狙う高樹、二人の道は大きく分かれようとしていた……大河政治マスコミ小説三部作開幕。解説/佐藤憲一(読売新聞東京本社文化部) -
AIとSF
画像生成AI、ChatGPTなどの対話型AI――まさにカンブリア爆発ともいえる速度と多様さで、AI技術は人類文明を劇的に変えようとしている。その進化に晒された2025年大阪万博までの顛末、チャットボットの孤独、AIカウンセラーの献身からシンギュラリティまで、22名の作家が激動の最前線で体感するAIと人類の未来。『ポストコロナのSF』『2084年のSF』に続く日本SF作家クラブ編の書き下ろしアンソロジー第3弾 目 次 まえがき 大澤博隆 準備がいつまで経っても終わらない件 長谷敏司 没友 高山羽根子 Forget me, bot 柞刈湯葉 形態学としての病理診断の終わり 揚羽はな シンジツ 荻野目悠樹 AIになったさやか 人間六度 ゴッド・ブレス・ユー 品田 遊 愛の人 粕谷知世 秘密 高野史緒 預言者の微笑 福田和代 シークレット・プロンプト 安野貴博 友愛決定境界 津久井五月 オルフェウスの子どもたち 斧田小夜 智慧練糸 野﨑まど 表情は人の為ならず 麦原 遼 人類はシンギュラリティをいかに迎えるべきか 松崎有理 覚悟の一句 菅 浩江 月下組討仏師 竹田人造 チェインギャング 十三不塔 セルたんクライシス 野尻抱介 作麼生の鑿 飛 浩隆 土人形と動死体 If You were a Golem, I must be a Zombie 円城 塔 この文章はAIが書いたものではありません 鳥海不二夫 各篇解説 鯨井久志/鈴木 力/冬木糸一/宮本裕人 -
あんかけ焼きそばの謎
大好評『ソース焼きそばの謎』、待望の続篇! 蒸し麺や揚げ麺に熱々の餡をかけて食べる「あんかけ焼きそば」。食卓ではマイナーな存在だが、その発祥はソース焼きそば以上に謎に満ちている! 探求の旅は戦前の東京、横浜・長崎を経てアメリカへ――。世界屈指の焼きそば通が解く、濃厚歴史ミステリ第二弾 -
マッキンゼー 世界を操る権力の正体
企業や政府に助言を与える国際的なコンサルティング会社、マッキンゼー。輝かしいパブリックイメージに隠された裏の顔をジャーナリストである著者らが暴く。レイオフの推奨、安全性の不整備、労災の隠蔽……過剰な利益の追求が労働環境を悪化させていた――。 -
絶海 英国船ウェイジャー号の地獄
1740年9月18日、軍艦5隻を中心とした小艦隊がポーツマスを出港した。そこには、かつての商船から大砲28門を備えた六等艦へと生まれ変わった「ウェイジャー号」と250人の乗組員の姿もあった。スペインのガレオン船を追うという密命を帯び、意気揚々と出発した艦隊だったが、航海は凄絶を極め、謎の伝染病で多くが死に至り、南米大陸南端を航行中ついに嵐に飲み込まれてしまう。隊からはぐれ、無人島へと流れ着いたウェイジャー号の乗組員たち。そこで繰り広げられたのは、悲惨な飢えとの戦いだった。武器や食料を奪い合い、殺人や人肉食にまで及ぶ者が現れ、それでも極限状態を生き延びた者たちは、やがて対立する二組に分かれて島を脱出する。骨と皮になり果てながら母国へと帰還した33人を待ち受けていたのは、非情なる裁判だった。絶海の孤島に隠された真実とは? 彼らが犯した真の罪とは?全米で300万部を突破した『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』著者が、生存者の日誌や証言をもとに、ウェイジャー号の運命を克明に描き出す。アメリカ、イギリス、フランスでベストセラーになったサバイバルノンフィクション。 -
川が流れるように
1948年、コロラド州アイオラ。ヴィクトリアは17年間、家と農園の外にほとんど出たことがなかった。母を早くに亡くし、桃農家の父と叔父、弟のために家事をこなすだけで日々は過ぎていく。そんな彼女の人生が突然変わる。謎めいた青年ウィルと出会ったのだ。ウィルは故郷をもたず、各地を放浪しているという。自由な彼といるとき、ヴィクトリアは自分も変わったように感じた。だが、町の人々はよそ者を疎んだ。それでも、ヴィクトリアはウィルを選ぶ。初めて父に嘘をついてまで、逢瀬を重ねる。だが、背後には悲劇が迫っていた――。大切なものを失いながらも、自分の道を進み、再生を遂げる女性の姿を描く感動作。アメリカ、イギリス、ドイツなどで続々とベストセラーリスト入りした米国作家のデビュー長篇小説 -
氷の致死量
被害者を解体し、その臓物に抱かれる殺人鬼。彼が慕う“聖母”とは?『死刑にいたる病』の著者が放つ新たなるサイコ・サスペンスの金字塔私立中学に赴任した教師の鹿原十和子は、自分に似ていたという教師・戸川更紗が14年前、殺害された事件に興味をもつ。更紗は自分と同じ無性愛者ではと。一方、街では殺人鬼・八木沼武史が“ママ”を解体し、その臓物に抱かれていた。更紗に異常に執着する彼の次の獲物とは……殺人鬼に聖母と慕われた教師は、惨殺の運命を逃れられるのか?『死刑にいたる病』の著者が放つ、傑作シリアルキラー・サスペンス! 解説/大矢博子 -
昆虫絶滅
気候変動、森林伐採、過剰な農薬使用……環境悪化により、昆虫の個体数が減少している。生物の多様性が失われた未来は、人間の生活にどれほど悪影響があるのか。また虫たちによる人間への恩恵とは。英国人ジャーナリストが説く、昆虫と人類の理想的な共生社会。 -
転生令嬢と数奇な人生を
小説家になろうサイトで700万PV突破! 本年度第8回勝手にロマンス大賞ネット部門第2位 ファルクラム王国の中流貴族キルステン家の令嬢に転生したカレン。前世日本人女性で30代で死亡したという記憶がある以外、とくにチート能力などもない、いわゆるモブ転生。……生まれ変わったけど、なにをすればいいの? お告げや使命は? それでも温かい家族に囲まれて幸せに暮らしていたが、14歳の頃、なぜか兄姉弟の中で自分だけ母親の記憶から忘れ去られてしまった。その原因が母の浮気の末にできた子供だったからとわかり、浮気相手が平民だったことから、家を出て平民として暮らすことに。そして2年が過ぎた16の春。ここでまた転機が。皇帝の愛妾となった美貌の姉に呼び戻され、カレンは結婚をすすめられる。平民に落とされた妹を貴族籍に戻そうという姉心であったが、いわゆる政略結婚だ。婿候補は2人いた。侯爵家の次男で容姿端麗・将来有望な騎士ライナルトと妻に先立たれた地方領主のコンラート老伯爵。果たして、カレンの選択は……? 連載版に加筆修正を加えた450ページ超の大ボリュームで贈る第1巻。 -
シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪
精神病院に収容された男が口にしたのはクトゥルーのルルイエ語だった。彼の身にいったい何が? またもホームズが古き神々に挑む -
靴に棲む老婆〔新訳版〕
製靴業で成功したポッツ家で決闘騒ぎが起き、巻き込まれたエラリイは一計を案じるが……奇妙な童謡殺人を描くクイーン中期の傑作 -
場所
父は労働者階級出身だった。 十二歳で学校を辞めさせられてから、農場で雇われ、その後は工場に勤務、母と結婚してからは小さな町で店をもった。フランス語の綴りもままならず、ずっと知識階級に引け目を感じていた人生だった。一人娘が学校で優秀な成績を収め、特に国語に秀でていることが分かってからも、娘が図書館に行ったり、家で本を読むのを嫌がった。そんな父も、娘がエリート出身の男と結婚して孫が産まれてからは、少しずつ娘が仲間入りを果たした知識階級へのコンプレックスとうまく折り合いをつけていったが――。 フランス人女性として初めてノーベル文学賞を受賞した著者が、自分よりも上の階級に行こうとする娘へのわだかまりを抱える父を見つめる自伝的小説。1984年、ルノードー賞受賞。 -
リーマン・ショック・コンフィデンシャル
気鋭のジャーナリストが鋭く抉りだすリーマン・ショックのセンセーショナルな内幕。800‐CEO‐READビジネス書大賞受賞作。《フィナンシャル・タイムズ》紙の年間ベスト・ビジネスブックに選出。金融ノンフィクションの傑作 みずからの利益か、世界金融システム破綻の回避か? 迫り来る未曾有の危機に際して、リーマン・ブラザーズCEO、ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、ガイトナーNY連銀総裁、ウォーレン・バフェット、そして巨万の富を稼ぐウォール街のトップは、何を考え、何を語り、いかに行動したか? -
みんなが手話で話した島
「あの人たちにハンディキャップなんてなかったですよ。ただ聾(ろう)というだけでした」(本文より)アメリカ・ボストンの南に位置するマーサズ・ヴィンヤード島。20世紀初頭まで、遺伝性の聴覚障害のある人が多く見られたこの島では、聞こえる聞こえないにかかわりなく、誰もがごく普通に手話を使って話していた。耳の聞こえない人も聞こえる人と同じように育ち、社交し、結婚し、生計を立て、政治に参加した。「障害」「言語」そして「共生社会」とは何かについて深く考えさせる、文化人類学者によるフィールドワークの金字塔。解説:澁谷智子(成蹊大学教授、『ヤングケアラー』『コーダの世界』著者) -
統合失調症の一族 遺伝か、環境か
第二次大戦後、ギャルヴィン一家はコロラド州に移住し、12人の子宝に恵まれた。しかし子どものうち6人に異変が起きる。修道士のようにふるまう長男、自分はポール・マッカトニーだと言い張る末っ子……。彼らはなぜ統合失調症を発症したのか。家族の闇に迫る -
怪盗ミルク
頼まれればどんなものでも盗んでくれる、小悪魔少女ミルク。ピンクの羽の象、昔の一日、憎い相手の人生。でも盗んでもらったその後に……。『ミルクがねじを回す時』のヒロインのスピンオフ作品。 -
匿名作家は二人もいらない
自らの正体を決して明かさない作家モード・ディクソンのアシスタントとして働くことになったフローレンスが見た衝撃の事実とは?
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