女性専用の一冊!日本ではいくら親友だからってここまで話せないと思います。だから一人で自習するくらいの気持ちでぜひ読んでほしいと思います。わたしは30代ですが、初めて知ることが多くありました。ただ、保健体育の表現を大幅に超えてかなりオープン・リアルな表現や絵があるので苦手な方もいるかもしれません。
が
...続きを読む、キモチワルと思って引いてしまって身体のことを知らないのは、もし気になる症状が出たときに後悔すると思います。あと、男性が読むのはオススメできません。相手のことを知るのは大切ですが、妙に詳しくなってしまうので気持ち悪いと思われる可能性があります。
●神話の打破 のコラムがすごい
著者はドイツ在住のアメリカ人なのに、日本人のわたしが読んでも「あぁ、神話だったんだ」と思うことがありました。と、同時に女性の身体の知識は、国を超えて地球レベルで誤解が生じていることがわかり、驚きました。
●更年期以降を快適に過ごすためのリスト/P288
これは、更年期「以前」の方も重要なアイディアだと思いました。白いものを食べない・運動をする・・など他の本でもおすすめされていた方法が紹介されているからです。
●婦人科は歯医者よりも行くのが楽しみになる場所になりうる
痛いことされない?恥ずかしいし・・とできるだけ行きたくないところの婦人科。本書の終わりではそれを理解された上で婦人科検診(ただしドイツ流かな)について紹介されています。
●妊娠出産に関する話はない
タイトルに「産科」とは書いてないですよね!(よく間違える)そしたら、今は若いし元気だし婦人科には用事はないのでは?と思う方はぜひ本書を読んでみてください。どんなときに活用できるか理解できます。