カンバンファの作品一覧

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作品一覧

2023/12/29更新

ユーザーレビュー

  • この世界からは出ていくけれど
    早川書房の編集者が邦訳タイトルをつけたと序文で書かれてたけど、「この世界からは出ていくけれど」というタイトルに惹かれて何となく手に取った。

    読み終えたいま、七篇を射抜いた素晴らしいタイトルだとあらためて思う。

    どれも好きだったけど、『ブレスシャドー』が特に好きだった。
    あとがきも短いけどとても好...続きを読む
  • わたしたちが光の速さで進めないなら
    遠く離れた星に移住した家族を想うコールドスリープの研究者を描いた表題作ほか7編。若手韓国SF作家による短編集。

    韓国SFって若い女性の作家さんが多いのでしょうか。以前読んだ「千個の青」も若い女性だった気がします。「千個の青」のような雰囲気を想像して読み始めたのですが、意外にかっちりした固めのSFで...続きを読む
  • 千個の青
    感涙必須。
    まず、人間、動物の生きている・幸せであることをその振動で感じるヒューマノイドというのが自分にとって新しい見方で興味をひかれて。
    そのコリーの素直な質問や意表をつく切返し、空を見上げるシーンや馬のトゥデイを想っての行動、すべてが愛しく感じられ、最期は彼らしいと思うぐらい優しい存在。
    止まっ...続きを読む
  • わたしたちが光の速さで進めないなら
    韓国の若手(93年生まれ)女性作家によるSF短編集。テッド・チャンやケン・リュウに通じる作風。7編を収録。

    「巡礼者たちはなぜ帰らない」「スペクトラム」「共生仮説」「わたしたちが光の速さで進めないなら」「感情の物性」「館内紛失」「わたしのスペースヒーローについて」を収録。

    登録数・レビュー数が多...続きを読む
  • わたしたちが光の速さで進めないなら
    どこか今と地続きのような世界を描くSF短編集。とても面白かった。地球外生命体との接触、共存。進化した人類に残るヒエラルキーの書き方。ふと宇宙に思いを馳せる小説。良かった。

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