派遣者たち
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派遣者たち

2,970円 (税込)
1,485円 (税込) 12月18日まで

7pt

4.6

地下都市に暮らすテリンは、もはや人が住めなくなった地上へ行くことを切望していた。師匠のイゼフが地上の素晴らしい夕焼けの美しさや夜空を横切る星の輝きを教えたから。だがタリンは地上へ行ける“派遣者”になるための試験の直前、不思議な幻聴を体験する。

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派遣者たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    〜あらすじ〜
    正体不明の菌類『氾濫体』に地上は汚染され、地下都市に追いやられ、『氾濫体』による『錯乱症』怯えながら暮らす人類。
    地上奪還のため氾濫体の調査・研究を行うため、地上へ出ることを唯一許されている『派遣者』になることを夢見る地下都市ラブバワに住む少女テリンは、師匠である派遣者のイゼフに憧れな

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    同著者2冊目。
    完全にファンになりました。
    SFの世界観でありながら純文学のような、あるいは思考実験のような側面をもつ作品なので、これまで全くSFに触れてこなかった私にも刺さります。

    キム・チョヨプさん、これから積極的にオススメしていきたいです。

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    互いの不完全さを知り、違いを認め、生き方を尊重することの大切さ、そして自分にとっての幸せのあり方について考えさせられた一冊。「大事なのはね、自分が自分だけで成り立ってるって幻想を捨てること。そしたら、可能性は無限だよ」という言葉に連れた。

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    今時点で今年一だなと思う「わたしたちが光の速さで進めないなら」の著者の二つ目の長編。これもサイコウだった。

    今回は人と人じゃないものの共生がテーマ。

    氾濫体ってなに!?振動はなんなの!?テリンとイゼフ、ソノの関係は!?
    世界の状況はすぐわかるのだけど、主人公のテリンを取り巻く状況がなかなか理解で

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    キム・チョヨプさんの長編です。
    この作品の舞台は、宇宙から飛来した外来種である「氾濫体」に覆われた地球。人類は氾濫体に触れると錯乱症を発現するため、これを恐れて地下へ潜って生活をしています。いつか地球を自分たちの手に奪還するため、地上の探査をしており、その危険な任務を担うのが派遣者と呼ばれる選び抜か

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    今年のK-BOOKフェスティバルで行われたファンミーティングでは、この小説の結末が賛否両論を呼び起こすかもしれない、と編集者らには言われていた。なぜだろうか。読んでみれば、キム・チョヨプは"平常運転"しかしていない。他者との共存をテーマにしている点で、キム・チョヨプが追究している

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    面白かった。SFは苦手だと思ってたけど、恐い描写があるわけではなく、綺麗であたたかい世界の中でストーリーが流れていって、読んでて心地よかった。

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    地上が正体不明の菌類 "氾濫体" に汚染され、地下都市のラブバワに住む少女テリンが、地上世界に憧れ、氾濫体の調査・研究を行う "派遣者" を目指そうとする話

    しかし、自身の脳内に氾濫体となる、自分とは異なる意識をもっていることに気づく

    脳内にいる氾濫体を呼

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    他者との共生とそこで発生する問題についてしっかりと描かれていた。氾濫体に対する嫌悪感の描写が昨今の移民問題や過去の迫害の問題に繋がっていることがすごい。
    確かに個人という意識、国のアイデンティティ、そういうものにずっと囚われていては争いはいつまでたっても終わることがないよな
    人間という生き物をイゼフ

    0
    2025年08月05日

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