【感想・ネタバレ】わたしたちが光の速さで進めないならのレビュー

あらすじ

廃止予定の宇宙停留所には家族の星へ帰るため長年出航を待つ老婆がいた……少数者に寄り添う心温まる未来を描く短篇集、文庫化!

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Posted by ブクログ

なんて静かで、壮大で静謐な物語たち。SFというジャンルだけど、ただ、私の生きてる世界が狭いだけで、こんな世界がきっとどこかにあって生きてる人たちがいるんだろうなと思いながら読んだ。

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2026年08月13日

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凄く静かなのに綺麗な風景が見れるようなSF集。設定も面白いものが多いのに人間の心の動き的な身近なテーマにも寄り添っていてとても優しい。特に「共生仮説」が好きだった。

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2026年08月08日

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ネタバレ

切なさ溢れる素晴らしい作品でした。人間がどこかに忘れてきてしまったものが、繊細に描かれていて虜になった。「巡礼者たち〜」の語り口がとても好き。

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2026年07月18日

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大好きすぎる。優しくてあたたかくてドキドキワクワクして、、私は夏のドラえもん映画を観るのが好きだけれど、劇場で観ている時とおんなじ気持ちになった。未来だったり、別の星のお話だったりで現実離れしているのにそこにあるテーマが愛ややさしさだからすごくどの話も身近に感じて不思議な気分。それを一番感じたのが「スペクトラム」だった。ルイ、、、。
表題作の「わたしたちが光の速さで進めないなら」もすごく良くて、好きな言葉がたくさんあった。世界が広がるということは、同時に孤独が増える可能性もあるわけで、、数百年後にはほんとうにそういう悩みを抱えるだろうな。
韓国SF、すごい。キムチョヨプ全部読破しよう

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2026年07月09日

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久しぶりに全編面白い短編集。
特に気に入ったのはこの4編
巡礼者たちはなぜ帰らない
スペクトラム
館内消失
わたしのスペースヒーローについて

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2026年07月04日

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すごく心地良い小説でした。
こんなに静かで温かくて穏やかで、純文学チックなSFがあるんだなあ。
今まであまりSF作品に惹かれてこなかったけど、このテイストならこれからも積極的に読みたくなりそう。

「確かにそれって不思議だよな…」という、現実からそう遠くない事象を起点にSFの世界が膨らんでいったり、宇宙規模だろうと変わらないかけがえのないものが描かれていたりのおかげで、すっとはいってきた。
フェミニズムとかマイノリティに関わる要素を含んではいるけど、作品の世界観を超えて作者の声で主張するような、ノイズ的メッセージがなくて上品なのも好み。
あくまで自然に、作品の世界を楽しめた。

現実世界を通すような直接的なアプローチではなく現実的世界を通して、穏やかな気持ちのまま大切なものを確かめたい時にまた読みたい。

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2026年05月01日

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ネタバレ

7篇のSF短編集
韓国の作家さんを初めて読んだ
スペクトラムが1番好きだった
じわじわと心があったかくなるし寂しくなる
言語もなにも理解できないところから、少しずつ相手のことを知ろうとする
ルイが死ぬと次のルイがまた世話をしてくれる
記憶を受け継いでいく中で、守り続けようという意思が、途切れることなく続いていくのが素敵だった
相手のみている世界を、同じようにみることはできないけど、おもい続けていれば、わずかながらに想像できる日がくる

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2026年04月09日

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どれだけ技術が進歩しても、人と人との繋がりは大事だと改めて思いました。
「感情の物性」が個人的に一番興味深い内容でした。

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2026年03月26日

購入済み

自分と他者の絶対に分かり合えない違いと、それでも分かりたいともがく人間の切なさと渇望がSFという形をとって見事に描かれていて圧巻でした。

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2025年03月26日

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少し切ないのに綺麗で静かな物語
現代的な問題を宇宙も含めて考えると確かにそうなるのかもしれない…と思った 忘れ去られた土地、忘れ去られた惑星 そこに確かに人はいるんだもんな
男性の書くSFって無機質で機械的な印象があるんだけど、このSFは人間らしさや暖かさを感じで不思議だった。
著者の他の本も読みま

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2026年08月23日

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ネタバレ

7作品のSF短編集。
どの話も美しく繊細な響きがあって、どこか懐かしく切ない。未来で色んな技術が進歩していても、そこで生きているのは同じような感情を持った人間であるというのが想像できてよかった。完璧にはなれないが故の過ちやエゴだってたくさんある。
『スペクトラム』が特に好みだった。宇宙において、異なる文化を持つ知的生命体同士が出会ったらどんなことが起きるかという物語のパターンとしては、最も優しくあたたかいものに分類されると思う。みんなが同じ考えを持っているとは限らない。分からないなりにお互いを思い合う個体がそれぞれにいてもいい。似通った星ではあっても、地球人の能力や感覚が通じない文化がある描写がとても面白かった。
『共生仮説』も面白かった。我々が人間(地球人)の特徴だと思っている情緒や倫理観や社会性が、「彼ら」によって幼少期に教えられているとしたら。教えられなければ学べないと思うので、ありえない話ではないと思った。

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2026年08月18日

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詩のように情緒的で美しい7作のSF短編集。
未来の宇宙工学やバイオテクノロジーがテーマだが、その裏で女性の主体性、マイノリティへの差別など現代に存在する社会問題的テーマも組み込まれていて、登場人物たちに感情移入しやすい。

『巡礼者たちはなぜ帰らない』
ユートピアこそがディストピアなのかもしれない。

『スペクトラム』
性善説だけでは生きられない世界でも、知性を持つものの善性を信じようと思える1作。

『共生仮説』
決して自分のものではないのに生々しく懐かしく感じる美しい記憶、というものが私にもいくつかある。遠い美しい世界にロマンを感じる1作。

『わたしたちが光の速さで進めないなら』
タイトルは"わたしたちが光の速さで進めないなら"だけど
"わたしたちが光の速さで進めなくても"という人間の覚悟のようなものを見る1作

『感情の物性』
私の心の色や形はどんなだろう。
心の色や形まで誰かとおそろいで求める世界はきっとディストピアなのだろう。

『館内紛失』
もしあらゆるものがデータ化され、世界からアナログなものが排除されたら、人間の生きた痕跡もすぐに消えてしまうのだろうか。
私を私たらしめる記憶をひとつ選ぶとしたら、なんだろう。

母親になることによって自分のこれまでの人生が消えてしまうような感覚。
母と娘の間に生まれる複雑な感情。
自分の身にも覚えのある気持ちが描かれていた。
色々なわだかまりを抱えながらも、自分が母になるとき、娘はもう一度母と出会うのかもしれない。

『わたしのスペースヒーローについて』
ヒーローでも自由になっていい。いつかの自分のヒーローに、どこか遠いところでも穏やかに過ごしていてほしいとそんなふうに思った。




全体を通して、とても女性作家の良さを感じる作品でした。
優しくて柔らかくて美しい。
SF小説はこんなにも美しくなりえるのだなと心が洗われる思いがしました。

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2026年08月15日

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「この世界からは出ていくけれど」がとても好きだったので読みました。
今作の魅力は
母から異星人まで
人種を超えて距離を超えて時間までも超えて
分かり合えない人との対話を諦めないところだと思います。
どんな人に対してもわかろうと努力することはとても難しいことですが、チョヨプ作品に出てくる人々は懸命に分かろうとし続けます。
そこに希望を感じてすごく好きです。

特に好きだったのは以下の作品です。
スペクトラム
共生仮説
館内紛失
わたしのスペースヒーローについて

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2026年08月05日

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血の繋がりや、異種間の交流の困難さや、母になることの葛藤、感情の消費化、毒親、そして今生の別れなど近未来を題材にしたSF短編集でありながらも現代の私たちの問題をとことん描いた作品である。

むしろSFの設定によって問題が極めてクリアに描かれている印象であり、この本によって勇気づけられる読者は多いだろうなと感じた。

またSFとしての着眼点も面白いものが多く、どの話も印象深かった。

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2026年08月03日

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短編。

一話目から、なんとキレイなストーリーなのだと思った。

純真無垢という言葉が当てはまるような作品で、こんな世界観があるのかと驚いた。

特に印象に残ったのは「わたしたちが光の速さで進めないなら」「館内紛失」

状況は違えど、一度は経験したことのある切なさが詰まっている。

SFはあまり読まないジャンルだけど、そんな方でも楽しめる本だと思う。

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2026年08月03日

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登録してたのにウッカリ削除してしまい記録のため追加。

私は好き。
ケンリュウのような。
リケジョ研究員の話多いね。

私はSFはほとんど読まないけど、アイデアがとっても良い。なーんにもコミュニケーションとれない異星人の住む惑星に不時着しお世話になる話。永遠に来ない連絡船(宇宙船)を待つおばあちゃん元研究員の話。宇宙にある大きなトンネルの向こう側への探索プロジェクト等々。

どれもこの先どうなる?というワクワクやソワソワがあり。根底には相手と繋がりたい、誰がの役に立ちたいといったヒトとして生まれたからには誰しも持つ感情が溢れてる。

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2026年07月05日

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初めて短編で良いと思った。
どの話も珠玉の物語で、手に取っておきたいくらい、大切にしたくなる。「感情の物性」みたいに。
どこか寂しげな雰囲気が漂ってるのも良い。でもSFだけれども、人間としての温かさみたいなものを感じて、余韻を楽しめた。
一気に読むより少しずつ少しずつ大切に読みたいと思った。
この作家さんの他の物語も単行本で買いたい。

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2026年06月24日

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SF 短編集。しっかりと SF らしく、技術的な革新があるもの、描かれるのは現代にも存在する社会問題をテーマにした心のうちの話であり、技術が進んだ世界でも根本の問題は変わらず、とても考えさせらる内容だった。
同時にとても静かできれいな世界観を感じられるような作品たちで、読後感がとても気持ちの良いものであった

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2026年06月12日

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期待以上に心揺さぶられた。
SFでも共感しやすいような話が多かった。

巡礼者たちはなぜ帰らない、共生仮説、わたしたちが光の速さで進めないなら が好みだったが、どんな視点でそんなお話が思いつくんだろう…と思ったら著者コメントですぐ答え合わせができてスッキリ。
そんなエピソードからそんなお話が書けるのね…と参考になった。

手っ取り早く近くにある別世界を覗いたような気持ちになれた。

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2026年06月10日

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すごく優しいSF短編集で読みやすかった。
何回か繰り返し読みたいそんな本でした。しばらくしたらまた読み返そう。

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2026年05月25日

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ネタバレ

SFの短編集で設定もライトで読みやすかった。
何よりSFでありながらも、誰かを待つ、誰かの過去を知ろうとする主人公達の探究心がとても面白かった。特にスペクトラムと館内紛失の話が優しくて私は好きだった。

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2026年05月05日

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ネタバレ

『この世界からは出ていくけれど』に次いで著者を読んだのは2冊目かな。
この本がデビュー作なので、順番としては逆転してしまったけど、テーマを考えると『この世界からは出ていくけれど』から読むのもそんなに間違ってなかったのかな、とか思ったり。

『この世界からは出ていくけれど』は、他者との間にあるどうしようもない断絶を(どちらかと言えば)悲劇的に書かれていることが多かった印象。
対して『わたしたちが光の速さで進めないなら』は、この理解できない他者がそれでも「愛すべき誰か」であった、という部分に善性が感じられて非常に良い。
時が変わっても場所が変わっても、何かを愛する人間性というものは共通しているはず……というささやかな信念が感じられてほっこりしました。

たまにはこんな光のSFもいいですね。カシワイ氏のカバーデザインも相まって良質な一冊でした。

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2026年04月02日

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透明感のあるSF小説であった。
ワクワクしながら、自分の中の歴史の中の既視感を撫でられる、そんな物語たちであった。

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2026年03月24日

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不思議な世界観で入り込むのに若干時間かかったけど描いているのは現実世界に通ずるものが多いから少しは共感できる。

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2026年03月19日

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「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を読んでSF熱が高まっているので、気になっていたこちらを読んでみました。SF短編集、設定がどれも面白いし、繊細な感情描写が好み。宇宙や星、ロマンを感じる壮大なものと、人間の心の対比が美しい作品でした。
著者さん同い年!可愛くて知的で素敵な方だなと思いました。

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2026年08月05日

Posted by ブクログ

初SF作品です。小難しさもなく気軽に楽しめる作品です。中盤の作品群はセンスオブワンダーに満ちていて、想像しながら読みすすめることができました。
宇宙は好きなのでもっとSFでもいいかなって!

あとがきもなるほどーと思えて面白かったです。

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

スペクタクルでも、深刻に考えさせるでもなく、ただ穏やかな声が聞こえてくるような、そんな静かなSFでした

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2026年06月12日

Posted by ブクログ

SF短編集。
重厚な内容というわけで無く、どの短編も人に寄り添うような人情味のある物語でした。
SFらしさを期待すると肩透かしを食らいますが、これはこれで好き。
韓国語からの翻訳ですが、文章にクセがなく待ち時間などでサラサラ読めます。

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

私は宇宙が怖い。もし放り出されたらどうしていいか分からない(当たり前)。上も下もない無重力空間で地球を見失ってしまったら、もう二度と戻れない。ただただ広い空間にひとり…怖すぎる。
地球外生命体がいる星に放り出されるのはもっと怖い。知識も経験も通用しない場所で赤ちゃんからやり直すようなものだ。その星の「当たり前」に順応できなければ即死……怖すぎる。

けれど得体のしれない怖さを感じる宇宙に、本作では温かさやノスタルジー、言葉にできない美しさを感じた。どれだけ願っても触れられないほど遠い場所に大切な人がいる。だからこそ生まれる物語があるんだなぁ。

なかでも私が好きなのは「スペクトラム」。
ヒジンが出会った景色や地球外生命体たちは、読んでいる私の頭のなかで静かに、けれど確かに存在していた。文字で読むからこそ広がっていく想像の世界はとても魅力的だった。映像化したら感じ方が変わりそうでそれはそれで楽しみでもある。

SF作品も海外文学もほとんど読んだことがなかったけれど、本作が良かったから他の作品も少し親しみを持って手に取れそう。

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

なんだか懐かしい感じさえするのはなぜ?大好きな70年代日本SFの匂いがするからかなー。全体的に静かなトーンが好き。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

宇宙の話もあれば、今の人間の生活の延長線上の話もある読みやすいSF短編集だった。

テクノロジーが進歩しても幸せへの距離は縮まらず、相変わらず人間は同じような悩みや葛藤を抱えてる。

この物語はフィクションだけど、きっと現実もこうなるんだろうな。

著者のデビューのきっかけになった『館内紛失』という一編が、未来を生きる母娘の確執の物語で、SFなんだけど情緒的で、でも結末は感傷的になり過ぎず締め括られていて美しかった。

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2026年02月20日

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