作品一覧

  • マッキンゼー 世界を操る権力の正体
    NEW
    -
    企業や政府に助言を与える国際的なコンサルティング会社、マッキンゼー。輝かしいパブリックイメージに隠された裏の顔をジャーナリストである著者らが暴く。レイオフの推奨、安全性の不整備、労災の隠蔽……過剰な利益の追求が労働環境を悪化させていた――。
  • 死と奇術師
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    1936年、ロンドン。高名な心理学者リーズ博士が、自宅の書斎で何者かに殺されているのが発見された。現場は密室状態。凶器も見つからず、死の直前に博士を訪れた謎の男の正体もわからなかった。この不可能犯罪に、元奇術師の探偵ジョセフ・スペクターが挑む。読者への挑戦状付きの本格ミステリ/紙書籍版は15章からエピローグが袋とじ部分になります
  • 最悪の予感 パンデミックとの戦い
    5.0
    新型コロナによる死者が100万人を超えた米国。ウイルス発生初期、後の危機を予感した人々がいた。彼らの苦闘はなぜ挫かれたのか
  • 〈脳と文明〉の暗号 言語と音楽、驚異の起源
    3.6
    1万にのぼるクラシック音楽の主題旋律を分析して浮かび上がった驚くべき事実――音楽は人間の歩行を模倣している! 音量はその人物との距離、拍子は足音、メロディーの起伏は動作音に生じるドップラー効果。さらに、私たちの話し言葉にも自然界の痕跡が……。サルはいかにして文明を獲得し、ヒトへと進化したのか。『ヒトの目、驚異の進化』の理論神経科学者が、聴覚系を糸口に人類史上最大の謎を解く。解説/伊藤亜紗
  • 14億人のデジタル・エコノミー 中国AIビッグバン
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    急速に「モバイル化」した近年、中国経済に地殻変動が起きている。BAT(バイドゥ・アリババ・テンセント)打倒を狙う三大勢力TMD、開業1年で2000店舗超を出店したスタバを猛追するラッキンコーヒー……新時代を制するのは誰か? 世界最大級の政府系ファンド「中国投資有限責任公司(CIC)」で10年間活躍し、国内外の企業に総額2兆円超を投資してきた注目の投資家が徹底分析! イノベーションの最先端、そして世界の未来がここに!
  • 動物学者が死ぬほど向き合った「死」の話
    3.4
    1巻2,099円 (税込)
    シュレディンガーの本質的な問いかけ「生命とは何か」から始まっていることに心底しびれた。「死」をエントロピーから捉え直した画期的な論考。 ――― 福岡伸一氏(『生物を無生物のあいだ』著者)推薦! 死なないように進化しないのはなぜか? われわれが住む地球にはじつに多様な生態的地位があふれている。自己を増殖しようとする大きな原動力、自らの遺伝子を残すための生殖行為の発展、生き残る術と再生能力に長けた生き物であふれているのに、なぜ誰も、死を避けて長生きする方向には進化しないのか。著者は、人生における死が、わたしたちの想像を超えて色々な形で存在しており、死が進化に影響を与えている証を示していく。宇宙があなたに、死ぬ可能性を付与したというのだ。死は何か信じがたいかたちで自然界に溶け込み、自然界に力を与え、多様性に拍車をかけている。 人類は古代から、飢餓、かんばつ、震災、戦争などを経て、争いのなか生き残ってきたが、大人としてたった2時間しか生きることができない動物もいれば、決まった時間が来たら自ら命をたつ特性を持つものもいる。一方で、何百年もの間生きる動物もいるかと思えば、他者に取り付いて残酷な死に方をさせる寄生虫もいるし、長く健康な人生を送らせるために取り付く寄生虫もいる。死は、自然や進化に与えている影響を明確にしながら、限りある命と照らし合わせて考えなければ、到底その複雑な糸を解きほぐすことはできないだろう。 人類はおそらく、「死」が生物に等しく起こるという事実を認識している、地球史上最初の動物である。生命の不思議は「神」でしか説明できないかもしれない。しかし、生命の可能性や人生の意味を見つけ、自分で選ぶことができるのは、人間の特権である。われわれはその特権をうまく使うことができているだろうか。 本書を読む体験は読者にとって、生き物たちの終末と再生を見極めようとする、壮大かつ楽しい冒険の旅となるであろう。
  • 生きものたちの秘められた性生活
    3.5
    「パンダは子作り下手」論に反論すべく、彼らのセックスの真実を求める無謀な試みに乗り出した著者。恐竜にペンギン、カエルにマガモにナメクジと全14例。時に恐ろしくも切なく愛情深い、それはまさに奇跡の世界。
  • マネー・ボール〔完全版〕
    4.1
    1990年代末、オークランド・アスレチックスは資金不足から戦力が低下し、成績も沈滞していた。新任ゼネラルマネジャーのビリー・ビーンは、かつて将来を嘱望されながら夢破れてグラウンドを去った元選手。彼は統計データを用いた野球界の常識を覆す手法で球団改革を実行。チームを強豪へと変えていく――
  • ジョブズ・ウェイ
    4.2
    1巻1,430円 (税込)
    ジョブズはいかにしてアップルをNo.1企業へ導いたのか? 彼の仕事ぶりを間近でつぶさに見てきた著者が、その秘密を初めて明かします。ビジョンの共有、モチベーションの高め方など、あらゆるビジネスマンが参考にできるリーダーシップの極意が学べます。
  • 最悪の予感 パンデミックとの戦い

    匿名

    購入済み

    池上彰氏の解説が・・・

    日本政府のコロナ対策、その元となった理論がどのようなものかが本書に書かれている。

    中でも面白いのが、計算の上ではパンデミック対策で一番有効なのが学校の閉鎖であったこと。
    本書の中では、アメリカでは政治的な思惑から学校閉鎖は実行できず、コロナのパンデミックを抑えることができなかった。

    日本では学校を休校してある程度抑えることに成功したが、本書解説の中で池上氏は「唐突であった」と批判的に書いている。
    ちなみに当時のことを思い返すと、対策が1日遅れれば感染者が増加し死者が増える状況であった。

    つまりは本書の内容と池上氏の解説が、相反とまで行かないがすれ違っているのである。

    0
    2024年07月12日
  • マネー・ボール〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    夢中になって数日で読み終えてしまった。
    同作品を以前映画で観たことがあり、映画ではビリー・ビーンの活躍がフィーチャーされている印象があったが、本書ではビーンの話は代表的な話だが全体から見れば一部、という印象を受けた。
    ビリー・ビーンの考え方の大半は、今となっては常識的なものだが、当時それを実践するのかがいかに困難だったかが本作品によってよくわかる。
    色々な読み方があると思うが、世の中で当たり前だと思われていることについて、それがいかに当たり前でないかに気づくことができる一冊だと思う。

    0
    2024年04月14日
  • マネー・ボール〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    面白かった

    データに着目し、安い契約金で、資本力のあるチームに勝っていく

    そんなゼネラルマネージャーに見出され
    人生が変わる選手たちの物語も面白い

    何よりそんなビリー・ビーンも
    それが独創ではないというのが示唆的だ

    痛快だし、読む人によって何らかのメッセージを受け取る本だと思う

    0
    2023年08月22日
  • マネー・ボール〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    野球に興味がない私でも、心から楽しめました。
    というのも、題材は野球ですがビジネスのほぼ全てに通ずる経営の話だからです。
    老害や、作中で『社交クラブ』と表現している存在には、私も日頃から本当にうんざりしているのです。
    どんな世界のどんな国にもクソな輩が居て、そいつらを良しとしない著者の思いに、私も貢献したい。

    0
    2022年03月15日
  • 動物学者が死ぬほど向き合った「死」の話

    Posted by ブクログ

    小説的であって、すごく読みやすかった。
    死の向き合い方は、動物学だとこんなにもあっさりしていて、まぁポジティブでもネガティブでもないのだなと。

    0
    2022年02月13日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!