松井信彦の作品一覧
「松井信彦」の「宇宙に質量を与えた男 ピーター・ヒッグス」「AI新生――人間互換の知能をつくる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松井信彦」の「宇宙に質量を与えた男 ピーター・ヒッグス」「AI新生――人間互換の知能をつくる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
面白かったー。
こういう科学エッセイ大好き。
興味深い話はたくさんあったが、一番驚いたのは天然核分裂反応炉のオクロの話。
ウランと水と藍藻類だけで稼働していたというのだ。
びっくり。
そんなこと初めて聞いた。
藻類が過剰な酸素を作り、水が強い酸性になり、ウラン235を溶け込ませ、藻類が水をろ過してウランを特定の場所に集中させ、臨界量に達した。
ただ、それだけではウランが核分裂を起こしても連鎖反応は起こさない。
水があることで中性子の速度が落ち、連鎖反応が起きたのだ。
そのため、核分裂が発生すると高熱になり、水が蒸発し核分裂がストップ、冷えて水がたまると再度核分裂が発生、とのサイクルが発生してい
Posted by ブクログ
私はホログラフィー、多宇宙信じます。
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・ホーキングは「果てがないのが、宇宙の始まりの条件なのだ!」という。ここでの果てがないとは宇宙は「特異点」として始まったのではなく、虚数の時間で始まるなら物理法則にしたがってなめらかに始まったということである。
・相対性理論に従うならば、宇宙は特異点から始まらなければならないという特異点定理を証明したが、量子重力論、つまり一般相対性理論に基づけば、反対に特異点なしで宇宙は誕生するのだという理論である。
・宇宙は有限)重要なポイントは全体としての空間の大きさではなく、さまざまな領域ないしポケット宇宙についてその多様性の幅を私たちが格段に狭めたという事