飯田亮介の作品一覧
「飯田亮介」の「愛を知るための七つの講義」「老いた殺し屋の祈り」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「飯田亮介」の「愛を知るための七つの講義」「老いた殺し屋の祈り」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2010年代に世界(特にイタリアと北米)でベストセラーとなった「ナポリの物語」の第1巻「リラとわたし」。
1940年代生まれのリラとレヌー(語り手)の子供の頃からの友情の物語。
二人ともナポリの貧しい町で育ち、小学生の頃からリラは物凄く悪い子だったが物凄く頭が切れ、想像力豊かで、レヌーはずっと憧れ、追いかけ、ライバルでもあり、大親友であった。
リラはどれくらい悪い子であったかというと男の子と石を投げ合って喧嘩したり、ナイフを忍ばせているレベル。大人たちの世界も殺人疑惑とか?で亡くなったり、片足や指が飛ぶほどの大怪我を負ったり、不倫事件などで頭が可笑しくなったり、借金の取り立てなどで恨み
Posted by ブクログ
このシリーズの濃密さを食らってしまうと、他の小説が物足りなくなる。土地の特性、生まれの特性、時代の流れを、2人の幼馴染の関係性を語る物語に組み込んだ超大作。とにかくエネルギーがすごくて読むとナポリという混沌に否応なく引き込まれ夢中になってしまう。読むと感情が引っ張られてしまうから、危険。
辛くて、悔しくて、なぜこんなことが起きるのか、なぜ。と思ってしまうこと、自分の思い通りにはならないことばかりが起きる。こんなに小説で揺さぶられるのは、初めての体験かもしれないと思った。
このなぜ。には最後まで安易な答えや理路整然とした説明なんてものはなくて、最後まで混沌としたまま終わる。人生ってカオスだ。
こ
Posted by ブクログ
まずタイトルがいいです。理系が大好きな素数ですよ。タイトル買いでした。
幼少期のスキー事故で足が不自由になり、拒食症の少女アリーチェと、ある過去の罪を背負い、自傷癖のある数学の天才少年マッティアの幼少期から大人になるまでの物語です。
マッティアが数学専攻なので、双子素数という話がでてきて、間に一つだけ偶数をはさむ素数のペアのことらしいですが、まるで主人公の二人のようでした。
二人を取り巻く周りの人たちも苦しんでいる素数たち。心理描写が美しい。分かり合えない苦悩を数学にかけてるのがおしゃれだなあと思います。
孤独な二人がお互いを必要としながらも、不器用な接し方しかできない、二重螺旋のよう
Posted by ブクログ
分厚さに最初は怯んだものの、一気に読み終えてしまった。それくらい空気感が自然で、引き込まれる。リラとエレナの女の友情のゆらぎ、地縁や階級に縛られた人間関係。自分とは違う国、時代を生きているのに、自分の小中時代を思い出して重ねてしまった。それくらい感情がリアル。夢想しては現実を見つめて、リラと近づいては遠のいて…相反する感情のせめぎあい。周縁消滅-ズマルジナトゥラ-という感覚も、なんとなくわかる気がする。青春期、今までと見える世界が変わって、家族を全く違う他者として認識する感覚…。2巻以降でもこれについては触れられるのだろうか。まだまだ序盤なので、これからさらにこの世界観にトリップできるのが楽し