【感想・ネタバレ】リラとわたし ナポリの物語1のレビュー

あらすじ

本好きで真面目なエレナと、天才的な頭脳を持つ反抗児リラ。十歳で出会ったふたりは、惹かれあい、反発しあいながらも、変わりゆく1950年代のナポリで成長していく。ジュンパ・ラヒリをはじめとする多数の有名作家・書評家を熱狂させた波瀾万丈な友情の物語!

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Posted by ブクログ

「自分の意見は断固主張しながらも、非の打ち所がない普段の行いによってあらゆるひとたちから信頼を得てバランスを取るのだ。」(376頁)

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2018年09月18日

Posted by ブクログ

NYTが選ぶ21世紀の100冊で1位。思春期に誰もが通る嫉妬や挫折、広い世界への憧れ。リラの頭脳とカリスマに「成瀬」を重ねて楽しい部分がある一方、子どもではどうしようもない地域や家族のしがらみが苦しい。続刊も積まねば!

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

分厚さに最初は怯んだものの、一気に読み終えてしまった。それくらい空気感が自然で、引き込まれる。リラとエレナの女の友情のゆらぎ、地縁や階級に縛られた人間関係。自分とは違う国、時代を生きているのに、自分の小中時代を思い出して重ねてしまった。それくらい感情がリアル。夢想しては現実を見つめて、リラと近づいては遠のいて…相反する感情のせめぎあい。周縁消滅-ズマルジナトゥラ-という感覚も、なんとなくわかる気がする。青春期、今までと見える世界が変わって、家族を全く違う他者として認識する感覚…。2巻以降でもこれについては触れられるのだろうか。まだまだ序盤なので、これからさらにこの世界観にトリップできるのが楽しみ。

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2025年04月20日

Posted by ブクログ

孤高のリラと、そんな彼女をいつも追いかけてしまうエレナの友情の物語。4部作の1冊目。
ただただ周りに翻弄される幼少期から、諦めも含めて道を選択していく思春期までを描いている。
評判の割にどこから面白くなってくるんだろう、、と諦めそうになりつつも読んでいると、主人公達の不器用(でも、どこか自分にも経験があるよう)な毎日が、どう変化していくのか、段々のめり込んでしまった。
残り3冊を読み進めるには少し腰が重たいが、これからの展開が気になる。

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2020年12月12日

Posted by ブクログ

エレナとリラ、ふたりの少女の物語。4部作の1作目。作者は主人公と同じ名前だが、半自伝的作品?続きは読むか検討。

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2023年03月22日

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