田中文の一覧

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作品一覧

2021/03/03更新

ユーザーレビュー

  • 遺伝子‐親密なる人類史‐ 下
    遺伝について、優生学的知見なども踏まえながら綿密な論理を紡いでいる。統合失調症の遺伝は、この本の結論としては世代から世代への遺伝は複雑で、確率としては遺伝するが、新しい世代が誕生するたびに遺伝子は混じり合い、新たに組み合わされるため、父親母親とまったく同じ遺伝子変異の組み合わせを受け継ぐ可能性はとて...続きを読む
  • 病の皇帝「がん」に挑む(下)人類4000年の苦闘
    一通り読むことでがんの歴史の概要がつかめる良書である。医師である著者の個人的な体験とからめながら書かれており、現実味が増している。翻訳も素晴らしく、医学系の本にありがちな不自然な訳語は見られなかった。翻訳家は現役の医師とのことであり、納得した。繰り返し読んで知識を定着させたい。
  • 病の皇帝「がん」に挑む(下)人類4000年の苦闘
    現代に生きていて、"発がん性物質"という言葉を聞かずに一生を終えることは難しい。
    『原因不明の不治の病を生じさせる』という空恐ろしい事実は、しかしその構造の不理解ゆえ、長らく見過ごされ、なんの対策もなされなかったどころか、明確な隠蔽にさえあった。
    タバコのパッケージに警告文「喫煙は健康に害を及ぼしま...続きを読む
  • 遺伝子‐親密なる人類史‐ 上
    遺伝学の歴史を変えた出来事や人物が紹介されており、とりわけ印象に残ったのは二つ。1920年代のアメリカで「遺伝的に欠陥のある」人々が収容、断種、根絶され、1930年代のドイツでは同じように25万人が安楽死させられ40万人が強制断種させられた優生学の考え。まったく異なる生物の遺伝情報を組み合わせるのは...続きを読む
  • 遺伝子‐親密なる人類史‐ 上
    『病の皇帝「がん」に挑む』のシッダールタ・ムカジーが、今に至る遺伝子学について書いた本。「がん」が遺伝子の病であることを考えると、遺伝子の歴史について語るのは自然なことなのかもしれない。
    (なぜか文庫版になるときには『がんー4000年の歴史』とタイトルが変わっている...)

    著者は、遺伝子を、原子...続きを読む