作品一覧 2024/01/29更新 遺伝子‐親密なる人類史‐ 試し読み フォロー いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」 試し読み フォロー 健康食大全 がん、認知症、生活習慣病は食事で防げる 試し読み フォロー ゲノム編集の世紀 「クリスパー革命」は人類をどこまで変えるのか 試し読み フォロー 細胞─生命と医療の本質を探る─ 試し読み フォロー 妻22と研究者101の関係 試し読み フォロー トマス・クイック――北欧最悪の連続殺人犯になった男 試し読み フォロー 病の皇帝「がん」に挑む 試し読み フォロー わたしが看護師だったころ 命の声に耳を傾けた20年 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> 田中文の作品をすべて見る
ユーザーレビュー いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」 ポール カラニシ / 田中文 人生の成功を掴み掛けていた時に末期の癌が発覚した著者。癌との闘いは厳しいものだったのは間違いないと感じるが、著者が癌になってから過ごした時間の全てがその闘いの苦痛に満ちただけの時間でないことも確かだと感じた。 本文中にいくつか惹きつけられるフレーズを見つけた。それはいずれも著者が懸命に生きようと...続きを読むもがいた結果生まれた言葉である。 死は誰にも訪れる。しかし、その死を迎える方法は自由だ。著者の生きる姿からは、「死を身近に感じていない自分は、果たして精一杯に生きることができているか」「今ある時間を生きるってどういうこと?」という問いについて考えさせられる。自分なりの生き方を見出し、ただ死に向かうのではなく、死ぬまでの時間を生きるような在り方でいたいと思う。 Posted by ブクログ 遺伝子‐親密なる人類史‐ 下 シッダールタムカジー / 仲野徹 / 田中文 オーディブルはシッダールタ・ムカジー『遺伝子 親密なる人類史 下巻』が今朝でおしまい。『がん』に続く傑作医療ノンフィクション。国家による強制が最悪の結果をもたらした優生学がいまは形を変え、個人の自由意志に基づく遺伝子選択の問題にすり替えられて、新優生学あるいはリベラル優生学となって人類に新たな難題を...続きを読む突きつける。進化は多様な組み合わせによってもたらされるのに、遺伝子プールの多様性を特定の方向に収斂させようという試みは、近い将来、手痛いしっぺ返しを人類にもたらすだろう。取り返しのつかないポイント・オブ・ノー・リターンを越えてしまう前に、人類はその過ちにブレーキをかけることはできるのか。暗澹たる気持ちになる。 Posted by ブクログ 遺伝子‐親密なる人類史‐ 上 シッダールタムカジー / 仲野徹 / 田中文 「遺伝子」なかなか難しい題材だが、科学的な部分と人類史との関わり合いの部分ととても分かりやすくてスムーズに読むことが出来た。科学的な部分では遺伝子・DNA・RNA・ゲノムなど、聞いたことはあるけど・・・な言葉もなんとなくイメージできどうそれが進歩してきたのかも興味深かった。また人類史との関わりについ...続きを読むては遺伝子の研究が断種という考えからヒトラーにつながっていくところが衝撃的だったし科学者を理性的にさせるほど研究が恐ろしい結果につながりかねないということを知った。 遺伝情報の発現は必要性のためではなく、スイッチを何かが推すことによって起こる。多様性はバグではなく必要な進化の過程だと思えた。 下巻が楽しみ。 Posted by ブクログ 遺伝子‐親密なる人類史‐ 上 シッダールタムカジー / 仲野徹 / 田中文 人間が遺伝子を見つけ、遺伝子を解析して、遺伝子を創造するまでの物語。非常に面白く、職業柄プログラミングとの接点もあり楽しく読めた。 Posted by ブクログ ゲノム編集の世紀 「クリスパー革命」は人類をどこまで変えるのか ケヴィンデイヴィス / 田中文 ゲノム編集について知るべき事柄がこの本でしっかり習得できる。 ノーベル賞を取ったダウドナ&シャルパンティエの-CRISPRーCas9発見まで、そしてフェン・ジャンによる哺乳動物への導入と両サイドの特許をめぐる長い争いも詳しい。 ゲノム編集ベビーを誕生させたフー・ジャンクイによる衝撃的事件についても詳...続きを読む細を知ることができる。 最終章では、この技術が倫理面でどれほどに難しいものかをも既に始まった技術導入の具体的な内容のレポートで知ることができる。 Posted by ブクログ 田中文のレビューをもっと見る