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Posted by ブクログ 2024年04月03日
人生の成功を掴み掛けていた時に末期の癌が発覚した著者。癌との闘いは厳しいものだったのは間違いないと感じるが、著者が癌になってから過ごした時間の全てがその闘いの苦痛に満ちただけの時間でないことも確かだと感じた。
本文中にいくつか惹きつけられるフレーズを見つけた。それはいずれも著者が懸命に生きようと...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月08日
あとがきに、著者がこの本を書いた目的について、親友に宛てたメールの中で「(読者は)僕の靴を履くようにして僕の境遇に身を置き、その靴で少し歩いてみて、そうか、ここからの景色はこんなふうに見えるんだな…遅かれ早かれ、今度は自分の靴を履いて、この場所に戻ってくるんだろう”と言うんだ。僕の目的はたぶん、そう...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月13日
本当の生とはアイデンティティを確立していく過程(意味の獲得)。決して、生物学的な生ではない。生きながら生きていない人はたくさんいる
-私たちのアイデンティティとは、この先も長く生きられるという見通しと密接に結びついている(短いなら家族、中くらいなら本、長いなら外科医)
-エマはかつてのアイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月13日
脳神経外科医として死と向き合ってきたポール・カラニシが肺がんになる。
症状から自分ががんであるとわかったときの気持ちはいかばかりであろうか。医師としては患者をひとつのプロジェクトと捉えることで仕事の効率化を図ることができる。しかしそれは一部分でも人間を人間として扱わないことに他ならない。
ポールはそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月06日
末期の肺がんとなった脳神経外科医 Paul Kalanithi の記録。
これからと言うときに、自分の命の限りを突きつけられた。でも、希望を捨てず、医療現場への復帰を目指し、現に復帰したポール。そして、激務に身を置く。そんなに頑張らなくてもいいじゃない、と思った。体によくないんじゃないか、と。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月11日
サブタイトルは「末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」です。先日読んだ、「最高の老後」の中にあった推薦図書です。カラニシ博士は脳神経外科医。当然医師としても生死というか、患者の生きる意味を考える立場にいた。手術のリスク、場合によっては何か障害が残るかのうせいがある、障害によって何かができな...続きを読む
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