津原泰水の一覧

「津原泰水」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2020/04/16更新

ユーザーレビュー

  • ブラバン(新潮文庫)
    去年の大晦日東京より一時帰還した友人から頂いた小説。まさか小説をいただけるとは思っておらずめちゃくちゃ嬉しかった。お返しとして私も小説をプレゼントした。
    吹奏楽部に所属していた友人らしい設定の小説でなんと言っても台詞のセンスがお見事でした。読んでいて軽快で何度もクスッときたシーンがありました。主人公...続きを読む
  • ブラバン(新潮文庫)
    古いアルバムをながめる時のように、優しい時間をくれる物語だった。
    「人はなぜ音楽を奏でるのか」。
    「そいつと共にいるかぎりは何度でも生まれ直せるような気がするから」。
    音楽は生へのエール。
  • 五色の舟

    不思議な世界

    前半は異形の人達が見世物一座として疑似家族を作っている姿を描いています。
    後半はifの世界。
    パラレルワールドとか苦手なんだけどこれはすんなり読めました。
  • 妖都
    人間、死ぬ寸前に「あぁ死ぬのか」と思うはずだ。そのときに書き遺すことが不可能な刹那の感覚、それはきっと誰そ彼刻と似ている。
    横溢する血や粘液は、生の証と同時に死の証。曖昧な境界線。境界線をいきつ戻りつする物語。
    安寧の地とならぬ東京は生きる屍として身体化され、私達に啓示を与える。
  • 五色の舟
    どうしたらいいのだろう、何とも不思議な読後感。
    異形の者たちが身を寄せ合い家族となり、見世物となって戦時下を生き抜く。

    ひと昔前、世間から隠され、弾かれてきた人たちの哀しさ、強さ。
    弱い存在に思えるけど、彼らは逞しい。ただ自分への執着が薄く、家族への愛だけを強く持っている。そんな人たちを見ていると...続きを読む