哀れなるものたち

哀れなるものたち

1,650円 (税込)

8pt

19世紀後半、天才医師と、奇怪な手術で蘇生された女がいた。そう記された古書に魅せられた作家はある行動に出る。映画化原作

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  • 映画化

    「哀れなるものたち」

    2024年1月26日公開
    出演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー

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哀れなるものたち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    女性が女性として教育された脳をリセットして、思うがまま自由に生きてみたら…。
    そのリセットというのが、胎児の脳を移植するというのだから、本当に何の先入観もないゼロからのスタートである。しかも、身体的には魅力的な容姿を持った成人女性として。

    女性は選ばれ、管理されるものである。女性は結婚を望み、性に

    0
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

    先に映画観て大正解だった、エマ・ストーンさんが演じたベラを思い出しながら読むともう楽しすぎて楽しすぎて。
    長いと思った533ページ、読み終えるのが惜しいと思うほど。面白かった……。

    アラスターグレイさん自ら描いた挿絵もあったり、註釈、写真、などもあり、なかなか凝ってる本になってると思いました。3枚

    0
    2024年03月22日

    Posted by ブクログ

    映画がとても素晴らしかったので、小説も読んでみた。

    基本的には映画と同じ物語、展開ではあるのだが、登場人物周りは映画のほうがよりベラが主体的だった印象。このあたりは昨今の再びのフェミニズムのブームからの影響か、現代的な改変がされているのかな、と。
    そして世界観の構築も結構違っていた。
    映画はヴィク

    0
    2024年02月09日

    Posted by ブクログ

    著者、アラスター・グレイが偶然手に入れた医学博士、ヴィクトリア・マッキャンドルスによる一連の書類をグレイが編集し直したもの、という体で綴られるメタフィクション。
    ヴィクトリアの夫、アーチボールド・マッキャンドルスが発行した書籍がベースになっている。
    この書籍は完全にアーチボールドの視点で描かれており

    1
    2024年01月08日

    Posted by ブクログ

    観てから読みました。
    映画は原作に忠実ではないけど、原作の風味を全く損なっておらず!それも驚きでした。
    最終的な「真相」としては、マッキャンドルスの記録派です。
    マッキャンドルスも、ベラも、信用できない語り手、だとしても、ラストの一文で、マッキャンドルス派…。

    村田沙耶香さんの「信仰」を読んだ時と

    0
    2024年10月09日

    Posted by ブクログ

    良くも悪くも「人を食った」ような形式をとった作品で、流石はイギリス文学! と感じました。
    川へ身投げして死んでしまった女性の胎内にいた赤ん坊の脳を、医師が母親に移植して蘇らせた…という概要だけは知っていたのですが、ストーリーそのものだけでなく、物語の形式そのものが、読者に色々と考えさせる構成になって

    0
    2024年08月27日

    Posted by ブクログ

    映画を公開日に見て、非常に面白いと感じたので、原作を手に取ってみました。
    映画でも扱われたシーンは頭の中で想像しやすくより楽しく読めました。
    ヴィクトリアの手紙によって、映画で扱われた大部分を否定しているためどっちが真実なのかは分かりませんが、それもまた物語の深みも増して良いと思いました。

    0
    2024年04月08日

    Posted by ブクログ

    映画が衝撃的な面白さだったから原作を読んでみた。

    ストーリーは概ね映画と変わりないけれど、"実在の人物が昔自費出版した本とその妻のメモを作者がまとめた"という体裁を取っているのが独特。映画には無かった最後の仕掛けによって、原作でも脳がクラクラする経験ができる。

    序文や注釈によ

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    映画の評判や本の評判でフェミニズム的な側面が強い本だと思われてそうだけど、この本はエゴ、進化学習へのメッセージが強いと思った

    可愛らしく素敵な女性ってだけじゃダメだと思ったベラが学んで進化していく過程で他者からのエゴに振り回されたり、バッサリ切り捨てたりするその行動がベラの魅力の一つだと思った

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ


    「天才外科医が女性の死体から造り上げた人造人間」と結婚した医師の回顧録に、その人造人間が「私は人造人間ではなく本当の人間だ」と主張する手紙を付録にして編纂した書物…という体裁の書。
    どちらの言い分が正しいかは読者の判断による。
    映画化されたようだが、映画ではどちらの解釈なのか気になるところ。

    0
    2024年06月07日

哀れなるものたち の詳細情報

  • 映画化

    「哀れなるものたち」

    2024年1月26日公開
    出演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー

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