一九八四年[新訳版]

一九八四年[新訳版]

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

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〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する超全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは、真理省記録局で歴史の改竄に従事していた。彼は奔放な美女ジュリアとの出会いを契機に、伝説的な裏切り者による反政府地下活動に惹かれるようになる。

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一九八四年[新訳版] のユーザーレビュー

「戦争は平和なり 自由は隷従なり 無知は力なり」
〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する近未来では、ありとあらゆることに統制が加えられる超全体主義的な社会が成立していた。真理省記録局で歴史の改竄に従事していた主人公・ウィンストン・スミスは、奔放な美女ジュリアとの出会いを契機に、反政府地下運動に惹かれるようになっていく…。

先の見えない不安な時代に売れると言われる本作品。トランプ大統領が就任した際、アメリカ国内での売上ランキングで1位となり話題になりました。また、ノルウェー・ブック・クラブの「世界最高の文学100冊」にも選ばれ、世界中で高い評価を得ています。こんな社会はありえないだろう…とページをめくっていくうちに、『一九八四年』的未来はSFにとどまらないのかもしれない…と考えはじめてしまうでしょう。現代を生きる我々に警鐘を鳴らす一冊です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ディストピア文学の金字塔であり、現代でも語り継がれる伝説の小説。今更ながらに読んでみてやはり読み継がれてるだけあるなと感じた。用語の一つ一つがあまりに有名で笑ってしまうほど。附録のニュースピークに関する論文調の文章も面白いし、ピンチョンの解説にあるその論文については同じことを思った。これは忘れられない読書体験になるだろう。

    0
    2026年10月29日

    Posted by ブクログ

    10年ぶりくらいに再読。読書人生の中でトップ3の本の1冊。ダブルシンク、ニュースピークなど設定が衝撃的だった。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    時代設定や洗脳の仕組み・社会のカラクリについてよくこんな方法を思いついたなと思うほどよくできていた。海外文学にありがちな抽象的な翻訳本は苦手でストーリーは追えたがいまいち輪郭が浮き上がらずドラマチックな展開もそこまで入り込めず自分的には淡々と終わる感じもあって、解説などいろいろ見た。好きか嫌いかで言えば嫌いなジャンル。だけどやはり文学としてあの時代にこの設定でゼロからこの世界観を描いたのは凄いと思う。個人的な好き嫌いはさておき名著と言われるのも納得。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    様々な作品にオマージュされている作品ですね。
    英国の調査では「読んだふりをした本」の1位だったそうです。まあ、わかる気もします。

    スマホを24時間そばに置き、SNSとショート動画に時間を吸われ、ChatGPTにはありのままを打ち明ける。監視されているというより、こちらから差し出しています。それを分かっていながら、自分は自由に選んでいるつもりでいる。

    以下、本文より引用。
    「二重思考とは、ふたつの相矛盾する信念を心に同時に抱き、その両方を受け入れる能力をいう」

    つまり、これは僕のことでした。
    そんな日常とともに読み続けたい本ですね☺️

    0
    2026年08月14日

    Posted by ブクログ

    読むべき小説に出会った。

    『集団浅慮/古賀史健』で、「二重思考」の概念を知り、『1984年/ジョージ・オーウェル』に興味を持ったんだけど、「二重思考」はやっぱり面白かった。

    この先の人生で、この小説は何度も私の思考に現れる気がする。

    権力と嘘は親和性が高いよね。
    権力って魅力的なんだろうな。

    プロール(労働者階級)は「平等」を求めるって、この本が出版された当時と今と何も変わらないね。

    「無知は力なり」
    「戦争は平和なり」
    「自由は隷属なり」

    最後、「ニュースピーク」は過去のものとなり、ディストピアは終わったのだろうか。
    それとも、別のディストピアが始まっているのだろうか。

    二重の結末も最高に面白かった。

    (以下、すぐにディストピアが何なのかわからなくなるのでAIに聞いた覚書。claudeより引用)

    ディストピアって何?

    「ディストピア」は、理想郷(ユートピア)の反対の概念で、抑圧的で望ましくない社会や世界を描いた言葉です。

    特徴:
    •全体主義的な支配や監視社会
    •個人の自由や権利が厳しく制限される
    •表面上は秩序だっているが、実は恐怖や統制で成り立っている
    •格差、環境破壊、テクノロジーの暴走などが背景にあることも多い

    代表的な作品:
    •ジョージ・オーウェル『1984年』(監視社会・思想統制)
    •オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』(快楽と管理による支配)
    •レイ・ブラッドベリ『華氏451度』(思想統制と焚書)

    現実社会への警鐘や批判として書かれることが多く、SFやフィクションのジャンルとしてもよく使われます。

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    監視社会や思想統制を描いたディストピア小説の傑作。

    ビッグ・ブラザー率いる党が、歴史や言葉、思想までも支配する世界を通じて、全体主義が人間の自由と人格をいかに破壊するかを描いている。

    中国の監視社会や情報統制を連想させる部分も多く、80年以上前の作品とは思えない先見性に驚かされた。

    後半の展開は衝撃的で、人間の精神までも支配しようとする権力の恐ろしさが強く印象に残った。自由や真実の価値について改めて考えさせられる一冊。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    近年、「現実が『一九八四年』に近づいてきている」と聞くことが多くなり、この機にと思い読んだ。全体主義的傾向や総監視社会など、個々にはそれらしい要素はあるものの、全体としては本書の中で描写される社会「資本主義を脱し、資本を資本家から解放した」後の姿として描かれているため、資本主義や新自由主義が猖獗を極め貧富の格差が拡大している現代の方がより悪いと言えよう。そのため市井で言われるほど本書の内容が現実に近いとは、体感的には感じられなかった。結末としてもかなり暗く、読後には空虚さが残った。

    0
    2026年10月29日

    Posted by ブクログ

    YouTubeのおすすめ小説紹介で知って読んだ。
    面白かったけどさぁ…ちょっと劇薬すぎん?
    「戦争は平和である」「無知は力である」…と言った作中の標語の真意は理解はできた、システムとしてもよく出来ている、でもかなり受け入れ難い…

    0
    2026年10月13日

    Posted by ブクログ

    これで終わりか、と衝撃を受けた。
    名著と言われるだけあって、極めて示唆に富む。
    読者は自由主義社会の価値観で、自由主義の主人公の目を通して世界を見ているから当然批判的に感じるわけだが、大半の住人はどのように感じているのだろうか。教育と洗脳の違いはどこにあるのか。旧ソ連は外部に自由主義国が存在し、それとの競争があった上で崩壊したが、外部が存在しない場合、やはり自壊したのだろうか。

    0
    2026年10月12日

    Posted by ブクログ

    「君たちはもう死んでいる」がすさまじい。ウィンストンはあまりにも軽率にオブライエンに一切を委ねてしまうではないかと思ったけれども、ジュリアはうまくやるだろうと思っていたのが全然そうはならない展開を目の当たりにして、そういう思いこみは案外簡単に作られるのだなと思った。そのあとはめちゃくちゃ暴力で驚いた。ニュースピークの諸原理を読んですさまじい気持ちになった。

    0
    2026年09月30日

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