高橋和久の作品一覧
「高橋和久」の「一九八四年[新訳版]」「哀れなるものたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「高橋和久」の「一九八四年[新訳版]」「哀れなるものたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ビッグ・ブラザー率いる一党独裁による監視社会。
映像作品はプロパガンダ、写真は修正され、書物は捏造、記録は廃棄され、日付も数字も党の都合の良いように改竄されるディストピアな世界が舞台。
国民は皆「2 + 2 = 5」と言われれば、疑問に思わず受け入れる思考が当然であるのです。
だから、"支配されている"という感覚すら無いのかもしれない。
テレスクリーンと呼ばれるテレビは監視カメラ同様の機能が付き、私生活は一言一句監視され、神経性の顔面チェックや顔に不適切な表情を浮かべるだけで「表情犯罪」として罰せられる。
縛られた環境下で過
Posted by ブクログ
SFの古典として昔から知っていたが、なにやら暗そうだし避けていた。2026年の今日読んで本当に面白く恐ろしかった。しかし昔に読んでも面白いとは感じなかったかもしれない。現実の1984年はすでに冷戦は米国勝利が確定的となり、1985年から冷戦の終結に向かっていた。本書を共産勢力の全体主義の批判書とみれば「昔は怖かったね」で終わってしまうだろう。しかしジョージ・オーウェルが怖れていたのはそれだけではないし、2026年の英国を見ればまさに本書に書かれているような世界に足を踏み入れている。一部の特権階級が権力と財産を独占し移民に職を奪われ生活圏が脅かされている。怖い。
現実の1984年の英国は第71代