高橋和久の作品一覧
「高橋和久」の「一九八四年[新訳版]」「哀れなるものたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
グレアム・グリーンによる短編集。
私の父は、「そんな渋い本を!」と驚いていたが、その父自身も数十年前にグリーン作品を読み漁っていたらしい。
21話の短編で、数ページで終わるものもあれば
数十ページにわたるものもあり、読み応えは抜群。
シニカルなもの・ホラーのようなもの・難解なものなど様々で、読みにくい話の次の章は、なんとなく進むのが億劫になりそうだったが、そんなこともなく読み終えた。
読んだ感想としては
・人間観察眼の鋭さ
・人の心の毒や闇を言語化するのが上手い
・人間の「自己矛盾」を的確に鋭くついてくる
そんな印象。基本的には「皮肉屋」だなーとww
そこを含めて好印象。
「ヒューマンファクター」も積んでるので、そちらも楽しみだ。
Posted by ブクログ
もう凄すぎて言葉が出ない。人々をシャ⚪︎付けにしてるみたいだ。人々から自由を奪うために党が全力を尽くしている。言葉を奪い、貧困にさせる。戦争をして、経済を低迷させ発展させない。なぜなら人々の生活水準を下げることが権利を維持させるから。いや、戦争すらしてないのかもしれない。勝手に爆弾を落としているだけかもしれない。党がこういえばこうなのだ。自分の精神は存在しない。党が全てだ。考える自由すらない。考えたとしても党の言うことにしなければならない。過去は存在しない。
希望が持てなさすぎる。でもそんな社会がきてもおかしく無い。いや、来ているのかもしれない。そんな社会に対抗するためには、考え続けなければならない。考え続けなければいずれこうなるだろう。20代前半で出会えたことに感謝だ。私たちが高校よころ勉強していて、なんの役に立つんだと思っていた。しかし、役に立たない情報を削除していった先にこの社会があるのかもしれない。効率とか、役に立つとかそれだけで削除するのは、恐ろしいことだ。言葉を無くすとは、考える範囲が狭くなる。狭くなった先に自由とは全く反対の事になっている。AI時代に突入し、なんでも答えてくれる世の中になりつつある。そんな世の中だからこそ警鐘を鳴らさなければならない。考え続けることができる幸福に感謝し、享受し伝えていかなければならない。