クレアキーガンの作品一覧
「クレアキーガン」の「あずかりっ子」「ほんのささやかなこと」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「クレアキーガン」の「あずかりっ子」「ほんのささやかなこと」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ケルティッククリスマスというコンサートに行き、アイルランド関連本として会場で販売されていて、売り子さんがイチオシだったので手に取って読んだ本。ただ、ただ良かった。贅沢な暮らしをしているわけではないが、愛する妻と娘たち、重労働だがやりがいのある仕事をする主人公に、ふと、こことは違うが地続きの、裏の世界が見えてくる。それは自分の生い立ちにも関わる世界だった。そこに一歩を踏み出すことは、幸福な自分の足元が崩れてしまうかもしれない危うさを含んでいる。。。クリスマスのこの時期に読んで本当に良かった。ディケンズの『クリスマス・キャロル』を彷彿とさせる、新しいクリスマスの物語。日本語訳の素晴らしさは言うまで
Posted by ブクログ
短い物語ですぐ終わってしまうので、大切に丁寧に読んでいく。
はじめから、心に響く文章がいくつも登場する。
秘密は恥。
黙っていることは良いことだ。
信じて良い人は見極める。
手をかけて育てる。
丁寧な言葉遣い。
礼儀正しく。
嘘をつかない。
ギャンブルをしない。
噂話をしない。
教養。
子供を亡くした夫婦で、崩壊する話はたくさんあるが、ここでは夫婦のお互いの愛情と優しさで支えあっている。
周りに噂好きの友人達がいても、自分さえしっかりと愛を持って生きていたら、腐らない。
黙っとく。
人生って、苦行ではなく、心のままに愛を感じる素晴らしい日々。
腐ってる人の家は散らかっていて、顔もキツい。
Posted by ブクログ
自分の近くに社会的の闇があることに気づいたとき、どのような行動をとるべきなのだろうか。
果たして自分は、正しいコトができるのだろうか。『ほんのささやかなこと』を読んでそんなことを考えた。
1985年のアイルランドの小さな町のクリスマスシーズンの数日間を描いた物語である。
石炭と木炭商人のビル・ファーロングが配送先の修道院で見窄らしい恰好で働く女性を見つけて助けを乞われることで、その社会の闇に気づき、といった話である。
アイルランドの「マグダレン洗濯所」という悲劇をモデルにした物語であり、恵まれない境遇の女性を取り上げている。
本書を読むまでは「マグダレン洗濯所」という悲劇を知らなかった。ま
Posted by ブクログ
1985年、アイルランドの小さな町
クリスマスが近い十二月の話
主人公の石炭販売店を営むビル・ファーロングには、妻と五人の娘がいる。
これまで苦労も多かったが、今は何とかささやかで平穏な日々を手に入れている。
ところが配達先の女子修道院で目にした光景をきっかけに、どうしようもなく心が動いてしまうのだ。
その光景とは修道院の附属施設の〝洗濯所〟
これはアイルランドに1996年まで実在した教会運営の母子収容施設と「マグダレン洗濯所」をモデルにしているらしい。
洗濯所は政府からの財政支援を受けてアイルランド各地で営まれていたもので、ひどい女性虐待がおこなわれていたという。
こんな恐