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Posted by ブクログ 2024年03月27日
かなりのボリュームがあり、また和訳独特の表現で読みづらさはあるが、素晴らしい作品。
ノンフィクションであることの事実が強烈である。
統合失調に立ち向かい、苦悩する家族の姿が心を打たれる。
遺伝により自分や子供が統合失調になるかもしれないという恐怖は並大抵のものではない。
マーガレットとリンジーの2人...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月25日
最後未来に繋がって、こんな綺麗に終わってびっくりした。
家族ドラマすごい
両親は子供をたくさんもうけすぎたところ以外は至って普通だし、どちらかというと恵まれた人たち
あとがきで訳者も書いていたけど、本当にもしあなたがこの家族に生まれたら、、っていうのが遠くない話だなと思った。
ただ、これは本当に私...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月08日
「障がいを持つ子供が既にいるのに次の子供を作る」のはどうして?と私には思っている部分がある。
この本は統合失調症が12人兄妹の半分に出た家族の話だ。統合失調症は遺伝か?環境か?簡単に思える区別だけど、同じ遺伝子を持つ家族はたいてい一緒に暮らすので同じ環境に置かれる、ということに気づいた。また環境とは...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月24日
こんなにも壮絶でフィクションのようなのに、ノンフィクション。分厚いし、字も細かいし、手に取ったときは読むのは大変な気がするけど、とにかくこの読後感はすごすぎるので読んでほしい!
自分の気持を伝えられない兄弟は、言葉にできているならば何を感じていたんだろうなどと考えてしまう。でもやっぱりリンジー!セラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月05日
まさに衝撃の一冊だった。1970年代のアメリカ、ギャルヴィン家では、厳格な父母のもと、12人の兄妹が暮らしていた。空軍に務める父親、それを献身的に支える母親、そして容姿端麗でスポーツに秀でた子どもたち。一見、理想的な家族に思われたギャルヴィン家だったが、子どもたちの半数が次々に統合失調症を発症してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月28日
これを読む前に
「言ってはいけない」橘玲
「サイコパス」中野信子
「ギフテッドの光と闇」
を読んでおり、それらから得た知識が下地にあったので非常に内容がわかりやすかった。
子供が12人と多く、発狂した順番もばらばらでかつ愛称で呼ばれると「誰だっけ?発狂した子かな?してない子かな?」としょっちゅう確...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月12日
遺伝か環境かってレベルじゃないよ…という酷いできごとのオンパレードでつらくはあるのですが、精神医療史としてめちゃくちゃ読みごたえがあった。治療法の遷移や研究者と製薬会社の意向。カトリックにまつわる弊害。そしてこれがわりと最近の話であることも衝撃だった。
タフな状況をサバイブした末の姉妹や研究を続けた...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月05日
子どもが12人いて、うち6人は統合失調症と診断された一家の歴史と、統合失調症について「氏か育ちか」その原因を突き止め、治療に役立てたい医学研究者たちの歴史。
育て方が悪いのではないかと疑われる苦痛、次は自分ではないかという怖れ、患う兄弟の暴力。病から逃れえた子どもたちにはきょうだい児の抱えるつらさが...続きを読む
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