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ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界的ベストセラーついに文庫化!
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Posted by ブクログ
2026年、4冊目です。 話題作だが、直ぐには読めていなかった。 2年ぐらいすると文庫版が出るのでそれを読むことになるケースが多い。別に、文庫版を待っているわけでは無いけど、, 全体的に、シニカル、ニヒリズムという感覚が、第一印象です。
評判になっているだけあり、学びも多い。 ただし、既存の個別の各論的な記載についてはすでに各書で詳細に触れられているトピックでもあるため、真新しさはそんなにない(国家、宗教、貨幣等の性質)。社会科学系の本を多読していると、どこかで読んだことあるような内容が多い。 それらの概念を整理して一つのストーリー...続きを読むにしたというところが本書の最大の魅力と考える。 あと、複雑な概念などがそれほど登場することもなく、平易な表現となっているため、単純に読みやすい。
ホモサピエンスだけなぜ生き残ったのか、大型動物の絶滅、残酷な家畜化、小麦や米に支配されているなど、地球誕生から農業革命の途中まではロマンに溢れた興味深い話が多かった。 貨幣経済や帝国主義以降は読んでいて疲れる歴史の羅列。 上巻前半だけでも学びが多かったので、評価は星5
ふと思う。自分はこれまでの歴史に積み上げられたもののうえで何不自由なく暮らしている。あまりにも当たり前すぎて気に留めなかったが、これまでの悠久の時間のなかでたくさんの犠牲が生まれたはず。どのような犠牲のうえで今の自分が存在できているのか。知りたくなった。 気が遠くなるような歴史を知ることは自分のた...続きを読むったひとときの存在を見つめなおし、内省を深めるきっかけになるとも思った。 本書を読んでいる最中、夜空の月を眺めると自分の存在のちっぽけさが鮮明になり、日々の悩みなど霧散してしまうような、ずっとそんな感覚に満たされていた。 しっかり内省を促すことができたので、『よし!2026年!やったるで!』と意気込んだのも束の間。 元日から食あたりで寝込むことに。。 先人の築いた歴史にも、健康であることにも感謝し、新たな年を始めようと思う。
何万年も前のホモサピと今日のホモサピのどちらが幸せなのかを考える。何万年前の狩猟採集の社会へは戻れないだろうことは確定している。
認知・農業・科学の3大革命により人類は進化した?していない?色々と考えさせられる事の多い本でした。 歴史の一連の流れに沿って書いてあり、読みやすいと思いました。 認知革命のあたりはあまりに古く分かっていない事の方が多いようですが、その頃の人類が何を美しいと感じ何を考えていたのかを想像するのも楽しい...続きを読むなと思いました。 しかしそれこそがまさに目の前にない事を想像する人類が認知革命により手に入れた能力と思えばなかなか興味深いです。 帝国と言う概念の部分では、グローバル化とそれに伴う境界の曖昧化とありますが、本書が書かれたのがまさに2013年の二期目のオバマ大統領の頃と考えると納得です。 それから10年経った現代はその当時のリベラルなグローバル化よりも民族主義的な流れになっているように見えます。本書では人類の大きな流れの中では統一に向かっていると言っていますが、今の抵抗もいずれグローバル帝国の流れに飲まれてしまうのかとても興味があります。
人類の歴史を、まるでドキュメンタリー映像を見ているかのような語り口で辿ることができる(ということは、訳も秀逸ということである)。
読んでいてずぅ〜っと面白い。 知的好奇心が刺激され続けてページをめくる手が止まらない。 一方で内容は一読して簡単に理解できるものではないので、何度も読み返して時間がかかる。 自分の人生の中でも「最高」に近い読書体験であったことは間違いない。 内容としては、人類の歴史について、鳥の視点よりも広い、宇...続きを読む宙を飛ぶスパイ衛星の視点で論じたもの。(本人のたとえから引用) 歴史の中で各種の「革命」が起こったが、自分が注目したいのは二つ。 認知革命と農業革命。 認知革命は言わずと知れたもの。簡単に言えば言葉によって人がコミュニケーションを取れるようになったということ。 ただ、ここで面白いのが認知革命の本質が「虚構」であるということ。 動物のコミュニケーションは「天敵だ!逃げろ!」など、現実に基づいた内容しか話題にできない。 でも人間の場合は「昨日、黄色と黒の虫に襲われた。みんなも気をつけろ。アイツのことをハチと呼ぼう」など、ここにないものを話すことができる。 国家や紙幣、いま通っている学校や会社も虚構の上に成り立ってると考えると面白い。 もう一つが農業革命だ。 特に面白いのは以下の視点だ。 ホモ・サピエンスが小麦などを栽培化したのではない。ホモ・サピエンスが小麦などに「家畜化」されたのだ。 狩猟採集民から農耕民にかわったことで1番利益があったのは、人間ではなく小麦だというのだ。 そんなバカな!と思った。 でも、言われてみるとその通りだ。 人々は小麦などの栽培に生活のほとんどを費やすようになった。 自分の土地が生まれた。 それによって争った場合は戦うしかなくなった。(狩猟採集民の場合は「にげる」コマンドがあった) 貧富の差が生まれた。 人口爆発した。 いま、わたしたちが家から会社に長い時間をかけて通ってるのも、この農業革命がきっかけなのかもしれない。
黎明期からの人類の興りが生々しく推察されている。農耕の罠など、なぜこのような世の中になっているんだろうと感じていた違和感をほどいてくれている感じがする。とても面白い。再読必至。 ふと思い出したが小麦の奴隷という名の高級食パン屋があったが、あれはこの本の威を借りようという目論見だったんだな。商魂たく...続きを読むましいわ(笑)
知革命が私自身の歴史の認識を変えてくれた。なぜ、歴史を学ぶのか学ぶ理由は何なのかを再度考えるきっかけになった。
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