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  • リーマン・ショック・コンフィデンシャル上 追いつめられた金融エリートたち
    4.2
    気鋭のジャーナリストが鋭く抉りだすリーマン・ショックのセンセーショナルな内幕。800‐CEO‐READビジネス書大賞受賞作。《フィナンシャル・タイムズ》紙の年間ベスト・ビジネスブックに選出。金融ノンフィクションの傑作 みずからの利益か、世界金融システム破綻の回避か? 迫り来る未曾有の危機に際して、リーマン・ブラザーズCEO、ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、ガイトナーNY連銀総裁、ウォーレン・バフェット、そして巨万の富を稼ぐウォール街のトップは、何を考え、何を語り、いかに行動したか?

ユーザーレビュー

  • リーマン・ショック・コンフィデンシャル下 倒れゆくウォール街の巨人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ウォール街の緊迫を描いたドキュメンタリー小説のような金融ノンフィクション

    『リーマン・ショック・コンフィデンシャル(原題:Too Big to Fail)』は、2008年の世界金融危機、いわゆるリーマン・ショックに至る過程とその最中に繰り広げられた米国金融界と政界の舞台裏を克明に描いた一冊である。著者であるアンドリュー・ロス・ソーキンは、ニューヨーク・タイムズの記者として長年ウォール街を取材してきた経歴を持ち、膨大なインタビューと文書をもとに、この未曾有の金融危機の内幕を驚くほど生々しく描写している。

    この本は上巻・下巻の2冊構成となっており、上巻では危機の兆候が徐々に現れ、ベア・スターン

    0
    2025年05月30日
  • リーマン・ショック・コンフィデンシャル上 追いつめられた金融エリートたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ウォール街の緊迫を描いたドキュメンタリー小説のような金融ノンフィクション

    『リーマン・ショック・コンフィデンシャル(原題:Too Big to Fail)』は、2008年の世界金融危機、いわゆるリーマン・ショックに至る過程とその最中に繰り広げられた米国金融界と政界の舞台裏を克明に描いた一冊である。著者であるアンドリュー・ロス・ソーキンは、ニューヨーク・タイムズの記者として長年ウォール街を取材してきた経歴を持ち、膨大なインタビューと文書をもとに、この未曾有の金融危機の内幕を驚くほど生々しく描写している。

    この本は上巻・下巻の2冊構成となっており、上巻では危機の兆候が徐々に現れ、ベア・スターン

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    2025年05月30日
  • リーマン・ショック・コンフィデンシャル上 追いつめられた金融エリートたち

    Posted by ブクログ

    登場人物が多すぎて何がなんだか…ですが、まぁとにかくファルドを悪役だと思って読めば大丈夫かと。こんな破壊的な影響のある出来事について、これだけの範囲で起きている事象を俯瞰できることはまずないので、自分の知識の範囲や(疑似的なものにせよ)経験値を上げるのにとてもいい本だと思います。普通にエンターテインメントとしても面白いです。著者の取材力と構成力もすごい。

    0
    2023年03月02日
  • リーマン・ショック・コンフィデンシャル上 追いつめられた金融エリートたち

    Posted by ブクログ

    原題は”Too Big To Fail”。「私は世界大恐慌の研究者として人生をすごしてきました。歴史から判断しても、いま大胆な行動をとらなければ、ふたたび恐慌が訪れるでしょう。そして今回は以前よりはるかに、はるかに深刻なものになる」(ベン・バーナンキ、下巻、P.279)と言われた2008年9月の数週間のドキュメンタリー。

    内容は関心あればお読み頂くとして、一番重かったのは、責任を負っている人ほど負っていない人に対して我慢しなければならないということだ。「山のようにある悪い選択肢のなかでは、いちばん現実的な解決策」(同、P.370)は政治家、マスコミに袋叩きにされる。事態が解決しなければ被害を

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    2019年01月02日
  • リーマン・ショック・コンフィデンシャル上 追いつめられた金融エリートたち

    Posted by ブクログ

    利益至上主義による無謀なリスクテイクが裏目に出てしまい、追い詰められていくリーマンブラザーズ。
    リーマンを助ける余力のないウォール街、共倒れの危機。
    救済すべきか、すべきでないかに悩む財務省とFRB。

    それぞれの利害が絡み合い、どんどん混迷が深まっていく。
    金融システムで起きていることを、そしてこれからの先行きを見通せている者は誰もいない。

    リーマンショックの顛末が、ユニークな各CEOたちや財務長官ポールソンなどの葛藤を基に描かれていて、とてもわかりやすかった。
    下巻も楽しみ。

    0
    2017年08月22日

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