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気鋭のジャーナリストが鋭く抉りだすリーマン・ショックのセンセーショナルな内幕。800‐CEO‐READビジネス書大賞受賞作。《フィナンシャル・タイムズ》紙の年間ベスト・ビジネスブックに選出。金融ノンフィクションの傑作
みずからの利益か、世界金融システム破綻の回避か? 迫り来る未曾有の危機に際して、リーマン・ブラザーズCEO、ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、ガイトナーNY連銀総裁、ウォーレン・バフェット、そして巨万の富を稼ぐウォール街のトップは、何を考え、何を語り、いかに行動したか?
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Posted by ブクログ 2023年03月02日
登場人物が多すぎて何がなんだか…ですが、まぁとにかくファルドを悪役だと思って読めば大丈夫かと。こんな破壊的な影響のある出来事について、これだけの範囲で起きている事象を俯瞰できることはまずないので、自分の知識の範囲や(疑似的なものにせよ)経験値を上げるのにとてもいい本だと思います。普通にエンターテイン...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月02日
原題は”Too Big To Fail”。「私は世界大恐慌の研究者として人生をすごしてきました。歴史から判断しても、いま大胆な行動をとらなければ、ふたたび恐慌が訪れるでしょう。そして今回は以前よりはるかに、はるかに深刻なものになる」(ベン・バーナンキ、下巻、P.279)と言われた2008年9月の数週...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月22日
利益至上主義による無謀なリスクテイクが裏目に出てしまい、追い詰められていくリーマンブラザーズ。
リーマンを助ける余力のないウォール街、共倒れの危機。
救済すべきか、すべきでないかに悩む財務省とFRB。
それぞれの利害が絡み合い、どんどん混迷が深まっていく。
金融システムで起きていることを、そしてこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月14日
2008年9月12日夜ニューヨーク連銀にウォール街の銀行のCEOが集められた。議題はライバル会社であるリーマン・ブラザーズをどうやって救うか。政府の支援はない。5大投資銀行のうち最も弱く、最もリスクの高い(レバレッジの大きい)ベア・スターンズは既に倒れた。ウォール街の企業のレバレレッジは32倍、上手...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月18日
「証券かはリスクを減らし、流動性を高めると考えられていたが、現実に発生するのは数多くの機関と投資家が良かれ悪かれ密接に結びつく状況だった。」
リーマンブラザーズがいかに破滅していくのかについて多くの証言に基づき書かれたノンフィクションもの。
優秀な者たちによる駆け引きは面白く、私益を追求しすぎた結...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月06日
リーマンショック前後のウォール街で何が起こったのか。膨大なインタビューやメール、証言等を集め分析したもの。リチャード・ファルド(リーマンCEO)、ロイド・ブランクファイン(ゴールドマンCEO)、ウォーレン・バフェット、ジェイミー・ダイモン(JPモルガンチェースCEO)、ジョン・マック(モルガンスタン...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月07日
綿密な取材と、掴んで離さない描写。エキサイティングな展開にぐいぐい引き込まれる。入りからやばい。
そしてダイモンは爆弾を落とした。朝起きてからずっと考えていたこと、彼の世界終末の日のシナリオだった。
「次の手順でいく」彼は続けた。「ただちにリーマン・ブラザーズの倒産に備えてほしい」間を置いた。「...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月16日
とにかく登場人物と関係機関が多いので読むのに時間がかかるが、取材の深さと構成の旨さで読ませるだけの力があります。
窮地の状況でも、CEOに箴言できない役員たちや、支離滅裂な論理展開でも何もアドバイスしない他社プレーヤー等、読んでいて気が滅入ってきます。ポジションを持っている人は影響を及ぼすので休場日...続きを読む
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