加賀山卓朗の作品一覧
「加賀山卓朗」の「二都物語」「大いなる遺産(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「加賀山卓朗」の「二都物語」「大いなる遺産(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
面白かった。
自分が海外ミステリをあまり読まないためかそれともこの作者の癖なのか、めまぐるしく変わる視点に少し戸惑ったが、今誰の視点なのかすぐにわかる書き方をしてくれているおかげですぐに慣れ、楽しく読むことができました。
読む前に期待していた要素は十分に得ることができたし、途中で違和感を覚えた部分もきれいに回収されたのでモヤつきもなく、久々にここまですっきりとした気分で本を読み終えられた気がします。
(これは他書への批判というわけではなく、自分の読書傾向の偏りのせい)
この本一冊で主人公である彼女の事件そのものは終わったとも見られるわけですが、現在は続編にあたる小説も邦訳されているそうで、果た
Posted by ブクログ
フランス革命前夜から革命に至るまでの人間ドラマを描いたディケンズの感動巨篇。フランス・パリとイギリス・ロンドンの二都を舞台として、バスティーユから釈放された老医師の家族を中心に物語が進んでいく
フランスへのスパイ行為で告発された青年ダーネイと、人生に絶望した無頼の弁護士カートンが、医師の娘ルーシーに恋心を寄せていく
結局ダーネイがルーシーと結婚し、暫しの間ソーホーのこだまが響く家で幸せな生活を送る
しかしフランス革命が起き、物語は急速に展開していく…
中盤の、精気を取り戻したマネット医師がルーシーを愛し幸せに暮らしているところや、「家族の親愛なる友人」であるローリー氏と家族の絡みなど、心温
Posted by ブクログ
デビュー作から一貫してたとこれを読めば分かる。頬に悲しみを刻めが1番好きで、これが2番目かな。
主人公が暴力のスイッチを入れられる瞬間がかっこいい。お母さんの言葉も素晴らしい。景色が真っ白になって、痛みを無視して暴力をふるう。
91ページで主人公に完璧に感情移入させられた。
1番ムカつくヴィクターを生かしておくのがフェアなとこだなって感じた。
会話の楽しさはこれが1番。
1ページに1つくらいウィットに富んだやり取りがあってそれだけでもう最高ですね!
次作が今年の6月に本国では出るらしいのでそれまでに2作目読みたい。
とにかくできるだけ地獄に近くなるように深く埋めて
大好きだったことをして
Posted by ブクログ
1930年ロンドン
私がこれまでに出会ったことのない名探偵、
レイチェル・サヴァナク
彼女は美貌と膨大な財産を持つ謎めいた女…
自分が突きとめた殺人者を見事に死においやる!
必殺仕事人かっ!と突っ込みたくなる華麗さで…(笑)
とにかくおもしろかった
レイチェルの秘密を暴こうとする新聞記者のジェイコブと共に、
読者もドキドキしながらページを捲っていく!
そして、読者だけがレイチェルが何をしているのか?という、その華麗な仕事ぶり((笑))を知ることができるためさらに大興奮〜〜
しかしその目的は分からず翻弄される…
そして処々に挿入される1919年の『ジュリエット・ブレンターノの日記』
どうや