オリヴァー・ツイスト(新潮文庫)

オリヴァー・ツイスト(新潮文庫)

孤児オリヴァー・ツイストは薄粥のお代わりを求めたために救貧院を追い出され、ユダヤ人フェイギンを頭領とする少年たちの窃盗団に引きずり込まれた。裕福で心優しい紳士ブラウンローに保護され、その純粋な心を励まされたが、ふたたびフェイギンやその仲間のサイクスの元に戻されてしまう。どんな運命がオリヴァーを待ち受けるのか、そして彼の出生の秘密とは――。ディケンズ初期の代表作。

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オリヴァー・ツイスト(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月17日

    いわずとしれたディケンズ初期代表作。運命に翻弄される孤児オリヴァーの波瀾万丈な少年時代、そして出生の秘密。

    何度も映像化されていて見たことはないのだが、救貧院で薄粥のお代わりを求めるシーンが有名らしい。読んでみるとこれはひどい。貧民救済施設といえど、人を人間扱いしていないじゃないか!以下、当時の貧...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月04日

    ホームズの時代の貧困について、小説を読みたくなり、ギッシング『無階級の人々』に続き読んでみました。
    貧困は悪いことなのだと納得しました。
    この本の解説はG.K.チェスタトンが書いていて、ディケンズについて理解が深まります。

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    Posted by ブクログ 2024年02月04日

    オリヴァーからしたらハッピーエンドでも、ナンシーからしたらバッドエンド。小説でプラマイゼロにするの描くとかすごすぎ!

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    Posted by ブクログ 2022年08月28日

    イギリス文学の傑作、ディケンズ読むならこれ! みたいな話を聞いたので読みました。
    確かに面白い。しかもエンタメ作品として。
    タイトルはオリヴァー・ツイストだが、オリヴァー以外の登場人物にもポンポン視点が移る群像劇。恩田陸並みに登場人物がたくさん出てくるのでメモ必須。
    文章はとにかく皮肉まみれで思わず...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月26日

    役者あとがきにある通り、人物が生き生きとしている。
    オリヴァーや女性たちが受ける扱いは本当にひどかった。この時代では当たり前のことだったのかと思うと、現代に生まれた幸せを感じる。

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    Posted by ブクログ 2021年01月11日

    なろう小説で、無職転生に代表される幼少期スタート系小説が好きな方は、読んで面白いと思います。はい、私の事ですね。
    ガス灯、ガルバニ電池、蒸気機関、、、情報量と描写力は、流石ディケンズ!

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    Posted by ブクログ 2017年12月09日

    孤児オリヴァー・ツイストが運命に翻弄されながらも生き抜き、幸福な生活を手に入れるまでのドラマを描くチャールズ・ディケンズの代表作であり、イギリス文学の古典。

    非常に多くの人物が登場するが、そのそれぞれが強い個性を持ち合わせるあたりは人物造形に非凡な才能を発揮した著者ならでは。

    そろそろクリスマス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月29日

    ずっと前、大いなる遺産を最後まで読むことができなくて合わないのかなって思ったけど、オリヴァー・ツイスト物語は読みやすかったです。借り物なので、今度自分用に買います。これを機に大いなる遺産をもう一度読み直そう……。

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    Posted by ブクログ 2023年05月31日

    一部の登場人物を整理し切れず読み進めてしまった。。
    善良な人物より悪党寄りの人間の方がドラマがあるのでもっとゆっくり読めばよかったと少し後悔。

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    Posted by ブクログ 2021年08月17日

    もともとこの夏はディケンズ作品を読もうと思っていたが、ちょうど来月からオーブでこの作品のミュージカル版が上演されるとのことで、一作目は『オリヴァー・ツイスト』にした。

    700ページ越えだから早々に挫折するかと思っていたけど、2日で終わった笑
    先の展開が気になるように伏線をはるディケンズの手腕を感じ...続きを読む

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