11月に去りし者

11月に去りし者

1,202円 (税込)

6pt

1963年、世紀の暗殺事件の秘密に近づきすぎた悪党(ギャング)がいた――
ハメット賞受賞作。

1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた――MWA賞受賞作家の話題作。

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11月に去りし者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    クライムノベルでありロードノベル

    裏社会の幹部がボスに命を狙われる
    逃げる
    殺し屋が追う
    新しい生活を目指して夫から逃げる子連れの女性と出会う
    追手をまくためにこの女性を利用しようと考える

    というなんだかどこかで聞いたようなストーリー
    だがちょっと違う
    それは逃げる男に訪れる好ましい変化ゆえか

    0
    2024年06月20日

    Posted by ブクログ

    「あらゆる決断によって新しい未来をひとつ作る、他の未来を全て潰して」
    随所に、なかなかの哲学的な名言が刻まれている。

    一九六三年十一月ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件は、ミステリーな点が多くフィクション、ノンフィクションとも数多くの作品が世に出ている。
    この小説は、事件の謎解きではなく、事件によ

    0
    2021年06月24日

    Posted by ブクログ

    ケネディ暗殺事件の真相が明らかになるという意外性はあるものの、ありがちな犯罪小説でありふれた恋愛小説であり非常にアメリカ的な小説。であればこそ、エピローグでハリウッド世界に収斂させたストーリーテリングが見事でした。もし映画化されることがあれば、母親が遺した写真の入った箱をいつしか娘達が開けたときにあ

    0
    2020年12月16日

    Posted by ブクログ

    フランクはニューオーリンズのマフィア組織のメンバー。ケネディ暗殺の一端を担うと、その秘密を知る者を消してしまえとボスから命を狙われる。シャーロットは、夫の酒癖が悪いのに嫌気がさし娘二人と逃げる。フランクとシャーロットは逃亡の途中で出会う。

    書評七福神の何人もがベストに挙げているだけあって、物凄く面

    0
    2019年12月20日

    Posted by ブクログ

     途轍もない実力を備えた作家に出会うと、ぼくはいつも少し興奮してしまう。それほどの掘り出し物の作家は、毎年のようにあちこちで見つかるわけではない。数年に一度、いや十年に一度くらい火傷しそうなくらいの印象と熱とを伴って唐突に眼の前に現れるのだ。

     ぼくがこの作品を手に取ってすぐに感じたのが、そのよう

    0
    2019年12月14日

    Posted by ブクログ

    「ガットショット・ストレート」を
    読んでからの二作目
    直前に読んだ「キャサリン・ダンス」にも出てきた「雨が降れば、土砂降り」と言う言葉がこちらの話にも出てきた…謎

    舞台は1963年
    ボスのある秘密に気づき追われる身となった
    マフィアの幹部ギドリー

    それを追う同じマフィアの幹部(殺し屋)バローネ

    0
    2019年11月29日

    Posted by ブクログ

    1963年ケネディ大統領暗殺に知らないうちに関わっていたことに気づいたギドリーの逃走劇と夫から逃げるシャーロットとその娘2人。そしてギドリーを追う殺し屋。シャーロットたちとの出会い。犯罪組織で生きてきたギドリーが触れる優しさや温かみ。そこから生じる変化。一緒に進むのか離れるのか。それぞれの感情ひとつ

    0
    2019年10月25日

    Posted by ブクログ


    1963年11月22日、第35代アメリカ大統領・ジョン・F・ケネディが狙撃され、暗殺された
    裏社会に生きる男ギドリーは嫌な予感を覚える
    数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない
    「自分は消される」
    そう思ったギドリーは仇敵を頼り西へ逃げる
    そんな時、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会い…

    0
    2025年06月04日

    Posted by ブクログ

    非常に面白い。大してハラハラはしないが、2つの話がどう交錯するのだろうと気になって楽しく読めた。主人公の最後の話は少し気に入らないが、全体はとても良くできた話になっている。その作家を読んだのは初めてだったが、他のも読んでみたい。

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    殺し屋に追われる悪党ギドリーと家族を連れ戻そうと酒癖の悪い夫から逃げ出した母シャーロットとの逃走シーンがこの小説の展開の面白いところだ。双方に身元を明かさずいるが暫くすると悪党に情が芽生え、家族を母親を守ろうと動き始める。その逃走の中での言葉「これから出会うのは新しいことばかりだ。ここからずっと、ど

    0
    2023年01月09日

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