7月のダークライド

7月のダークライド

1,229円 (税込)

6pt

3.3

23歳の夏――この罪を見過ごすことはできなかった。
MWA賞受賞作家が放つ瑞々しい青春ノワール。
「ルー・バーニーの最高傑作」S・A・コスビー
「最後のページまで心を掴んで離さない」ドン・ウィンズロウ

遊園地で働く青年ハードリーはある日、煙草の火傷痕の残る幼い姉弟を見かける。
行きがかり上、虐待を通報するも当局に相手にされなかった彼は、証拠を掴むため素人探偵まがいの調査を開始する。
見えてきたのは裕福なのに荒れ果てた家と、弁護士の父親の背後にちらつく麻薬組織の影。
23年間、面倒を避け気ままに生きてきたハードリーは、幼い命を救うため人生で初めて壮大な賭けを仕掛けるが……。
解説:吉野 仁

■著者既刊
『11月に去りし者』

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7月のダークライド のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月26日

    遊園地で働く23歳のハードリーが煙草の火傷跡のようなものが幼い兄妹にあることを偶然見かけるところから始まる。それまでなんとなく生きていたハードリーが、兄妹を助けたいと動き始める。行政は当てにならず頼るところが見つからないまま自分で調査をする。なぜここまでするのか、どうすることが一番いいのか。そういう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月21日

    説明されてはいるものの、なぜこの子たちを助けたいのかそもそもの動機が理解しにくいため、彼がなぜここまでするのか、最後まで歩み寄れず。甘々でまるでファンタジー。うまく行きすぎるし、カタキ役も中途半端だし。フェリスとの関係含め青少年の憧れを詰めこんだのか?と思えるほど。ラストは思い通りになってよかったね...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月28日

    遊園地で働く主人公が、虐待された形跡の残る子供を見かけた事から始まるミステリー。まず、遊園地の子の色々を探る時点で、私的にはアウトとは思う。公的機関に訴えても難かしいかな。と言う意味でも、リアリティがなくて残念だった。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    主人公は饒舌な23歳、ハードリー。遊園地の'呪われた西部開拓地'で'死んだ保安官'役をして生活している。が、親からの虐待を疑われる幼い姉弟を見かけた時から気楽な生活が一変する。結末をどうつけるのか色々考えながら読み進めたが、そうくるか、と胸熱。

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