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『このミス』1位『頬に哀しみを刻め』著者、最新作!
被害者の携帯電話に残されていた、残忍な殺人の画像――
悪夢のような連続殺人事件に、黒人保安官が挑む。
MWA賞長編部門ノミネート!
「コスビーの最高傑作を更新した」デニス・ルヘイン
「死体の山、ノンストップのアクション、最高の警察もの」スティーヴン・キング
「止まらない勢い、手に汗握る陰謀、犯罪小説のグランドスラムだ」マイクル・コナリー
「現代の犯罪小説の中で最も記憶に残る主人公の一人」ワシントン・ポスト
ヴァージニア州の高校で教師が銃撃され、容疑者の黒人青年が白人保安官補に射殺された。人種対立の残る町に衝撃が走るなか、元FBI捜査官の黒人保安官タイタスは捜査を開始する。容疑者は銃を捨てるよう説得するタイタスに奇妙な言葉を残していたのだ。「先生の携帯を見て」と。被害者の携帯電話を探ると、そこには彼と“狼”のマスクを被った男たちによる残忍な殺人が記録されていた――。
■著者既刊
『黒き荒野の果て』
『頬に悲しみを刻め』
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
どうやらS.A.コスビーは傑作しか書かないらしい
すでにご存知のことかと思われるが、今年は2024年だ
つまりイエス・キリストが生まれてから2024年(あるいは2028年)たっているということだ
そろそろ神はこの世界に無関心だということに気付いてもいい頃合いではないだろうか
どんなに祈っても戦争は終わらないし、どんなに祈っても差別はなくならないし、どんなに祈っても大切な人は奪われていく
そしてどんなに祈っても天使たちは助けに現れてくれそうにない
それともまだそれも神の計画の一部だと信じろというのだろうか
S.A.コスビーが描いた主人公タイタスを突き動かすのは神の教えではなく、公平な世界を実現しようとする人たちの意思だ
窮地に陥った彼を救うのは天使の囁きではなく、彼を愛する人たちの想いだ
人の心に巣食う悪魔と対峙するのは神ではなく、人なのだ
Posted by ブクログ
読みながら圧を感じる。
主人公の黒人保安官、タイタス・クラウンは悲惨な現実の前に、母の言葉を思い出し、神の言葉にもこう言ってのける。
「御言葉もそれを読む人間と同じくらい堕落していることに気づいた。旧約聖書も新約聖書も、ただの”ことば”にすぎない。」
差別をに向き合う?
そんな生易しいことは言ってられない。
神に祈る?
どんなに祈っても、母の命は救ってくれない。
現実はクソだ。それでも生きていかなければいけない。
戦わなければいけない。
そんな現実に逃げ出すものもいる。
愛する人を置いて。
それも理不尽なのだろうか。
答えはない。
この物語は神の福音か、悪の咆哮か。
タイタス・クラウンの腹の底からあふれ出るゴスペルであってほしい。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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