すべての罪は血を流す

すべての罪は血を流す

1,449円 (税込)

7pt

『このミス』1位『頬に哀しみを刻め』著者、最新作!
被害者の携帯電話に残されていた、残忍な殺人の画像――
悪夢のような連続殺人事件に、黒人保安官が挑む。

MWA賞長編部門ノミネート!
「コスビーの最高傑作を更新した」デニス・ルヘイン
「死体の山、ノンストップのアクション、最高の警察もの」スティーヴン・キング
「止まらない勢い、手に汗握る陰謀、犯罪小説のグランドスラムだ」マイクル・コナリー
「現代の犯罪小説の中で最も記憶に残る主人公の一人」ワシントン・ポスト

ヴァージニア州の高校で教師が銃撃され、容疑者の黒人青年が白人保安官補に射殺された。人種対立の残る町に衝撃が走るなか、元FBI捜査官の黒人保安官タイタスは捜査を開始する。容疑者は銃を捨てるよう説得するタイタスに奇妙な言葉を残していたのだ。「先生の携帯を見て」と。被害者の携帯電話を探ると、そこには彼と“狼”のマスクを被った男たちによる残忍な殺人が記録されていた――。

■著者既刊
『黒き荒野の果て』
『頬に悲しみを刻め』

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すべての罪は血を流す のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「姿無き連続殺人犯を、主人公の刑事(今作では保安官)が追い詰める」話もですが、昔から沢山書かれてきたストーリーにどのようなアレンジを加えて、オリジナリティを出すか??
    この作者は本当に上手くアレンジをして新しい作品に仕上げています

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

     黒人差別が色濃く残る南部アメリカの高校で起きた銃殺事件を元FBI捜査官の黒人保安官タイタスが捜査を経て何度も凄惨な現場を目にし、人種差別による住人たちの対立に頭を悩ませながら自分の信念を曲げずに真犯人を暴こうとする姿がカッコよく、重厚な雰囲気が漂う犯罪小説としての面も面白かった。

    0
    2025年03月19日

    Posted by ブクログ

    著者の過去作はアウトローが主人公だったけれど今回は真逆の保安官が主人公。
    今回の主人公は苦いを通り越して惨い経験をしているせいでかなり自罰的。
    舞台も人種差別が未だに残る土地なので爽快感や疾走感はないけれど主人公の交友関係や心理描写が丁寧で読み応えがある。
    主人公の性格や思考に共感できる部分が多かっ

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    どうやらS.A.コスビーは傑作しか書かないらしい

    すでにご存知のことかと思われるが、今年は2024年だ
    つまりイエス・キリストが生まれてから2024年(あるいは2028年)たっているということだ

    そろそろ神はこの世界に無関心だということに気付いてもいい頃合いではないだろうか

    どんなに祈っても戦

    0
    2024年06月14日

    Posted by ブクログ

    アメリカ南部で保安官として働く黒人のタイタス。町の学校で銃撃事件が起き、人気のあった教師が殺害される。犯人は射殺されるが首謀者が他にいるのではと捜査が始まっていく。これをきっかけに連続殺人へと発展していく。ひとつの町で起きた凄惨な事件とともに描かれていくのが黒人への差別。その根深い問題が町の人々や事

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    S・A・コスビー『すべての罪は血を流す』ハーパーBOOKS。

    『黒き荒野の果て』『頬に悲しみを刻め』に続くS・A・コスビーの3作目。海外ミステリーの場合、邦訳タイトルは大切だ。S・A・コスビーは、興味がそそられる格好良いタイトルで非常に得をしているように思う。

    白人保安官補による黒人被疑者の射殺

    0
    2024年05月27日

    Posted by ブクログ

    超★5 黒人保安官が凶悪事件に挑む… 重厚な人種問題を描いた社会派警察小説 #すべての罪は血を流す

    ■あらすじ
    アメリカ南部ヴァージニア州チャロン郡、元FBIタイタスは黒人ながら選挙で選ばれた保安官であった。彼は日々街の治安を守っていたが、ある日学校で銃撃事件が発生してしまう。殺害されたのは人気の

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    コスビーの3作目。
    スリリングな展開で始まるが、そこから先は暗転し地獄の使者が南部の田舎町に降り立つ物語。
    いつもながらのスピーディーで読み応えある展開。そして主人公の黒人保安官タイタスは、自らの規範と南部における黒人保安官に注がれる視線でがんじがらめ。
    犯人探しの部分にもカタルシス(こいつだったの

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    とても良かったです。アメリカの南部戦争や人種問題に関する歴史の知識があれば、もっとすんなり読めて、読み応え倍増だったかも知れません。

    0
    2025年07月24日

    Posted by ブクログ

    ⭐️4.2
    おもしろかった!コスビーは最近の推しの作家さんだなぁ。
    骨太犯罪小説といいましょうか、とことんハードボイルドで、かつアメリカ南部に残る差別社会など、社会状況もしっかり描かれているのも、ストーリーに厚みを持たせている。
    作中によく出てくるハイカロリーな南部料理も、生唾呑み込みながら想像がと

    0
    2025年06月29日

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