三つの棺〔新訳版〕

三つの棺〔新訳版〕

ロンドンの町に静かに雪が降り積もる夜、グリモー教授のもとを、コートと帽子で身を包み、仮面をつけた長身の謎の男が訪れる。やがて二人が入った書斎から、銃声が響く。居合わせたフェル博士たちがドアを破ると、絨毯の上には胸を撃たれて瀕死の教授が倒れていた! しかも密室状態の部屋から謎の男の姿は完全に消え失せていたのだ!

...続きを読む

三つの棺〔新訳版〕 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月11日

    「また罪を犯してしまったよ、ハドリー」博士は言った。「また真実を見抜いてしまった」

    はい、このミス海外2024年版の1位『頰に哀しみを刻め』と同3位『処刑台広場の女』(こちらは未読)の翻訳者であり、現在ひまわりめろんの中でプチブレイク中の加賀山卓郎さん
    なんとあのジョン・ディクスン・カーの翻訳も手...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月07日

    密室講義のために読みたかったのだけれど、話自体が面白くて大満足。
    密室講義の章は若干メタ構造を感じる(登場人物のジョークとして違和感はないので、読み手だけがクスリとなれる程度)。探偵役が常に息をきらしている太っちょなので可愛げがあった。物語中、密室講義をはじめとして名作の名前や話題が出てきたのも楽し...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月27日

    図があるにもかかわらず物の位置関係をきちんと把握できない自分の空間把握能力のなさのせいでこのお話のトリックを100%理解できず…お話自体は非常に面白いです!

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月27日

    凄かったけど凄すぎて腑に落ちてない所や理解が追っついてない所がちょいちょい有るので、1から全部読み返したい。素直になるほど!!ってなれなかった。腑に落とさせてみせる(?)ぞ

    0

    Posted by ブクログ 2017年02月27日

    以前にも読んだことはなく初読でしたが、なるほど、『火刑法廷』と並ぶカーの代表作の1つとされるだけあり、このトリックというか謎解きは今読んでも練られておりかつ意表を突きすごい。(練られすぎているが故やや無理は感じるものの)

    個人的にはどうもカーはストーリーに没入出来ずに好きな作家ではないのですが、第...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月23日

    密室講義を読むために本作品を手に取ったと言っても過言ではありませんが、実際にこの作品で使われたトリックが発端となりその後様々なミステリに使われていると思うと、当時これを考え出したことが如何に偉大なことか思い知らされます。

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月19日

    かの有名な「密室講義」は素晴らしい内容ですし、名探偵自ら架空の存在であることを認めてしまったメタ発言が楽しいです。ただ、どうしても冗長に感じてしまうのが残念なところです。
    本書の密室トリックは理解出来ない部分があって微妙に感じるものの、全体的な仕掛けや犯人の隠匿方法と有機的に結び付いている所が秀逸で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月30日

    密室の王者の異名をもつ作者の代表作の一つ。
    その作者による〈密室〉に関する講義もおさめられている。

    今までの新訳が読みやすかったからか、今回はちょっと読むのに時間がかかった。それでも全ての謎が解ける終盤は息つく暇もないぐらい一気に読んでしまった。

    内容的には星5つだけど、個人的に感じた読みにくさ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月19日

    密室ミステリーの金字塔とのこと。
    確かにアクロバティックなトリックでしたが、内容というか、題材的には、以前読んだ「火刑法廷」の方が面白かったなぁ。あっちは、トリッキーな結末でもありましたし、ちょっと本書はシンプルな印象。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月15日

    常識人のグリモー教授が密室で銃殺される。その直後には犯人と思われる男もまた、信頼できる目撃者たちの前で銃殺された。二つの密室の謎を解く鍵は三つの棺が描かれた絵?フェル博士が解いた謎とは。
    有名な「密室講義」が最高。コレは名作→

    個人的に訳が合わなくて(新訳版なんだけど古き良きクラシカルな翻訳っぽい...続きを読む

    0

三つの棺〔新訳版〕 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハヤカワ・ミステリ文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

三つの棺〔新訳版〕 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す