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ロンドンの町に静かに雪が降り積もる夜、グリモー教授のもとを、コートと帽子で身を包み、仮面をつけた長身の謎の男が訪れる。やがて二人が入った書斎から、銃声が響く。居合わせたフェル博士たちがドアを破ると、絨毯の上には胸を撃たれて瀕死の教授が倒れていた! しかも密室状態の部屋から謎の男の姿は完全に消え失せていたのだ!
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Posted by ブクログ
「また罪を犯してしまったよ、ハドリー」博士は言った。「また真実を見抜いてしまった」 はい、このミス海外2024年版の1位『頰に哀しみを刻め』と同3位『処刑台広場の女』(こちらは未読)の翻訳者であり、現在ひまわりめろんの中でプチブレイク中の加賀山卓郎さん なんとあのジョン・ディクスン・カーの翻訳も手...続きを読む掛けていらっしゃいました 翻訳者さんで選書するのを「通」だと思っているワタクシですので、早速かの有名な『三つの棺』を読んでみましたよ! (『処刑台広場の女』はまだ読みません、焦らすね〜) もちろん海外古典本格好きのワタクシが『三つの棺』を読んでないわけがありませんので、一応再読ということになりますが、前回は三田村裕さん訳でした 今回は「新訳」と銘打ったものだけあって、いや〜読みやすかった!ちゃんとは覚えてないけど三田村裕さん訳はもっと難解だった気がするな〜 今の子たちはほんと幸せよね この幸せを活かしてどんどん読んでほしいわ古典ミステリー もうすごいから 本作『三つの棺』も、もうすごいです カーが生み出した名探偵のひとりフェル博士が活躍する密室殺人ものなんですが マジで、マ!ジ!で!教科書です あらゆる意味で密室殺人の教科書と言える作品で、これ読んだことない人は本格ミステリオタクとは認めてもらえません 本棚にこれない人は神保町にある社団法人本格ミステリオタク協会の会員資格を得られません 受け付けで追い返されます「こちとらボランティアじゃないんだよ!」とガチギレされます「非営利違うんかい!」言っても「税金払っとるわ!」とさらにキレられます もう読むしかないわな『三つの棺』こうなる前に 次は加賀山卓郎さん訳何読もうかな〜(『処刑台広場の女』違うんかい!)
ディクスン・カー2冊目。 こちらも難しいのかと思いきや、とても読みやすかった。 勝手に1人で『十角館の殺人』登場人物フェアをやってるので、海外古典ミステリーにだいぶ慣れてきたのか?はたまた新訳版のおかげなのか? はい、間違いなく新訳版のおかげです(^.^) 全体的に古典ミステリーの仄暗い雰囲気を...続きを読む感じつつ、新訳版のおかげで普通に読めるなんて本当にありがたい。 冒頭から「人は棺から抜けだすことができる。自分もやったことがある。」と話す謎の男が出てきて、すぐに惹き込まれる。 三つの棺の謎や、密室の部屋から消えた謎の男が知りたくて一気に読んでしまった。 予想外の真相で、さすが不朽の名作。 作中で密室講義が聞けるとは! フェル博士のありがたい密室講義は勉強になった。 クリスティーだけではなく、やっぱり海外古典ミステリー好きだなぁ。
図があるにもかかわらず物の位置関係をきちんと把握できない自分の空間把握能力のなさのせいでこのお話のトリックを100%理解できず…お話自体は非常に面白いです!
凄かったけど凄すぎて腑に落ちてない所や理解が追っついてない所がちょいちょい有るので、1から全部読み返したい。素直になるほど!!ってなれなかった。腑に落とさせてみせる(?)ぞ
以前にも読んだことはなく初読でしたが、なるほど、『火刑法廷』と並ぶカーの代表作の1つとされるだけあり、このトリックというか謎解きは今読んでも練られておりかつ意表を突きすごい。(練られすぎているが故やや無理は感じるものの) 個人的にはどうもカーはストーリーに没入出来ずに好きな作家ではないのですが、第...続きを読む17章の「密室講義」が無くとも確かに古典として残る名作と思います。そして、その密室講義が作品に色を添えていることもまた事実。
密室講義を読むために本作品を手に取ったと言っても過言ではありませんが、実際にこの作品で使われたトリックが発端となりその後様々なミステリに使われていると思うと、当時これを考え出したことが如何に偉大なことか思い知らされます。
かの有名な「密室講義」は素晴らしい内容ですし、名探偵自ら架空の存在であることを認めてしまったメタ発言が楽しいです。ただ、どうしても冗長に感じてしまうのが残念なところです。 本書の密室トリックは理解出来ない部分があって微妙に感じるものの、全体的な仕掛けや犯人の隠匿方法と有機的に結び付いている所が秀逸で...続きを読むす。
密室の王者の異名をもつ作者の代表作の一つ。 その作者による〈密室〉に関する講義もおさめられている。 今までの新訳が読みやすかったからか、今回はちょっと読むのに時間がかかった。それでも全ての謎が解ける終盤は息つく暇もないぐらい一気に読んでしまった。 内容的には星5つだけど、個人的に感じた読みにくさ...続きを読むで星一つマイナス。
密室ミステリーの金字塔とのこと。 確かにアクロバティックなトリックでしたが、内容というか、題材的には、以前読んだ「火刑法廷」の方が面白かったなぁ。あっちは、トリッキーな結末でもありましたし、ちょっと本書はシンプルな印象。
常識人のグリモー教授が密室で銃殺される。その直後には犯人と思われる男もまた、信頼できる目撃者たちの前で銃殺された。二つの密室の謎を解く鍵は三つの棺が描かれた絵?フェル博士が解いた謎とは。 有名な「密室講義」が最高。コレは名作→ 個人的に訳が合わなくて(新訳版なんだけど古き良きクラシカルな翻訳っぽい...続きを読む)なかなか入り込めなかったんだけど、密室講義以降はぐいぐい引き込まれた。 内容的には好きではないけど、この密室トリックはすごい。よく考えたなーと思う。最後まで読んで冒頭に戻ると「なるほどなー」ってなる。
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三つの棺〔新訳版〕
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ジョン・ディクスン・カー
加賀山卓朗
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