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完全犯罪を成し遂げた者が集うパーティが開かれる館。新聞記者ジェイコブと名探偵レイチェルは謎の女にパーティへ招かれるが……
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Posted by ブクログ
★5 法で裁かれなかった犯罪者たち、背後にうごめく俗悪な企みをレイチェルが裁く… #モルグ館の客人 ■きっと読みたくなるレビュー おもろいわー、また★5をつけちゃう。 個人的には前作より躍動感があって好きですね。その分ミステリアスでスリラー要素は少なくなったと思うけど、怪しげなキャラが新たに出て...続きを読むきて、不穏な雰囲気は相変わらずです。 今回の物語は、犯罪の容疑をかけられ、からくも死刑を免れた人たちの背景をレイチェルが追っていく。一方、女性の犯罪学者レオノーラも同じ事件を調べており、とある関係性からレイチェルにも近づいていくという筋だて。館が舞台になるのは終盤で、もちろんそこからひと波乱あったりします。 ただタイトルに館の名前が入っていますが、密室殺人やクローズドサークルを期待してはいけません。安心してください、ちゃんと別の意図があります。 まず本シリーズの推しポイントは、Coolさですよね~。始まりがいきなりエピソードからですよ、プロローグではありません。第一章の第一文から惹きつけられるし、場面も葬儀列車で雰囲気がカッコイイのよ。レイチェルが吐き出すセリフがいちいち謎めているし、このキャラの引力には毎回ヤラれます。 例によって何が起こっているのかよくわからない。犯罪学者レオノーラも敵なのか味方なのかよくわからんし。ただ間違いなく背後にうごめいているものはあって、怪しい人が誰なのかも明確にわかる。この緊張感と戸惑いがたまらなく読み手をソワソワさせるんすよね。 あと大好きなのは主人公レイチェルと記者のジェイコブのコンビぶり。二人とも同じ正義感を持っているのに、価値観や犯罪へのアプローチがまったく違うんですよ。レイチェルは狡猾、扇動するのが上手。その一方レイチェルの生真面目で素直なんです。なんか姉弟のように微笑ましく見えてくるんすよね。ま、かなり歪な関係性ではあるんだけど。 終盤、一連の物語の謎が明かされるんですが、とても直視できない真相でして… 自分都合で考える人間たちに吐き気がしました。そして終わりには、すっかりレイチェルに魅了されてしまうのです。 ■ぜっさん推しポイント 仕事や人間関係など、世の中には様々な問題がある。我々は幸せで正しい人生を歩むために、日々どういう判断をしているのでしょうか。 時には誤った判断をしてしまい、他人に迷惑をかけることもあるかもしれません。でもそうならないために、世の中には法律やルールというものがある。 ただ法律と正義、価値観と秩序は違うもので、人それぞれに微妙な隙間があるんです。その隙間を多少なりとも正しく埋めるのが倫理観というやつなんですが… その難しさや不条理さをつぶさに描いたのが本作なんだと思いました。
謎が多すぎて前半はなかなか入り込めず すすまなかったけど、またジェイコブとともに レイチェルの手のひらで転がされるのは 悪くない感覚。 あらすじからは、レイチェルが謎の女性にモルグ館に招待される館もののミステリーだと思っていたけど、だいぶ後半まで館にはいかない笑 館に行ってからは怒涛の展開で、明かさ...続きを読むれる壮大な謎により、小さな出来事がどんどん繋がってそうだったんだ…!のなるのも素敵。 次作もレイチェルに会いたいです。
殺人を犯しながらも死刑判決を免れた者達が集うパーティに名探偵レイチェル・サヴァナクと新聞記者のジェイコブが館の主人しにて犯罪学者であるレオノーラに招待され、そこで殺人事件に遭遇する本格ミステリーで、終始挟み込まれる意味深な描写やレオノーラの不気味な人物像、そしてレイチェルの鮮やかな推理劇に手がかり...続きを読む探しなど最後まで余すところなく楽しめた。
モルグ街の殺人を想起させる題名。 レイチェルシリーズ第2作 第1作に引き続き、レイチェルのミステリアスな魅力は、他に変え難い。 序盤から伏線張りまくりで、どういうことだったのか理解できぬまま進んだ場面もあったが、最後に全てつながり気持ちよくなれる。 「手がかり探し」も面白い。 ぜひ皆さんも。
ヨークシャー北部の古い村、モートメインの岬の突端にあるモルグ館と呼ばれる館。名探偵レイチェル・サヴァナクと新聞記者のジェイコブは、館の主人にして犯罪学者のレオノーラから館で催されるパーティに招待される。殺人を犯しながらも、法で裁かれなかった者たちが集うパーティの真の目的を探るうち、レイチェルが直面す...続きを読むる意外な殺人事件とは? シリーズ第2作。後半、怒涛の展開にびっくり。
死んだはずの“幽霊”殺害を起点に、レイチェルが次の犯罪を止めるべく網の目を張り巡らせて真犯人を館に追い詰める、待望の続編! 無罪判決になった複数の事件の真相はなんだったのか、なぜ“幽霊”は殺されたのか、レイチェルと互角に渡り合う犯罪学者レオノーラの目的はなんなのか…ストーリーが8割まで進んでもまだ...続きを読む着地点が読めなくて、今回も読者に推理する時間を与えない吸引力の高さだった。 自身の出生が大きく関わっていた1作目と違って、レイチェルが謎解きを楽しむ探偵の役割に徹していたので、前作で彼女が見せた修羅のような非情さは薄れている。でも相変わらず優雅で冷静で、子犬を転がすようにジェイコブを使い倒すw 読み終わってみると、殺人犯の動機は拍子抜けするほど定番だったけど、そう思うのはたぶん種明かしされたワトソンの心理。「なーんだそんなことか」 また、前作よりもマーサの口数が増えた。そのぶんレイチェルとマーサの仲の良さや彼女らの秘めた内心の描写がちょっとした憩いになった。 もしかしたら次回は薔薇か百合のどちらを選ぶか迷うジェイコブが見られるかも…?どっちを選んでも勝てそうにないけど。
登場人物も沢山、内容も複雑に絡み合って、これで果たして解決するのかとドキドキしながら読んだが、杞憂に終わった。レイチェル・サヴァナクと言う女性が探偵ぶりを発揮するイギリスを舞台にしたミステリー。人物のキャラもしっかりしてて、特にレイチェルに使えるトルーマン家の3人と私も友達になりたい程。
今回も、もつれにもつれた展開。退廃的な雰囲気も相まって読み応えあったのですが、前作のインパクト超えられず、、。普通の話になっちゃった感じです。ラスト、何でこんなこと考えつくかな、とレイチェルの洞察に舌を巻きました。あっぱれではあり、この時代性考えたらこういうことはあるのだと思いますが、モヤっと感は残...続きを読むりますね。巻末に手掛かり探し、なんていう親切設計があり、伏線見落とし民に実に親切。これからも読んでいきますよ!
殺人を犯しながらも、法で裁かれなかった人が集まる館…とあるけれどそこに行くまでが長い!半分以上過ぎてからやっと館到着です。 話が面白くないわけではなくて、本のあらすじ書く人の問題。話自体はどういうふうになっていくか先の読めない展開と結末になんとも言えないモヤモヤが残る。(嫌いではない)一癖ある名探偵...続きを読むなので続きも出たら読みたい限り。
死刑判決をすんでのところで回避した3人の「容疑者」を自らの館に招き、完全犯罪の話をしようと持ちかける犯罪学者や、警察も手を出せない怪しげなクラブの存在など、好奇心唆られる物語が繰り広げられてて楽しかった ただ、メインのパーティの描写がマジで終盤だから、あらすじ見て気になった人は焦らされた感じになる...続きを読むかも 前の部分がメインじゃないとはいえ、「チェーホフの銃」のメタファーの通り不要な部分では全然ないしちゃんと面白いから、そっちも読むべし
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モルグ館の客人
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マーティンエドワーズ
加賀山卓朗
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