クララとお日さま

クララとお日さま

1,650円 (税込)

8pt

AIを搭載したロボットのクララは、病弱な少女と友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作

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クララとお日さま のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月12日

    筆者は作品についてのインタビューで、AIや機械の合理性と人間がもつ感情について、さまざまな視点からコメントを残しています。
    「中庸」
    AI(技術や合理性)が社会にもたらす善悪
    人間(感情や非合理性)が社会にもたらす善悪
    双方の面を咀嚼していかなければと感じました。

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    Posted by ブクログ 2024年04月10日

    AIの一人称視点で書かれているので、読み手がAIに同化していく感覚がおもしろい。『侍女の物語』のときも思ったが、情報量が少なくても、書き手が知ったことと読み手がもらえる情報が同量だと、フェアでストレスを感じにくい。
    人を人たらしめるものはなにか。感情を持ったAIは人と同じと言えるか。信仰を持ったAI...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月05日

    これを『ジョジョ・ラビット』『ボーイ』の監督が撮ると思うと胸が痛い。そしてどの役が監督なのかも大体わかった。

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    Posted by ブクログ 2024年02月25日

    AIを主人公に、関わる人々の願いの機微を、AIの視点で捉えながら描かれている。お日さまに対する願いや、関わる人を何とか救いたい、という願いを持つAIはAIとしての心をすでに獲得しているように思った。また、継続、に関わるところで、心の全てを解析できた、とする人がいる一方、そこに全てはなく、その人の関わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月22日

    AIロボットのクララと人間との交流を描いた作品。語りの視点がすべてクララであるところが非常に斬新さを感じる。一方で、人間とは機能や能力の差があるため、周囲から見た視点などを補いながら読む不都合さみたいなものはある。ただ読み終えた今では、その不都合さが逆に、読み手にあらゆる感じ方を与え、作品のすばらし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月18日

    AIが主人公という本作、壮大なSFかと思いきや、心に迫り来るストーリー。
    死とは、生とは、人をその人として形作っているものはなんなのか、感情なのか情報なのか、心とはどこにあるのか?考えさせられました。

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    Posted by ブクログ 2024年01月03日

    少女ジョジーを巡った様々な愛が描かれた温かく、そして少し切ない物語。
    AIが主人公であることも面白かった。

    携帯やPCにももしかすると感情があるのでは無いかと思うと、もっと物を大事に扱おうと思った。

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    Posted by ブクログ 2024年01月02日

    文脈からどんどんとフラグが回収されていき、予想外の展開に。ハッピーエンドで終わったことや、クララの言葉の深さなど、満足感が高かった。
    普段小説を読むのに時間がかかってしまうのだが2日ほど集中して読み終わりました。

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    Posted by ブクログ 2023年11月26日

    最初は設定を理解するのにやや手間取る感があるが(でもこれもイシグロ作品ならではの楽しみ)、ラスト1割が素晴らしすぎる。語り手としてAIを活用することで人間への様々なメッセージを込めているのがとても巧みだと思った。

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    Posted by ブクログ 2023年11月20日

    そう遠くない未来のお話のような気もするし、人間の利己的さにやはりがっかりするし、第6章のクララの情景や気持ちを考えると、そのあとの解説が頭に入ってこないくらい余韻が深くて涙がほろほろ。素直に読んで良かった。

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