越前敏弥の作品一覧
「越前敏弥」の「シークレット・オブ・シークレッツ」「インフェルノ(角川文庫 上中下合本版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「越前敏弥」の「シークレット・オブ・シークレッツ」「インフェルノ(角川文庫 上中下合本版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東京大学卒。ミステリー小説の翻訳を多く手がけている。また、翻訳ミステリー大賞の創設に携わっている。
Posted by ブクログ
キャサリンとラングドン教授が真実に近づいていく。CIAの界域を生み出すプロジェクトと、キャサリンの出版物をなんとしても止めようとし、命まで狙っている狙いと背景が明らかになっていく。大使館、キャサリンとラングドン、CIAそして、サーシャとその庇護者であるゴーレム。ゴーレムの正体が、実は複数の意識を持つ多重人格であったことがキーとなり、すべての謎が一つになっていく。CIAの陰謀、野望と、サーシャ。アメリカに行きたいという映画を見ていたストーリーなど、伏線も回収しながらマンハッタンのシーンで終わりに向かって収束する壮大なストーリー。シークレットオブシークレッツ、秘密の中の秘密。
文中で何度か交差する
Posted by ブクログ
収録されている短編のうち「魔女のパン」がいい。テーマは、小さな親切、大きなお世話、だろう。
主人公ミス・マーサは、善意を施した相手に迷惑だと怒鳴り込まれ、善意の自分像をあっさり捨てられた女性だ。その姿勢は健全だ。ともすれば、いったん芽生えた善意を取り下げられない人は、実に多いからだ。行き過ぎた善意の押し付けと、それに対する反発は、今日に至るまで社会の対立軸としてあちこちで見かけるもので、読後に得られる教訓に古さを感じない。
説教じみていないところもいい。マーサの場合、その善意は相手から好かれたいという下心でもあった。宗教的な隣人愛ではなく、少し下世話で、妄想の様子は少女マンガ的でもある。
Posted by ブクログ
圧倒されました。息つく間もないくらいの目まぐるしい展開に一気読み必至。うまく行きすぎでは、、と思える場面もありはしたけれど、ストーリーの勢い上不可欠。最後まで楽しめました。6作目にしてまだ新しい世界を見せてくれるダンブラウン氏の力量に感服せざるを得ません。この先何を見せてくれるのか、生きている限り見届けるべく元気で意識保って新作を待つ決意です。終活考える世代に近づきつつある年代としては、死に対する考え方が少し変わり肩の力がやや弱まりました。アカデミックな部分が読み飛ばせないほど充実していて、メモとりまくり。GABAというワードは決して忘れません。
Posted by ブクログ
『シークレット・オブ・シークレッツ』を読み終え、心地よい高揚感に包まれている。
息を呑むような逃走劇、キャサリンの遺した未発表原稿の謎、そして暗躍する組織と「ゴーレム」の正体。
重層的なプロットに、一気に物語の深淵へと引き込まれた。
この小説の真の魅力は、物語の中に散りばめられた膨大な知見にある。作中に登場する研究結果や哲学、歴史的背景に触れるたび、自ら調べ、画像を検索する手が止まらなかった。
それはまるで、プラハの街を実際に歩き、歴史の息吹を感じる「知の旅」をしているかのようだった。
ダン・ブラウンの鋭い先見性が示す未来は、今はまだフィクションの域を出ないかもしれない