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次から次へと殺人を犯し、ニューヨークを震撼させた連続絞殺魔〈猫〉事件。すでに五人の犠牲者が出ているにもかかわらず、その正体は依然としてつかめずにいた。指紋も動機もなく、目撃者も容疑者もまったくいない。〈猫〉が風のように町を通りすぎた後に残るものはただ二つ――死体とその首に巻きついたタッサーシルクの紐だけだった。過去の呪縛に苦しみながらも、エラリイと〈猫〉の頭脳戦が展開される! 待望の新訳版
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Posted by ブクログ
原題 CAT OF MANY TAILS Ellery Queen 1949 このままで終わるのか、裁判か。お。 荘厳なエンディング。どうだ、こうか。 奇妙な違和感。 大勢の兄弟。常に妊娠していた母。 自分の子供は二人も死産。 誰が犯人なんじゃ。ああ。 こんなミステリー、小説、本を読むために読書...続きを読むしてるんだ。もっと、楽しい読書をしなくちゃ。できるだけ(生きて読書できるだけ)楽しむぞ。素晴らしい、作品。 ぼっとしている時間はない。どんどん読み進めよう。楽しもう。
ライツヴィルシリーズの「十日間~」の次にエラリーが取り組んだ事件。いやあどこをとってもお見事。 ライツヴィルでの苦い挫折の経験を経て、探偵の真似事を辞めると宣言したエラリー。彼を再び事件の現場へと引き戻したのは、ニューヨークでの無差別連続殺人事件だった。 郊外の都市で起こったライツヴィルの事件とは...続きを読む異なり、大都会NYでの事件の描写、特に市民が自警団を編成してパニックから暴動へと至る流れが、ここ2年のコロナでのパニックを見ていると頷ける所が多くて面白い。そしてさらに、探偵の背負う「業」について、精神科医と語り合うところ、シビれました…。
(電子書籍)とても面白かった。私にとってこれが初エラリイ・クイーンなので、これを読んで良かったと思った。 正体不明の殺人鬼『猫』によって不安にさせられ混乱する市民はまさに現在のコロナショックと重なり、それもとても興味深かった。 これが初めてなので詳細はわからないのだが、これより前に挫折を経験したらし...続きを読むいエラリイ。シリーズの途中でそんな一面を出されると、次より前が気になるというもの。それが少し悔しいが読むと思う。
エラリークイーンものの中では傑作と言われている作品のひとつですね。新ジャンルを生み出した意味でも興味深いです。 ニューヨーク中を恐怖に陥れた連続絞殺魔〈猫〉事件。5人の犠牲者が出ているが、手がかりも目撃者もいない。ただ死体とその首に残されたタッサーシルクの紐があるだけだった。過去の事件で一度は引退...続きを読むを決意したエラリーだが周囲に懇願されて犯人と対峙する。そして捜査陣に精神科医も加わり多角的に操作は進む。しかし殺人はその後も続き被害者は9人にまで及ぶ。 エラリーは作中で複数殺人のABC理論というのを持ち出します。犯人がDを殺したい時に捜査を混乱させるためにABCという3人の無関係な人を先に殺して撹乱するという理論です。これは敢えて名前を出しませんがライバル作家の有名なトリックで「九尾の猫」が発表される13年前に出版された傑作ミステリのネタですが。今回の事件もその手か?と思わせておいて、この話は当時では前例のない新しい手を考えてます。 それはサイコキラーものなのです。とはいえ当時のクイーンはフェアに拘ってますから、数少ない登場人物の中から犯人を見つけ出すわけです。連続殺人を繋ぐものは何か。本の扉にある〈登場人物〉は読書中は見ない方が良いです。犯人候補が恐ろしく縛られるので途中で犯人の見当はつくのですが、可能なのか⁈という思いはあるもののそこはエラリー・クイーンですから、細かいことは置いといて、なわけです。 被害者の弟マッケルと、別の被害者の妹セレストの2人が恋に堕ちていちゃいちゃするのも、読んでてイライラさせますが、ご愛嬌ですね。
なんだか釈然としないまま終わるなと思ったら、そういうことかという結末だった。総合的にはもちろん面白かった。犯人像も動機も悪くなかった。が、伏線の要素が弱かった気がする。あまり手掛かりの無かった状態から、ある情報の発見で急展開を迎えるので、細かいことを言えばちょっと強引に感じなくもなかった(事件の性質...続きを読む上そうならざるを得ないが)。
面白かった!! 表現が詩的なところもあり、皮肉たっぷりのところもあり、読み物としても楽しい。悩めるエラリィを応援したくなる。 犯人は途中でそうかなぁと思ったけれど、分かっても最後まで一気読みさせる。
エラリークイーンの国名シリーズを読み終えたので、他の作品もと読んでみた。連続殺人。混乱する市民。犯人を特定するにあたった推理。ミステリーファンにはたまらない作品だった。
ニューヨークを舞台に連続絞殺事件が起こる。手がかりもなく、目撃者も容疑者もまったくいない。“猫”と呼ばれる犯人が残したものは死体とその首に巻きつけたタッサーシルクの紐だけだった。前の事件で自信を無くしたエラリーは、関わり合いになりたくないと思うが、周囲の勧めもあって調査に乗り出す。 エラリーの落ち込...続きを読むみ具合がひどく、事件解明も遅々として進まずもどかしい。 次に誰が殺されるのか、被害者の共通点がわからずパニックを引き起こすような連続殺人事件。そして殺害動機。昔の作品なのに、古さを全然感じない。
久しぶりのクイーン。ちょっと違う感じがするのは彼のせいか、私が歳をとったせいか… 彼女にそれだけの事が本当に出来たのかという疑問が私には残っている。
これも驚きのエラリークイーン。 シリアルキラーの先駆けらしい。 クイーンを順番に読んでみたくなった。 2人の作家って、やっぱり特殊だな。
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九尾の猫〔新訳版〕
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エラリイ・クイーン
越前敏弥
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