ロンドン・アイの謎

ロンドン・アイの謎

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

12歳の少年テッドは、姉のカットといとこのサリムとともに、巨大な観覧車ロンドン・アイに乗りに出かけた。チケット売り場の長い行列に並んでいたところ、見知らぬ男がチケットを1枚だけくれたので、サリムだけがたくさんの乗客に交じって、観覧車のカプセルに乗りこんだ。だが一周して降りてきたカプセルにサリムの姿はなかった。閉ざされた場所からなぜ、どうやって消えてしまったのか?──「ほかの人とはちがう」頭脳で大人顔負けの推理を駆使する少年テッドが謎解きに挑む! カーネギー賞受賞作家が贈る、清々しく胸を打つ長編ミステリ。/解説=千街晶之

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ロンドン・アイの謎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2007年発表。シヴォーン・ダウド作のヤングアダルト作品でありながらミステリの旨味も凝縮された満足度の高い一作。YA作品の魅力でもある子どもたちの溌剌さや元気の良さはもちろん、大人との衝突や、他者との交流を経て成長していく様が存分に描かれている。ミステリの面では、解決に至るロジカルな探偵の思考がシンプルに面白いし、納得させるだけのキャラクター造形がさすが、の一言。探偵のユニークさに関しては、思考の細やかな描写と視点が読みやすさを加速させている。あとは、地味にミスディレクションがかなり巧みで最後まで翻弄されてしまった。

    0
    2026年08月24日

    Posted by ブクログ

    本格ミステリど真ん中といった感じで読んでいて気持ちの良い作品でした
    テッドとカットのコンビネーション、事件を通して描かれる2人の成長も見どころです

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    ロンドンアイと呼ばれる巨大観覧車に乗ったいとこが消失(一周しても降りてこない)どこに消えたのかを主人公の二人が追う。

    子供が小学校高学年になったら読むかな?
    と思って単行本を買おう買おうと本屋に通ってたもののいつのまにか消えてしまい…

    文庫化でようやく入手、大人が読んでも面白い。
    複雑なものを読みすぎてきたので、ストーリーの線はシンプルな構造と感じるけれど、主人公と姉のコンビのキャラクターが良くて読んでしまう。

    ちゃんと仮説を用意して、一つずつ潰していく方法で推理するのだけどワープや自然発火による消失など突飛な案もいったん挙げるテッドの頭の柔らかさ(別の固さもあるけど)がいい。

    アストリッドとラファエルというドラマを見てるので、テッドを見てるとアストリッド(テッド同様障害を持つが高度な推理力を持つ)を思い出すし、解説文にアストリッドの名前が出てきた時は嬉しかった。 続編は絶対読む。

    0
    2025年06月12日

    Posted by ブクログ

    文庫化を待ってました。評判に違わず、いいですね。人物描写がしっかりしていて、特に主人公のテッドがいい。

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    語り手が特殊な人物に焦点化していると、やはり面白い。
    子ども向けのようで、実にロジカルなのがとても魅力的。いいね!

    0
    2025年04月17日

    Posted by ブクログ

    書店で「グッゲンハイムの謎」という文庫本を手に取り興味をもちました。どうやら第一弾があるみたい、、、それが「ロンドン・アイの謎」この本でした。
    主人公のテッドは特別な頭脳の12歳の少年で何とは書かれていませんが訳者のあとがきにおそらく
    アスペルガー症候群と推察と書かれています。
    テッドのいとこサリムが巨大観覧車ロンドン・アイに乗ったはずなのに降りて来なくて行方不明になってしまいます。
    テッドの姉カットと2人でサリムを一生懸命探します。
    テッドが9つの仮説を推理していくところは面白いです。
    カットは時々テッドに意地悪を言ったりするけれど
    テッドを思いやるところもあるし、テッドの姉でいることが大変であることもわかりました。
    少年少女向け小説だと思いますが、簡単ではない
    推理小説です。
    次は「グッゲンハイムの謎」を読みます。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    ちょっと人とは違う普通じゃない男の子、そんな子が消えた従兄弟を探すストーリー。
    子ども目線だから分かりやすいストーリーながらも、変わった子ならではの視点がいい感じに刺激になっている。確かに初めての翻訳ミステリにはもってこいの1冊だな、という感じ。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)謎解きたかったけど無理ですた。

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]彼は確かに乗り込んでる。

    0
    2026年02月13日

    Posted by ブクログ

    児童文学としても、ミステリー小説としても読み応え十分だった。少年名探偵テッド•スパークは、アスペルガー症候群だろうが、彼独自の世の中との関わり方や特性が読者にとてもわかりやすく伝わる。例によって、学校では、人間関係がうまく築けていないし、家庭でも、基本的には暖かく見守られているが、なかなか受け入れてもらえない部分もある。でも、そんなテッドだからこそ見えていることが、この事件の解決につながる。
    作者は生前、二作品しか発表していない。本当に惜しいことである。草稿をもとに没後に発表されたものも数冊あるらしいので、しばらくは、はまって読みそう。

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    阿津川辰海さんが、帯で貴方が一番最初に手に取る翻訳ミステリにして欲しいと書かれていたように、ティーンからでも楽しめる一冊だったと思います。

    殺人事件は起こりません(人が亡くなる描写はあるものの)

    失踪した従兄弟を兄弟で探し出す話なんですが、とても読みやすく、なんだか、あったかい物語でした。
    ティーンの方が。しかも姉がいる弟が読むと、あー!あるある!わかる!って共感がより出来るんじゃ無いな(笑)

    0
    2025年07月22日

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