エラリイ・クイーンの作品一覧
「エラリイ・クイーン」の「悪の起源」「アメリカ銃の秘密」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「エラリイ・クイーン」の「悪の起源」「アメリカ銃の秘密」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
ヴァン・ホーン事件の後探偵業から身を引いていたエラリイのもとに、NYを恐怖に至らしめている連続殺人者〈猫〉の調査依頼が到来した。
結構病みモードだからなかなか引き受けないだろと思ったら意外にすぐ乗り気になるエラリイ。君のそういうところが好きだ。
さて、一見共通点が全く見えない被害者たち。年齢、性別、犯行の間の期間など、特にパターンは見えない。だが、年齢が下がっていっていること、女性が多い割には既婚率が低いところなど、かなり薄い手がかりから犯人を見つけていくのはとても面白く、一気読み必須だった。
星5のポイントとなったのは、セリグマンと会話するシーン。わざわざウィーンまで飛び、真犯人が誰かを心理的な観点を踏まえて解説していくエラリイ。こいつまた専門外のことをと思いつつ、動機の面を掘り下げていくのは彼らしい。まだ間に合うと父に電話をするが、その頃にはもう手遅れだった。また失敗したと嘆くエラリイにセリグマンは、「神は唯一にして、他に神なし」という言葉を送る。
この一言に尽きる。自分の動き一つで人の生死を分けられると考えているのは、傲慢ではないか。まぁ十日間の不思議のラストはちょっと手を下しすぎ感あるけど、エラリイがなにをしていようとみんな同じ未来を歩んでいたかもしれない。そこは思い上がるなよって釘を刺すところがよかった。
Posted by ブクログ
掻き乱された。
エラリィはジムヘイトの事件、フォックス家の事件においても、自己解釈で結末を決めている危うい点があった。
彼は探偵ではなく作家で、かつ犯人が裁かれても誰も救われないという状況ではあったが、その危うさが今回取り返しのつかない自体になってしまった。
探偵が、犯人に自殺を進めるなんてことがあっていいのだろうか。
探偵に、失敗は許されるのだろうか。
後期クイーン問題と言われるジレンマが刺さり過ぎてなかなかしんどかった。
あと今回、太字でエラリィの心の声が入っているのがすごく好きなポイントだったんだが、かき乱されてしまったから気づけなかったのかな。ハワードたちに対する怒りがなければ脅迫者が誰だったのかなんてとんでもなく大切なポイントを無視して推理するなんて考えられないよね。