エラリイ・クイーンの作品一覧
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Posted by ブクログ
掻き乱された。
エラリィはジムヘイトの事件、フォックス家の事件においても、自己解釈で結末を決めている危うい点があった。
彼は探偵ではなく作家で、かつ犯人が裁かれても誰も救われないという状況ではあったが、その危うさが今回取り返しのつかない自体になってしまった。
探偵が、犯人に自殺を進めるなんてことがあっていいのだろうか。
探偵に、失敗は許されるのだろうか。
後期クイーン問題と言われるジレンマが刺さり過ぎてなかなかしんどかった。
あと今回、太字でエラリィの心の声が入っているのがすごく好きなポイントだったんだが、かき乱されてしまったから気づけなかったのかな。ハワードたちに対する怒りがなければ脅迫者