あらすじ
悪名高い上院議員が殺された。遺品の中からは、いわくありげな小箱と、ある囚人からの復讐をにおわす脅迫状が発見された。しかもその男は、最近出所したばかりだったのだ……現代的な女探偵の先駆ペイシェンス・サムと老探偵ドルリイ・レーンの見事なコンビぶりを描く型破りの本格探偵小説。新訳決定版!
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Posted by ブクログ
XYZのうち、Zが一番好きです。
サム警視の娘の素人探偵が活躍するので、一番、身近に感じることができ、とても馴染めます。
Xは、恐る恐る読みました。
結末までの長い道のりでした。
Zは、楽しみながら読むことができました。
ミス サムが、結局誰を好きになるのだろうというのが、一番の興味の対象でした。
XYZを比較して、みると、3作に共通して出てくる人物を、第三話で客観化したところに、シリーズの起承転結があって面白しろいと思いました。
シリーズものを書くときの参考にしたいと思いました。
Posted by ブクログ
多分受けるイメージはこうでしょう。
「地味」「面白くない」「期待はずれ」
私もそう思いました。
しかもずーーーっとある男の無実追及だし。
退屈するな、と。
でも本当の楽しみは
最後、レーンの話にあるわけで。
そう、ワクワクさせる要素があるんです。
そこがお楽しみ。
そして、26人が消去され、
最後の一人になったとき…
はっとさせられることでしょう。
短気な人には向かない作品。
でも通な人にはとても面白い作品。