あらすじ
悪名高い上院議員が殺された。遺品の中からは、いわくありげな小箱と、ある囚人からの復讐をにおわす脅迫状が発見された。しかもその男は、最近出所したばかりだったのだ……現代的な女探偵の先駆ペイシェンス・サムと老探偵ドルリイ・レーンの見事なコンビぶりを描く型破りの本格探偵小説。新訳決定版!
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匿名
「Xの悲劇」「Yの悲劇」の時とはレーンの様子が明らかに違っていて、随所で感じる老いに寂しい気持ちになりました。探偵役としてペイシェンスも悪いではありませんが、個人的にはレーンの活躍が見たかったので、前半はちょっと退屈だったかな。ペイシェンスの恋にも少なからぬページが割かれていましたが、感情の動きがわかりにくくて物足りなかったです。