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Posted by ブクログ 2023年09月11日
96点:「ぼくならできました」
エラリイクイーンが単なる外部の観察者ではなく、事件の当事者として裁判で証言をする。名探偵というものと行動の不自然さ、一般常識とミステリロジックの衝突、世間からみた探偵のいかがわしさが裁判の中であきらかになり、ただそういったものをロジックで突破するところは大きな爽快感...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月21日
国名シリーズを読み終えてからの、災厄の町。
キレッキレのエラリーに馴染んでいたので、しがらみに埋もれてなかなか動けないエラリーが、風采が上がらないように見えて、もどかしい。。
ただ、背後に不穏な音楽がずっと流れているようでざわざわしながら、先へ先へとページを送りました。
排他的な集団の結束や、親し...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月11日
こ、これは面白い!
ライツヴィルという町を舞台にしたシリーズの第一作目。田舎の空気と、名家の人たちのあれやこれやから、事件が起こり、エラリィは隣人として関わっていきます。
お父さんがいないのが寂しい…ですが、エラリィの客観的立場の観察と、時々入れ込んでしまうところとか、絶妙な感じです。
真相もよく練...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月30日
ライツヴィルの名士の家で起こった毒殺事件。夫が資産家の妻を殺そうとしたという実に単純な、しかし考えてみれば奇怪な事件にエラリイ・クイーンが挑むミステリ。
事件が起こって以降のライツヴィルが本当に嫌です。まあミステリではありがちなんですがこういう閉鎖的な村だとか町だとか。疎外されてしまうほうからすれば...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月29日
ライツヴィルものの第1作。
謎解きももちろん素晴らしいのだけど、今回読んでみてそれ以上に感心したのが、ライツヴィルの街そのもの。
無責任で、人の不幸を待ち望み、煽るためなら嘘も厭わない街の人たち。これって現代と何らかわらない。ことにネットではなおさらで、人の本質ってものはこういうものかと納得してしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月22日
読み了えてみれば、犯人はこの人しかいないだろうと思えるのに、そのこの人が解らない。今回もしてやられた。
なかなか事件が起こらず、ページを繰る手が進まない。「クイーンの最高傑作」というお墨付きを信じて読む。
エラリイ、モテモテである。ニッキーやポーラはどうなったのだろう?
1940年といえば太...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月24日
評判の良いライツヴィル物。再読になるが、読み終えた今も全く覚えてないし思い出せない(^^;;。が、読んで良かった印象。懐かしいエラリイ、再度逢えただけで満足してる。新訳のハヤカワ文庫、かなり分厚いし。邦画「配達されない三通の手紙」も観てるはず。暇があれば発掘します。また、ミステリーの古典物、再読し...続きを読む
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